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とことん青春!

愛は憎しみより高く、理解は怒りより高く、平和は戦争より気高い。

新機動戦記ガンダムW 25話感想 『カトルVSヒイロ』

2010-07-10 18:50:53 | 新機動戦記ガンダムW




















◆正義
カトル…
俺は逃げない
俺の後ろにはコロニーがある


コロニーを守るために戦っているとするヒイロ。
コロニーを敵視するカトルとは逆の立場ですね。
いくらコロニーが自分達を敵視しようが守るべきはコロニーである、と。

◆トロワ撃沈
カトルの凶弾からヒイロをかばい救ったトロワ。
瀕死のトロワがカトルに必死に呼びかける。

俺達は
この時代に必要なくなった兵士なんだ
カトル…時代を受け入れよう
そして優しいカトルに戻ってくれないか…?


その言葉にカトルも徐々に正気を取り戻していく。

ヒイロ離して!
トロワが死んでしまう!!

あぁ…お前が殺した
狂った奴を俺は殺す


正気に戻ったカトルですが、ヒイロはトロワのように優しくありません(笑)。
再びカトルに牙を剥くヒイロ。
しかし、結局、ウィングゼロの強大な力には適わず気絶。

あまりカトルをいじめるなよ
ヒイロ…


宇宙に投げ出されたトロワはこの期に及んでまだカトルの心配をしています。
物凄く人間が出来てますね。
しかし、トロワはどうなってしまうのか?
このままだと死が待つのみだと思うが。

◆戦いの美学
トレーズは戦いの美学と生命の尊さをロームフェラ財団のデルマーユ公に告げる。
人間に必要なのは絶対的な勝利ではなく、その戦う姿なのだ。
ゆえに、モビルドールは間違いである、と。
また、戦いの歴史を避けられない宇宙に完全平和をもたらそうとするピースクラフトも間違いである、と。
「手段」を重視するトレーズの哲学が熱く語られましたね。

そして、コロニーに裏切られてもなお戦う道を選んだガンダムのパイロットこそが敗者であり真に純粋な兵士達である、と。

ガンダムパイロットのような敗者こそが新しい時代を担う者達なのだ。
だから、自分は敗者になりたいのだ、と。
これでトレーズはロームフェラ財団本部に幽閉されるOZ総帥の座を外れる事に。
カッコ良すぎる哲学ですな。
常人には理解できないかもしれませんが。

◆レディ退場
レディが完全に「変化」しました。
あれだけモビルドールを賞賛していたが、モビルドールは死ぬ事を恐れた人間が生み出した代役に過ぎない。
勝敗などは関係なく、人間は戦う事によって洗練されていくのだ、と。

完全にトレーズに感化されましたね、レディは。
結果重視のレディが手段重視に変わったようで。
長い長い変化の道程でした。

そして、ツバロフを攻撃するレディ。
今後の展開では手段を重視するトレーズらOZ内乱派と結果を重視するツバロフらの派閥が争う事になりそうで。
OZは内ゲバで潰れかねない状態になるかも。と妄想しております。

そして、解放されるガンダムパイロットと博士達。
デュオと五飛は新しいガンダムに乗り込む。

しかし、レディはツバロフの凶弾の前にあえなく倒れる。
って、これでレディ、死んだの?
マジで?ありえねー。
あのレディ・アンがこんなところで退場する事になるとはかなり驚きです。
もう少し活躍の場が見たかったというのが正直な気持ちではあるのですが、最後に変化を見せてくれたのが唯一の救いかな、と。
レディに黙祷!!

愛くるしさなのですね
全てを狂わせたのは
答えの見えぬ世界で苦しんでいく
その姿を愛しく思った者達は
己の無力さに焦り苛立ち押しつぶされてしまう
でも健気な者達よ
輝き続けて下さい
そしてこれからも愛させて下さい



今回の話は今作の中で一番面白かった。
中盤のヤマの部分だったかと思う次第です。
以上。

新機動戦記ガンダムW 24話感想 『ゼロと呼ばれたガンダム』

2010-07-07 19:43:12 | 新機動戦記ガンダムW


















◆ウィングガンダムゼロ
ウィングガンダムゼロが登場。
開発したのは何とカトル。
故カトル父の所有物だった資源衛生をあっさり破壊。
バスターライフル一撃で粉微塵です(汗)。
物凄い破壊力を持っている武器ですね。
そして、コロニーを破壊するとOZに宣戦布告。
完全にぶちキレてしまいましたね。
それを止めるためにメリクリウスとバイエイトで出撃するヒイロとトロワ。
ドクターJ達曰く、バスターライフルはあまりに強大な破壊力ゆえに不要なものと切り捨てられていたとの事。
その凶器を装備させるという決断に至ったカトルは錯乱している、と。
家族の死が相当に堪えたのでしょうね。

◆暴走カトル
怖いんだね?
死ぬのが
だったら 戦わなければ良いんだよ!

