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「仕分け」でスパコン予算が削られたが(安井 至)

2009-12-02 05:22:58 | ちょっと 『気になる』 はなし
http://allatanys.jp/B001/UGC020001820091130COK00435.html

『○最先端の研究者に今必要なこと

 これまでの日本の先端科学をリードしてきた研究者は、国民に対して個人的なメッセージを出すことに余り熱心ではなかった。そんなことに時間を取られるよりも、論文を少しでも書き進めるべきだ、という考え方であったと思われる。

 競争することだけが科学を進歩させるのであれば、確かにそのような態度を取ることが正しいかもしれない。しかし、すべての科学者にとって、人類への貢献とか、社会の進展への貢献とか、自分の研究をより広い視点で見直すことが必要だと信じる。

 もしも、そのような広い視点を含むメッセージが国民に広く伝わっていれば、事業仕分けの結論も、多少なりとも変わっていたのではないだろうか。

 今回のスパコンを巡る事態は、直接的には、コストパフォーマンスが問題にされたと思うものの、これまでの競争ありきの科学研究のあり方にも、大きな疑問を投げかけたように思える。

 巨額の研究費を受けている研究者は、もう一度、人類や社会への貢献という観点から、研究プロジェクトのあり方を見直し、その期待される成果について、市民社会に向けて、説得力をもったメッセージを出すべきである。』


先生のいわれる通りであり、事業仕分けでその点を議論してほしかった。
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