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FLOWER PHOTOGRAPH

お 花 の フ ォ ト グ ラ フ + α

カタクリ

2007年04月08日 | 野草_ア-カ
学名:Erythronium japonicum
英名:Dogtooth violet
ユリ科カタクリ属
別名:カタゴ、カタカゴ
開花時期:3~5月
花言葉:初恋、寂しさに耐える、情熱



葉に鹿子斑ができるために万葉集ではカタカゴと呼ばれていました。
カタクリの花は、種子が地中に入って、平均8年目にようやく2枚の葉を出し開花します。
花を咲かせ5月頃に葉も枯れたその後は、次年の3月下旬ぐらいまで地面からは消えます(1年のうちの10ヶ月の間は地中で球根のまま休眠)。
花は陽のあたる時のみ開き、曇った寒い日や雨の日は開花しにくく、曇ってても温度が暖かくなれば開花し、花を恥らうように下向きに咲かせるデリケートな花です。

早春に他の花に先がけて花を咲かせ、 逆にまわりの植物がすっかり緑になる季節になると地上からは、姿を消してしまう植物のことをヨーロッパでは「スプリング・エフェメラル_春のはかない命」、「エフェメラルプラント_短命植物」呼ばれています(エフェメラ_かげろう)。



 もののふの 八十娘(やそおとめ)らが
  汲み乱(まが)ふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花
                 大伴家持(万葉集)

 ◇ ◇ ◇   ◇ ◇ ◇   ◇ ◇ ◇   ◇ ◇ ◇   ◇ ◇ ◇

 松戸周辺にもあったカタクリの自生地。
 一度行けばすぐわかる所ですが、始めて行くとわかりづらい所でもあります。私は駅から歩いて行き、目の前を通ったのですが、通り過ぎていました。4月1日が「カタクリまつり」があったのですが、それは避けて行って来ました。それでもかかわらず結構人が出ていました。

 場所:逆井運動公園前カタクリ群生地
 東武野田線逆井駅下車(柏 → 新柏 → 増尾 → 逆井_徒歩10分)
[歩いて10分ほどの逆井運動場近くの北向き斜面一面に群生しています。 この群生地は、柏市の文化財ならびに房総の景観500選にも指定されています。]

 ラ イ ブ ド ア 地 図 情 報

[ 参 考 後 記_わかりやすい行きかた]
帰り道は線路沿いに歩いて来て分かったことですが、駅(東口)から降りて船橋方面(右側)を見ると、まだ真新しいロータリーらしきものができています。その右側見ると歩道橋があるので、その歩道橋を上り、右に曲がらず、そのまま、まっすぐに下りて行きます。後は道なりに何が何でも線路を右に見ながら、散歩道をひたすら歩くのが一番わかりやすいと思いました。)

キバナノノコギリソウ_Achillea filipendulina

2005年06月26日 | 野草_ア-カ
和名:キバナノノコギリソウ
英名:fernleaf yarrow
流通名:ノコギリソウ、イエローヤロー
キク科ノコギリソウ属(アキレア属)、多年草
開花時期:5月~7月
花言葉:指導

原産地はコーカサス地方。黄色の小さな花が密集して傘状のかたまりになる独特の花姿をしています。葉は細長い羽状複葉で、細かく裂けた葉の形が鋸の歯のようです。これが和名に。料理や薬用として古くより利用されています。葉や茎はハーブティー、若葉はサラダに、花はドライフラワーとしても美しい。




 ※多分、まだ開花前でしょう、これはまだ蕾だと?







キリンソウ(黄輪草)_Sedum aizoon var.floribundum

2005年06月22日 | 野草_ア-カ
ベンケイソウ科セダム属、多年草
開花時期:5月~7月、9月~10月
花色:黄、白、紅色
花言葉:警戒

原産地は日本~シベリア。日本の山地や海岸の岩場などに自生。
花はメキシコ・マンネングサやツルマンネングサに似ていますが、葉が広いところが違います。葯の色が赤色のものもあります。
同名の麒麟草(きりんそう)_Solidago altissima、キク科セダム属で別名を泡立草(あわだちそう)があります。






コンフリー_Symphytum peregrinum

2005年06月11日 | 野草_ア-カ
別名:ヒレハリソウ(鰭玻璃草)、おおはり草(そう)
英名は、コンフリー、ヒーリングハーブ
ムラサキ(紫)科ヒレハリソウ属、多年草
開花時期:5月~8月
花言葉:努力

コーカサス地方原産(ヨーロッパ、小アジア、シベリア西部に分布)。ぶ厚い葉っぱで粗毛が密生する。初夏、うす紫色の花がいくつも垂れ下がる。どんどん生長する。日本には明治時代に、牧草として日本に入ってから薬用、食用として、一時は広く栽培されるようになりました。(多量のミネラルとビタミンB12他を含む、古くから切り傷などの薬草として栽培)
ヨーロッパでは、古くから、根茎を薬用として用いていて、そのまま成分から、コンソリダ根、属名:シンフィツム根という生薬名で呼ばれています。




























 ※2004年6月に、厚生労働省 から健康上の懸念が表明されています。
  『シンフィツム(いわゆるコンフリー)及びこれを含む食品の取扱いについて

オオキンケイギク(大金鶏菊)_Coreopsis lanceolata L.

2005年06月10日 | 野草_ア-カ
名前の由来:美しい花の色、姿、大きさなどから、金鶏(きんけい:体の黄色い鳥)を想像して命名
別名:コレオプシス
キク科ハルシャギク属、多年草
開花時期:5月~8月
花言葉:きらびやか

北アメリカ原産。明治時代に渡来。品種は多く、大輪咲き、半八重咲き、八重咲きがあります。
金鶏菊は花の中央部まわりに紫色の模様があるが、大金鶏菊(おおきんけいぎく)にはそれがありません。