日本キリスト教会 大分中央教会

1517年、宗教改革による改革派信仰の伝統を引き継ぐ教会です。

牧 会 通 信

2015-11-02 23:49:56 | 大分中央ウィークリー

(原 光訳 2000年、沖積舎)

ダンテの「神曲 地獄」編 第11歌(カッコ内は筆子、その7)

◯放縦は神を怒らせることより少く、受ける非難もより少いといふことを?

あの言葉をよく吟味し、ここの外の上で刑罰を受けてゐるものたちが、いかなるものかを思ひ返すならば、

なぜあのものたちが凶悪なものたちから分離されてゐるのか、なぜ槌で打つ神の復讐の怒りがより少ないのか、よく分るだろう。」

 (ここまで前回)

◯「おお、濁つたあらゆる視力を癒す太陽よ、あなたが解決するときわたしは実に嬉しいので、知ることに劣らず疑ふことがわたしには喜ばしいのです。

すこし前に話を戻していただきますと、」とわたしは言つた、「高利は神の真意に叛くと言はれましたが、この縺(もつ)れを解いて下さい。」

「息子よ、」と師は答へた、「哲学はそれを理解するものに、いくつもの箇所で示してゐる、自然は神の英知と技術から(つづく)

 

◯2015年11月1日は、今年の第四十四主日。日聖協「聖書愛読こよみ」は「共に感謝する」という主題である。聖書はレビ記22章17~33節、その33節「わたし

はあなたたちの神となるために、エジプトの国からあなたたちを導き出した者である。わたしは主である。」といい、神がわたしたちの主となられたことの始ま

りを告げている。それでは「わたし」の出エジプトはどこか、考えられよ。

 

◯写真は10月29日(木)夕、chikoグランシアタで開催された「ラブ・ソナタ大分」(実行委員長・広田正勝、単立チャペルノア牧師)2400人参加。