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FLOWER PHOTOGRAPH

お 花 の フ ォ ト グ ラ フ + α

南天(なんてん)の花

2009年06月13日 | 花_ナ-ハ
 普段はまったくといっていいほど、見過ごしてしまう南天の花。
 華やかな花のように、そばによって、しげしげと、見ることはあまりないだろう。
 秋には真紅の実をつける、鳥たちにとっては美味な晩餐の季節となる。

 

 しかし、よくみると、なんと可憐な花なのだろうと、思わず、感嘆してしまうのは、私だけでしょうか?

 


    ひそやかに 咲いた可憐な 白き花 あなたにとどけ ちいさき想い




        ◇ ◇ ◇   ◇ ◇ ◇   ◇ ◇ ◇   ◇ ◇ ◇

 目木(めぎ)科、ナンテン属
 学名:Nandina domestica _ Nandina=ナンテン属、domestica=国内の、その土地産の
 (Nandina(ナンディナ)は、日本語の「ナンテン」が語源)
 英名:Sacred Bamboo、Heavenly Bamboo
 原産地:日本(関東より西~九州)、中国では中部地方
 名前の由来:中国の漢名「南天竹」「南天燭」から
 開花時期:6月中旬~7月中旬
 花言葉:よき家庭(赤実)、つのる愛(白実)

 

 地味な花で花弁は白く、真ん中は黄色、秋には赤い実をつける。鳥の大好物のこの赤い実は、鳥が食べない限り、冬中、見ることができます。実を乾燥させたものに「せき」止めの効き目があり、のどあめがあります。また、葉には「ナンジニン」という成分を含み、殺菌効果があり、おせち料理や赤飯、魚料理などに添えられ、お正月の飾り付けでは福寿草の花と南天の実とセットにして「難を転じて福となす」という縁起物。他には、無病息災を願う「南天の箸(はし)」防火・厄除けとして庭先や鬼門にも植えられ、また、京都の金閣寺の床柱は、南天の材を使っていることで知られています。

フサアカシア

2007年04月01日 | 花_ナ-ハ
房アカシア
学名:Acacia decurrens var. dealbata
別名:ミモザアカシア、ハナアカシア(花アカシア)
マメ科アカシア属(常緑高木)
原産:オーストラリア(明治末期に渡来)
花色:黄色
開花時期:2~3月
花言葉:友情

 




 




 




 

 一般には「ミモザ」として知られているのがフサアカシアで、最近ではギンヨウアカシア(学名:Acacia baileyana)の方を見ることが多くなりました。
 見分け方としては、フサアカシア羽状複葉の羽軸が長く、全体的に大きいイメージで、小葉はフサアカシアが30から40対に対して、ギンヨウアカシアは20対位の小葉で銀灰色をしている。

『また、写してしまった!真紅のハイビスカス』

2006年07月06日 | 花_ナ-ハ
ハイビスカスを見ると、どうしてもカメラを向けてしまう、撮影した後の写った表情が楽しみなのです。それほど私にとっては魅力あるお花の一つですです。これから夏にかけて花を咲かせるお花ででブーケンビレアがありますが、まだ出会えません。このお花も撮影したいお花のひとつです。
 

ハイビスカス(オールドタイプ系)_"ブリリアント"
ハイビスカスは原種だけでも約200種、園芸品種では300種以上あるといわれています。園芸種とは交配親の系統で、大まかにはハワイアン系、オールドタイプ系、コーラル系、ミニハイビスカス系などに分けられています。ハイビスカスは日光を好むので日光と温度があれば、周年咲き続けるそうです。ただし、日光不足だとつぼみを落としてしまうそうです。
和名:ブッソウゲ(仏桑華)
アオイ(葵)科フヨウ(ハイビスカス)属
赤の花言葉:新しい恋
 

『 ハワイの伝説 _ ハイビスカスの中心が赤い理由 』
 ハイビスカスの花の色は、赤や黄色やオレンジ色などがありますが、どの花も花の中心は赤いのです。それには、こういう理由があるのです。
 
 遠い昔、まだハワイに妖精や小人達が住んでいた頃のお話です。働き者の妖精達は島に咲く花々の世話をして暮らしていました。妖精の女王は、働くのが嫌いで遊んでばかりいた娘の妖精の王女に、ハイビスカスのおしべを花の中心に縫い付ける仕事を命じました。妖精の王女は泣きながら仕事を始めたために、指に針を刺してしまいました。自分の指先からこぼれ落ちた血のしずくがハイビスカスの中心に落ちたのを見た妖精の王女はハイビスカスを責めました。ハイビスカスが「私達は何も悪くないのに…。」と言うのを聞いた妖精の王女は怒ってハイビスカスを何度も踏みつけました。
 妖精の王女は気持ちが落ち着くと、自分が花を傷つけたことに気付いてハイビスカスに謝りました。ハイビスカスは反省している王女を許しました。しかし、ハイビスカスの花の中心から妖精の王女の血のあとが消えることはありませんでした。
 『 花物語・花言葉 in て ぃ ん く の 家 』より出典

 [ハイビスカス参考サイト]
 ●ハイビスカス パラダイス_ハイビスカス専門の情報サイト
 ●「ボタニックガーデン」ハイビスカスのページ

ベニバナ(紅花)_Carthamus tinctorius ニューバージョン

2005年07月22日 | 花_ナ-ハ
 旬は過ぎていましたが、まだ咲いていました!

別名:スエツムハナ(末摘花=茎の末の方から咲き始める花を摘み取ることから)、サフラワー
キク科ベニバナ属
名前の由来:源氏物語に登場する女性で末摘花(常陸宮姫)という人がいるが、その姫は鼻が赤いことから紅鼻とも呼ばれ、同じ読みの紅花にちなんで、この花の別名として「末摘花」の名前がつけられた。
開花時期:5月~6月
花言葉は「情熱」

地中海沿岸、中央アジア原産。
6世紀に高句麗(こうくり)の僧侶が日本に紹介し、推古天皇の時代から、紅色の染料をとるための植物として利用。6世紀の藤ノ木古墳からも、ベニバナの花粉が検出されているそうです。
花から得られる紅は女性の口紅にされ、平安王朝人の紅や桜色の衣装を染め、また、古代エジプトのミイラの布の防腐にも使われていたそうです。光源氏は葵上(あおいのうえ)を弔う喪服に使用。
種子からコレステロールを取り除くリノール酸を含む良質の油が採れるので、今では食用油(=べにばなサラダ油)としての需要が多いく、油のすすは墨として使われています。
山形県の県花で、特に最上川周辺で栽培が盛んです。花の色は最初は黄色で、後に紅色に変わります。花は紅色素を含み、染料・薬用として使われます。






 紅(くれなゐ)の 八塩(やしほ)の衣(ころも) 朝(あさ)な朝(あさ)な
                馴(な)れはすれども いやめづらしも    万葉集

ボタンクサギ(牡丹臭木)_Clerodendrum bungei ニューバージョン

2005年07月19日 | 花_ナ-ハ
別名:ヒマラヤクサギ(ひまらや臭木)、ベニバナクサギ(紅花臭木)
名前の由来:牡丹のような臭木ということでこの名になった
クマツヅラ科クサギ属
開花時期:7月~9月

原産地は中国南部、印度北部。
クサギ(臭木)の仲間なので、枝葉には異臭がありますが、花はいい匂いです。葉が斑入りのものもあります。