暴走カトルにあっという間に爆破されたコロニー。
何の躊躇も無く破壊するとは容赦無しですね。
このツインバスターライフルの威力は並大抵のものではありません。
一撃でコロニーを破壊させるとは(汗)。

おかしいなぁ・・・?
涙が流れてる
ひとつも悲しくないのに


20話のトロワと同じパターンですね。
カトルも強行策を取ってはいるが、感性の部分は誤魔化せなかったのでしょう。
理性では正しい事をやっているつもりでも感情までもを完全に押し殺す事はできなかった、と。

◆トロワとヒイロの考え
相手はカトルだ
余計な心配は必要無い

カトルを仲間に抱き込んでOZからの離反を図ろうとするトロワ。
トロワは温厚な時のカトルのイメージしか頭の中に無いのでしょう。
しかし、ヒイロはカトルのコロニー爆破行動に不安を抱いているのでした。

◆ツバロフ離反
レディ・アンに離反し、基地の酸素供給を止めたツバロフ。
ドクターJ達とデュオ・五飛は一転して大ピンチに陥る。
これで死んだならば哀れとしか言いようがないですな。

◆カトル 対 トロワ
カトル
見せてもらおう
新しいガンダムの力を


って、トロワはまだカトルを味方だと思い込んでいますね。
意外とお人好しなのかも。
そして、カトルを仲間にしようと呼びかけるトロワでしたが…。

聞こえてるよトロワ…
それ以上近付かないで…
駄目なんだよ!!
それ以上近付かないで!!


とバスターライフルをぶっ放すカトル。
流石のバイエイトも半身が破壊される。

カトル…
どういう事だ…?

トロワ…
僕はこのガンダムで狂った宇宙の全てを破壊する
全ての武器を破壊する事が僕のやるべき事なんだ


どうしたんだ カトル?
お前らしくないじゃないか…

みんなに伝えて欲しい
もう僕の前に現れないで
でないと みんなを殺す事になる


カトルの耳に全く届かないトロワの必死の呼びかけが何とも切ないですな。
そして、ヒイロはカトルに牙を剥くのでした。

言いたい事はそれだけか!?

全てが狂っているのなら
俺は自分を信じて戦う
カトル…
お前を殺す

ヒイロの口から「お前を殺す」の一言が。
ばらばらになってしまったガンダムパイロットの想いがここにぶつかり合う。
次回はカトルとヒイロの一騎打ちの模様。

以上。

新機動戦記ガンダムW 23話感想 『死神に戻るデュオ』

2010-07-04 20:07:30 | 新機動戦記ガンダムW








◆サリィの狙い
01(ウィング)と04(サンドロック)を入手済み。
ガンダムコレクターですなw
恐らく、この2機をベースにして新型MSを造る目論見なのでしょう。

◆新MS
ドクターJ達はどうやら新MSを造っているみたいです。
ガンダムタイプみたいなのでデスサイズとナタクの後継機となるか。

◆ヒイロと五飛
月基地へ送られる五飛。
ヒイロも同行。
何と危なっかしいw
さてヒイロと五飛の運命やいかに。

◆ヒルデ
コロニーの平和のためならば、と一途に突っ走る少女。
デュオを抹殺しようとしています。
しかし、コロニーの平和を考える想いは同じなのに敵同士になるとは皮肉なものですな。
そして、ヒルデに助けられるデュオ。
お互い想いが通じ合う事はできた、と。

◆死神に戻るデュオ
博士と再会したデュオ。
これでデスサイズ後継機はデュオのものに。
しかし、完成までには1ヶ月ほどかかるとの事。
それまで生き延びる事ができるかが鍵ですな。

