三菱の自動車はパジェロをはじめデリカなどいい車がが多い。
今回の燃費データの不正は本当に残念な問題だ。
ドイツのフォルクスワーゲンの排ガス規制不正の問題も同じだが、世界的なメーカーが
消費者をごまかすような不正を行う理由がわからない。
三菱自動車は過去に2回のリコール隠しを行い、その時に再生を誓った企業であり
今回の問題は25年も前から不正を行っていたと聞き、ますますその理由がわからなくなる。
世の中の一流メーカーは「社会的な信用」を持っている。あのメーカーの製品だから大丈夫だ。
一流メーカの社員はその会社で働く事に生きがいを感じている。
就職戦線で中小企業よりも大企業で働きたいと思うのは給料ももちろんだが、社会的なステータスがあるからだ。
今あの三菱の会社で働く人たちは何を考えているだろうか?
三菱のマークがテレビや新聞で報道される時、三菱=不正 のイメージが作られる。
今回の三菱自動車の問題は直接的には数千億の損失かもしれないが、間接的にはその何倍もの損失を系列企業に与えている。
今、「三菱自動車水島製作所(岡山県倉敷市)で軽の生産を担当していた従業員約1300人について、5月分の賃金をカットする方針を労働組合に伝えた。」
一生懸命いい車を作ろうとしていた従業員や、下請け企業も巻き込んだ今回の問題。このような事態になる事を経営者は予測していただろうか?