FLOWER PHOTOGRAPH

お 花 の フ ォ ト グ ラ フ + α

ベニバナ(紅花)_Carthamus tinctorius ニューバージョン

2005年07月22日 | 花_ナ-ハ
 旬は過ぎていましたが、まだ咲いていました!

別名:スエツムハナ(末摘花=茎の末の方から咲き始める花を摘み取ることから)、サフラワー
キク科ベニバナ属
名前の由来:源氏物語に登場する女性で末摘花(常陸宮姫)という人がいるが、その姫は鼻が赤いことから紅鼻とも呼ばれ、同じ読みの紅花にちなんで、この花の別名として「末摘花」の名前がつけられた。
開花時期:5月~6月
花言葉は「情熱」

地中海沿岸、中央アジア原産。
6世紀に高句麗(こうくり)の僧侶が日本に紹介し、推古天皇の時代から、紅色の染料をとるための植物として利用。6世紀の藤ノ木古墳からも、ベニバナの花粉が検出されているそうです。
花から得られる紅は女性の口紅にされ、平安王朝人の紅や桜色の衣装を染め、また、古代エジプトのミイラの布の防腐にも使われていたそうです。光源氏は葵上(あおいのうえ)を弔う喪服に使用。
種子からコレステロールを取り除くリノール酸を含む良質の油が採れるので、今では食用油(=べにばなサラダ油)としての需要が多いく、油のすすは墨として使われています。
山形県の県花で、特に最上川周辺で栽培が盛んです。花の色は最初は黄色で、後に紅色に変わります。花は紅色素を含み、染料・薬用として使われます。






 紅(くれなゐ)の 八塩(やしほ)の衣(ころも) 朝(あさ)な朝(あさ)な
                馴(な)れはすれども いやめづらしも    万葉集

スイレン(睡蓮)_Nymphaea ニューバージョン

2005年07月21日 | 花_サ-タ
[花ファンタジア_清水公園の睡蓮] _ こちらではかなり近くでの撮影が可能です。
和名:ヒツジグサ(未草)
英名:water lily
スイレン科スイレン属、水生植物、多年草
開花時期:6月~9月
花言葉:心の純潔、純情、信頼

和名のヒツジグサ(未草)ですが、ヒツジは時刻を表す未の刻(現在の午後2時)で、そのころに咲くといわれていますが、実際は明るくなると開き、暗くなると閉じます。
ハスは、葉や花が水面から立ち上がりますが、睡蓮は、葉も花も水面に浮かんだままです。
エジプトでは、ナイル河畔にたくさん咲いているので「ナイルの花嫁」と呼ばれ、国花になっています。印象派の画家クロード・モネの大作「睡蓮」も有名ですね。
スイレンは熱帯性と温帯性の水生植物で、改良品種が多く、花色も様々です。

 [紅 色]



















 [白 色]













 [黄 色]


















 ~睡蓮専門サイトのご紹介~
 ☆熱帯スイレン_水槽開花への道

 ☆ス イ レ ン & ハ ス 専 門 サ イ ト

花 フ ァ ン タ ジ ア _ 清 水 公 園

2005年07月21日 | 地域情報
『花ファンタジア』ここでは、四季を通して色々なお花が楽しめます。
2日前になりますが、少し時間があったので行ってきました。とても暑い日でしたが、木陰に入り、風が吹くと、とても気持ちよい時間を過ごせました。




 ラベンダー畑_ラベンダーの香り一杯に包まれ、癒されます。



 イングリッシュガーデンのコーナーですが、今回はお花たちの旬は過ぎていました





 こちらの蓮池は大賀蓮、あさざ、睡蓮、ポンテデリア、もう終わりました花菖蒲等が観ることができます。
 睡蓮は別ページで紹介します。



 ポンテデリア






 今が旬のノウゼンカズラはここでも満開です



 ☆『花 フ ァ ン タ ジ ア』ホームページ

アメリカフヨウ(亜米利加芙蓉)_Hibiscus moscheutos

2005年07月20日 | 花_ア-カ
別名:クサフヨウ(草芙蓉)
英名:common rose mallow
アオイ(葵)科フヨウ(ハイビスカス)属、耐寒性多年草
花色:白色、紅色、濃い紅色、ピンク(花色は赤、桃、白等に濃淡の変化があり、中心部は通常濃色になっています)
開花時期:7月~10月
花言葉:日ごとの美しさ

北アメリカ原産。一見、ハイビスカスと間違えそうなかたち。草丈は1mくらいに達します。花の大きさは、小さくても直径20cmぐらい(大きいお花では30cmぐらいになるそうです)。毎年花を咲かせます。[北米原産のクサフヨウ、ソコベニアオイ、モミジアオイなどを交配して育成したもの]

 参考_______________________________________________________

スイフヨウ(酔芙蓉)_Hibiscus mutabilis cv. Versicolor
朝のうちは白く、夕方になるにつれてだんだん赤くなるといいます。お酒を飲んで酔っぱらって顔が赤くなるのにたとえられているようです。(朝、白かった花が夕方ピンクになってればこの酔芙蓉かも!)

ハイビスカス属の仲間
 ・亜米利加芙蓉(アメリカフヨウ)_Hibiscus moscheutos
 ・酔芙蓉(スイフヨウ)_咲き分け獅子咲き
 ・紅葉葵(モミジアオイ)_Hibiscus coccineus=別名:コウショクキ(紅蜀葵)
  黄蜀葵(トロロアオイ)_Abelmoschus manihot
 ・オオハマボウ(ユウナ)_Hidiscus tiliaceus
  ユーナギとも呼ばれる沖縄を代表する花木で、夕方になるとオレンジ色に変化
 ・ハイビスカス・ヘテロフィリス_Hibiscus heterophyllus

 参考____________________________________________________終わり













 紅色