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日本さえ安全ならよいのか・中国国内でも広がる穀物汚染(08/02/18)(日経エコロミー)

2008-02-19 05:20:47 | ちょっと 『気になる』 はなし
http://eco.nikkei.co.jp/column/article.aspx?id=20080215cj000cj&page=1

『実は我々日本人以上に中国国民にとっては避けることのできない深刻な問題となっている。』

食の安全が重要であることは、日本の過去の公害問題の経過を見ることでもわかる。有機水銀問題やカドミニウム汚染の問題は多くの被害者を出した。工場優先のやり方により、地域住民や汚染された食物や魚を食べた人々に多くの被害を出した。今の中国の状況と似ている面がある。

食品は我々の対内に入り、エネルギー源となる。それが汚染されていれば、長期的には慢性被害を出すだろう。食品の安全をどのように守るのか?中国政府も大きな問題として認識しているだろう。

中国は、今や世界の工場となっている。安い価格で生産された品物は世界各地に出荷されている。その陰で、多くの国民が汚染の被害を受けているとすれば、皮肉な結果だ。安い価格で生産できるのは、公害対策が十分でない設備で生産していることを意味している。この問題は生産を依頼している側の責任もあるだろう。

安い製品が大量に出回ることは消費者にとっては良いことがだ、それは大量生産、大量消費、大量廃棄の問題につながる。必要なものを必要な量だけつくる。「ジャストインタイム」の考え方が必要だ。生産の仕組みを見直さないと、この問題は解決しない。
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