ムベ(郁子)_Stauntonia hexaphylla

名前の由来：むべの実は昔は大贄(おおにえ：朝廷に献上するもの)とされており、その「おおにえ」がだんだん変化して「むべ」の呼び名になったとされています。甘味料の少なかった時代には無病延命の珍果として献上されていたそうです。
別名：トキワアケビ(常磐通草)、ウベ
アケビ(木通)科ムベ(スタウントニア)属
開花時期：4月
花言葉：愛嬌


暖地の山地に生える常緑つる性植物です。複葉の葉が3～7枚なので、七五三といって喜ばれ、庭木、生垣、盆栽などに使われます。
果実はアケビ(ゴヨウアケビ_五葉通草、ミツバアケビ_三葉通草)に似ていますが、熟しても裂開しません。緑色から暗紫色に熟し、果肉は甘く、食べられます。

俳諧では、「うべ」「ときはあけび」とともに秋の季語として使われます。

カロライナジャスミン_Gelsemium sempervirens

フジウツギ(藤空木)科ゲルセミウム、属常緑つる性低木
別名：カロラインジャスミン
英名：イブニング・トランペットフラワー、フォールス・ジャスミン
名前の由来：アメリカのノースカロライナ州、サウスカロライナ州に生えている、ジャスミンのような香りがする花ということからこう呼ばれるようになりました。
開花時期：3月～5月
花言葉：魅惑


アメリカのカロライナ州原産。開花期にはジャスミンの香りが広く漂います。まっ黄色のラッパ状、筒状の花。
つる性植物で一重と八重があります。