2012年1月1日が始まっている。普段と何も変わらない日常なのに真摯な感じはなぜだろう。それは多分今日が特別の日だからだろう。テレビを見ていたらスリランカの正月は4月のようで、中国でも旧暦の正月を祝うとの事で、それぞれの国の暦により違いがある事を改めて認識した。しかし、それらの国であってもやはり1月1日は特別の日に違いはないと思う。
昨年は東日本大震災や福島の原発事故があり、未曾有の大災害の年だった。今年は一変して何か良い事はないかと思うが、その影響は計り知れない。被害にあわれた方や、今も避難生活を送られている方の気持ちはやり切れない気持ちだろう。しかしそのような方も、新しい年を迎えて、少しづつでも一歩を踏み出さないといけない。
昨年末に消費税の税率を上げる事が話題となった。改めて国の家計を見てみると、半分は借入で生活している事になる。そのような生活ができる仕組みを改めて考えてみる。政治家の方も初心は国家、国民のためと思い政治家を目指したと思うが、年月が過ぎればその思いは、どこか別の場所に行ってしまうものらしい。日本の将来を考える政治家が一人でも多くなる事を願う。それは何も消費税だけではなく、あらゆる政治課題に共通する。
自分にとって何が大切な課題となるか?国の政治ほど大きな問題ではないが、自分としての中長期計画と今年の計画を立てる事が必要だろう。マネジメントシステムの運用を普段から説いているのに、自分としてその実施計画を作成していないとすれば、大問題だ。もっとも自分のできる範囲から始める事、第一歩から始める事。そしてその思いを継続する事。一年の計は元旦にあり。