人を守れずに涙し、人を殺して涙していたキラ。
そんなキラもいつの間にやら悟りを開き仙人の様な物腰になってしまいました。
彼はラクスとの再会を機に急激に変化したのですが、印象的だったのが前作32話のラクスのこの台詞。
お二人とも敵と戦われたのでしょう?
違いますか?
敵同士としてアスランと殺し合わなければならないという現実を受け入れられないキラにその現実を突きつける台詞でしょう。
『あなたは親友を“敵”と見なして殺そうとしたのですよ。それでも戦うのですか?』と。
彼女はキラを突き放し自分で戦うか否かの考えを固めさせたかったのでしょうね。
バルトフェルドを“敵”と見なして討ち懺悔した過去を持つキラの心を大きく揺れ動かしたかと。
ここまでの展開は最高だったのですが、問題は戦う道を選んだキラが不殺で戦場に出るなどという道を選び、世の中を達観したかの如く悟りを開いてしまった事にあります。
やはりキラの激変には年齢不相応に悟り切ったラクスの影響が大きかったのではないかと思う次第。
ラクスはかつて(コーディネイターである事に劣等感を抱く)キラに対して『あなたが優しいのはあなただから』と言いました。
この時点でキラを変化させるキャラクターはラクスだと予想できる。
案の定、キラはラクスとの再会を機に劇的に変化したのですが…。
個人的には彼にはフレイとひとつ人間関係を構築して欲しかったですね。
崩れ去ったAAの人間関係を再構築する様が描かれなかったので、悟り切ったキラを「成長した」とは捉えられなかったという訳ですが。
それに、フレイは復讐目的でキラに近づいたのですが、最終的にはキラの辛さを理解する唯一の存在になりましたからね。
フレイとの関係を通してキラの「成長」を見たかった所。
『かわいそうなキラ。独りぼっちのキラ。戦って辛くて、守れなくて辛くて、すぐ泣いて…だから!』という彼女の一言は(彼女がキラの辛さを理解している証となる)珠玉の名台詞だったと思うぜよw
そんなキラもいつの間にやら悟りを開き仙人の様な物腰になってしまいました。
彼はラクスとの再会を機に急激に変化したのですが、印象的だったのが前作32話のラクスのこの台詞。
お二人とも敵と戦われたのでしょう?
違いますか?
敵同士としてアスランと殺し合わなければならないという現実を受け入れられないキラにその現実を突きつける台詞でしょう。
『あなたは親友を“敵”と見なして殺そうとしたのですよ。それでも戦うのですか?』と。
彼女はキラを突き放し自分で戦うか否かの考えを固めさせたかったのでしょうね。
バルトフェルドを“敵”と見なして討ち懺悔した過去を持つキラの心を大きく揺れ動かしたかと。
ここまでの展開は最高だったのですが、問題は戦う道を選んだキラが不殺で戦場に出るなどという道を選び、世の中を達観したかの如く悟りを開いてしまった事にあります。
やはりキラの激変には年齢不相応に悟り切ったラクスの影響が大きかったのではないかと思う次第。
ラクスはかつて(コーディネイターである事に劣等感を抱く)キラに対して『あなたが優しいのはあなただから』と言いました。
この時点でキラを変化させるキャラクターはラクスだと予想できる。
案の定、キラはラクスとの再会を機に劇的に変化したのですが…。
個人的には彼にはフレイとひとつ人間関係を構築して欲しかったですね。
崩れ去ったAAの人間関係を再構築する様が描かれなかったので、悟り切ったキラを「成長した」とは捉えられなかったという訳ですが。
それに、フレイは復讐目的でキラに近づいたのですが、最終的にはキラの辛さを理解する唯一の存在になりましたからね。
フレイとの関係を通してキラの「成長」を見たかった所。
『かわいそうなキラ。独りぼっちのキラ。戦って辛くて、守れなくて辛くて、すぐ泣いて…だから!』という彼女の一言は(彼女がキラの辛さを理解している証となる)珠玉の名台詞だったと思うぜよw
逆にラクスに力が無く、フレイが持っていたとしたなら、キラも力を頂く必要からフレイとの関係を等閑にすることはなかったかもしれません。
追伸:ちょっとHNを変えました。
どうも、こんにちは。
>キラにとってラクスがパトロンとして非の打ち所が無かったというのも心身ともに心酔するに至った所かもしれませんね。
確かに、ラクスはキラにとっては母親のような存在でしたからね。
時には温かく時には突き放すように冷たく、と。
実の母親を持たないキラにとってはラクスが輝いて見えそうなもんです(汗)。
逆にフレイは何の力も持っていない上にキラを(復讐する為の道具としての)頼りにしていましたからね。
その事に気付いたキラはフレイを振った訳ですが…。
キラとフレイの関係自体、突発的に出来上がったものだったのでその関係が崩れ去るのも早かった訳ですが、個人的には崩れ去ったフレイとの関係を再構築する事がキラの「成長」を計る上での物差しに為り得たのでは、とも思いますね。
フレイさんについては、いまいちまだ納得はするけど
その気持ちになって考えにくくて難しいです。
復讐の道具とされていたのに気付いたから振った。
その状況で、フレイとの関係の再構成っていうのは
改心したフレイとの恋人状態?
情で悔恨が払拭されても、それ以上を生み出すのは
難しいようなきがするのですが、そうでもないのでしょうか?
フレイさんのことを考えると、いつも悩むのです。
どうしようもない運命だったっていうことなのでしょうか?
どうも、お久しぶりです!
>復讐の道具とされていたのに気付いたから振った。
その状況で、フレイとの関係の再構成っていうのは
改心したフレイとの恋人状態?
ここで言いたかった事はフレイとの関係の再構築と言うよりは、AAの人間関係の再構築ですね。
キラは生きるか死ぬかの戦場で深く傷付き、孤独の中で救いを求めた。
そして、AAの中で彼の苦しみを理解する唯一の存在がフレイだったので彼はフレイに溺れてしまった訳なのですが…。
その過程で彼は周囲との人間関係を破綻させてしまった。
ここまでの描写は最高だったと思うのですが、問題はキラが人間関係を再構築させる事なく悟りを開いてしまった事にあるかと(←悟りを開いた事によって皆が納得してついてくるという描写の意図が分からない訳なのですが)。
キラxフレイは恋人の関係でなくて良いので(むしろサイとくっついて欲しかったw)彼らが互いを本当に理解し合う事によって崩壊したAAの人間関係を再構築させる力になって欲しかったな、と思う訳です。
ゆえに、やっぱりフレイには死なずにキラの下へと帰って欲しかったですねぇ…。
ってか、フレイがクルーゼに拉致られた理由も不明確ですし後半は何の為に登場していたのかも分かりませんでしたからね。
フレイはキラやサイあってこそ、と思うのですが。。。