あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

なんかね。角が取れた?っていうのか。

2010年10月27日 | 日記
沖縄で久しぶりに父シゲシゲシゲオさんと会いまして。もちろん、沖縄に行くときはもれなく会ってるんですけどね。

久しぶりに私がたくさんしゃべったらしく、シゲオさんが喜んでました。「akicocoは昔、お父さんっこだったんだよ」とかお酒の勢いで言ってました。(それは毎回言ってるか(笑))

私もね、自分でもそう思った。
今回なんでこんなに饒舌なんだ?って。

たぶんね~のんたんが産まれたからなんじゃないかしら?

それにしても、うちの母マサコさんや、シゲオさんの奥さんキョウコさんは本当にすごいと思う。これってその人がすごいのか沖縄の地方性なのか?
「沖縄の女性は強い」ってシゲオさんが言ってました。
あたしも実は100%オキナワン!強い?強い?

私はキョウコさんも大好きなんですよ。(ちなみにあたしと8歳しか歳の差がない)

シゲオさんが「今日はね、ちんすこう作ってきたんだよ」って銀紙(あえて、ホイルと言わず銀紙)に包んだ手作りちんすこうを私にくれたの。なんだか私のために朝からお菓子を作っていたのかと思うと、微笑ましい。

お店で売ってるのと全然違うんだよ。昔はみんなこんな味だった気がする。しっとりやわらかい優しい味。最近のお土産物のちんすこうは硬くってパサパサもふもふ。

こんなことをする親じゃなかったんだよ。(笑)
歳をとったのかな?ちょっと寂しくもあり、ちんすこうの角がほろほろみたいに、丸くなった父親をみて、嬉しくもあり。

この人がいるから、あたしはか弱き男に甘いのか?(笑)

いつまでも「昔取った杵柄」みたいな話ばかりするのが昔は恥ずかしくって嫌でした。でも、今回はそれもひっくるめて、いっか、って思えるようになった気がする。私も角が取れたんだな。

私はもう大人だし大丈夫。
むしろ、父親の方がまだまだ心配だなぁ~と思っていたけれど。
でも、今回、それはキョウコさんがいてくれるから大丈夫って思った。
キョウコさんが父の隣にいてくれれば心配要らないなって思った。
いろんなことを見ないようにしてきたのかしら?もっと早く気づいていたらよかったな。

 *

人が出会うのは運命だと強く思う。
でも、運命はそこまでで、そこから先をどうするかはみんな自分が決めること。

父と母は別々の道を選んだけれど、私は、まぁ、それもいいかな、って思う。心から思うのよ。どこがベストなのか、いつだって手探りなんだから。

あたし、出身地難民だ・・・って思ったこともあったけれど、やっぱりここは生まれ育ったところなんだ。たくさんの人の輪で自分が形作られているなぁ~って思いました。

久しぶりになんだか変なことたくさん書いちゃいました。

世界中のどこかに、似たようなあたしがいて、おんなじ風に思えたらいいんじゃないかな?って。なぁんて短絡的な。でも、ひとつひとつアウトプットするのもいいもんだ。自分が客観視できて。

さて。
そろそろ寝ようかな。