ふざけたタイトルのようだが、このタイトルが全てを表しているー。
筋ジストロフィーの鹿野さんと、彼を支える多くのボランティアの話。
彼は親元を離れ、病院でも施設でもなく一人で、しかも人工呼吸器をつけて暮らしていたので、24時間介護が必要なのだ。
彼の生きようというエネルギーと、すさまじい自己主張と、ボランティアの若者たちの気持ちや行動。
きれいごと一切なしのドキュメント。なのに時々ぐすんとなった。
10年前に出た本。講談社ノンフィクション賞+大宅壮一ノンフィクション受賞。
546ページ、今日午前1時半にやっと読み終えたーーー。いい本だった