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ディープインパクト天皇賞(春)制覇を受けての海外の反応

2006-05-01 23:56:07 | 競馬雑感
 先日のディープインパクト天皇賞(春)制覇を受けて、海外のマスメディアはどのようにこのニュースを伝えたのかと思い。探してみた。

 まず、アメリカのblood horseから(記事)
ここで、気になったのは最後の一文。Deep Impact is expected to travel to Europe, where he will likely face a rematch with Heart's Cry, the only horse to ever beat him.
これを読み、本当に海の向こうで日本の2強が雌雄を決する時代がやってきたのだと感じました。もはや、ハーツクライもディープインパクトも日本だけではなく国際的な著名度を持つ馬になってしまったのですね。

 で、イギリスのSporting Lifeから(記事)
タイトルがいきなりDeep makes huge impactときたもんだ。ここの記事でも最後に、The only horse to have beaten Deep Impact is Heart's Cry who was last seen beating Collier Hill in the Dubai Sheema Classic in March.とあるようにここでもハーツクライ。最早、ディープの記事が出ればハーツクライが出、ハーツクライの記事が出ればディープの記事が出る表裏一体状態。

 アメリカのThoroughbred Timesというと(記事)
ここでは、淡々とレースの流れやその背景を説明している。でもやっぱり、唯一負かした馬がハーツクライだとは書かれていますがね。

 イギリスのRacing Post(記事・要登録)
こちらではディープインパクトの海外遠征について若干触れられています。遠征プランに挙げられているのは2レース。ディープインパクトを唯一負かした同じ国の馬、ハーツクライも出走予定のキングジョージか凱旋門賞とのこと。

 あちらでは、ハナからプリンスオブウェールズSは使わないと考えているのか、それとも登録したことは知らないのか。まあ、日本国内でも出るという考えの人は極少数派ですが。ただ、昨年のゼンノロブロイのように結果的にお茶を濁すような形の遠征だけは勘弁願いたいですね。

 これまでのマスコミとのインタビューなどから、池江郎先生はあまり海外遠征に積極的と受け取れないコメントが多かったように思える。「騎手や周囲はもはや次走は海外しかないだろう」的なムードになっていますが、池江先生は凱旋門賞が目標になるのならば宝塚記念→(フォワ賞)→凱旋門賞→(ジャパンカップ)→有馬記念→引退。キングジョージが目標になるのなら、キングジョージ→秋古馬三冠というローテを考えていると思う。しかし、ファンの心理としてはキングジョージ→凱旋門というローテ。この2つの違いをどれだけ埋めていけるか。これを埋め切れなかったのがテイエムオペラオーの5歳時であり、エルコンドルパサ-の有馬記念orジャパンカップ回避である。未だにこの2頭の判断はいろいろ言われるのが事実。願わくばディープインパクトはこんな風にはなって欲しくない。