もうこんな時間だ

月日の流れるのは速いけれど、何か面白いことはないか? と考えています。

こんな夜更けにバナナかよ

2013年10月12日 | 本と雑誌

Rimg5419新聞の書評の新刊文庫のところに出ていたので借りて読んだ。

ふざけたタイトルのようだが、このタイトルが全てを表しているー。

筋ジストロフィーの鹿野さんと、彼を支える多くのボランティアの話。

彼は親元を離れ、病院でも施設でもなく一人で、しかも人工呼吸器をつけて暮らしていたので、24時間介護が必要なのだ。

彼の生きようというエネルギーと、すさまじい自己主張と、ボランティアの若者たちの気持ちや行動。

きれいごと一切なしのドキュメント。なのに時々ぐすんとなった。

10年前に出た本。講談社ノンフィクション賞+大宅壮一ノンフィクション受賞。

546ページ、今日午前1時半にやっと読み終えたーーー。いい本だった

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