以上。

新機動戦記ガンダムW 22話感想 『独立を巡る戦い』

2010-07-01 20:47:12 | 新機動戦記ガンダムW






◆ミリアルド
ゼクスの取った道はサンクキングダムのミリアルドを名乗る事だった。
しかし、ミリアルドとレディ(外交モード)の接触は面白いですねw
どちらも以前とは別人キャラなだけに。

◆地球連合宇宙本部
地球連合はやはりOZのコロニーへの介入を問題視しています。
OZはコロニーを軍事工場としか考えていない、と。
確かに、条約の中に軍需産業発展を盛り込むあたりOZの真の狙いがコロニーの生産工場化である事が分かります。

◆役割の使い分け
2つの顔を使い分けるずるさを戦いの中で身につけたとするミリアルド。
まるでレディ・アンですねw
そして、親善大使という役割ではなく戦士という役割に変わるミリアルド。

◆トレーズとミリアルド
敵味方に分かれていながらもモビルドールに反発する心は同じトレーズとミリアルド。
トレーズはロームフェラには逆らえないがミリアルドならば反発できる、と。
ミリアルドに願いを託すトレーズなのでした。

◆危機一髪
コロニーへの攻撃を危機一髪で回避したトロワ。
ふ~役者が違いますね。
そして、レディ・アンはコロニーへの攻撃の罰として部下を射殺。
ここからレディの変化が見られそうです。

◆OZ月面工場
何と対地球用モビルドールを月で大量生産する事にしたロームフェラ財団。
OZの戦争ゲームが激しくなりそうですな。
それに対してトレーズとミリアルドがどのように反発するのかが見物です。
そして、単独行動を続ける五飛がOZの技師長ツバロフに捕らえられる事に。
月面基地での五飛とナタクの運命やいかに。

以上。

新機動戦記ガンダムW 21話感想 『悲しみのカトル』

2010-06-28 19:21:06 | 新機動戦記ガンダムW






◆モビルドール対ヒイロ
トロワと共にトールギス撃墜に向かったヒイロですが、いきなり周囲のモビルドールを片っ端から撃破していきます(汗)。
流石はエキセントリック少年ヒイロw
生身の人間が搭乗しない人形など足手まといに過ぎない、と。
そして、トールギスとの戦いでトールギスを討つ振りをして次々とモビルドールを撃破していくガンダムパイロット達。
これもOZ破壊工作の一つの手段なのでしょうね。

◆ミリアルド・ピースクラフト
ミリアルドに戻ったゼクス。
一度はピースクラフトの名前を捨てたはずですが、再度、その名を名乗る彼の心境やいかに。
平和主義という立場を貫く事になるのかもしれませんね。
しかし、ヒイロ達に捕獲されOZに投降する事に。

◆ウィナー家
カトルの父親が運営するウィナー財団は宇宙の技術者を支援し、反OZ平和主義の立場を取っていた。
だから、カトルは平和主義的な思想を持っていたのですね。
しかし、カトルは父親に反発しガンダムのパイロットとして地球へ降り立った。
そのカトルを一番心配していたのは他でもないカトルの父親だったという話を姉から聞かされてはにかむカトル。
父親に反発してはいるものの家族との久々の再会は嬉しい模様。

◆新ガンダム?
カトルはサンドロックの代わりに新しいガンダムを製造するとの事。
しかし、MSの開発もできるとは凄まじい能力を持っていますね。
ちなみに、サンドロックはOZに捕獲されたH教授が製作したとの事。

◆市民の反対
平和主義を推し進めてきたウィナーのコロニーですが、民衆を始めとする他為政者達はOZに与して軍備拡張を進めるように提言。
それに猛反発するウィナーですが、立場的にはかなり追い詰められていますね。
そして、資源を独り占めするな、とデモを行う市民達。
と言うよりは、その資源というのは元々ウィナー家が所有していたものなので独占というのはニュアンスが違うと思うぞ。
ウィナー家はあくまで技術者支援のために資源を提供する立場にある訳ですから。

そして、結局、決議の結果、ウィナーの保有する資源衛星はOZの管轄になる事に。
しかし、軍備のために資源を利用されるくらいならば資源をコロニーから切り離した方がマシとばかりに資源衛星の切り離しにかかるカトル父。
しかし、コロニーの連中から総攻撃を浴びあえなく憤死。

◆壊れたカトル
誰も分かってくれないんだね
優しい人の涙を
これでコロニーは満足なんだ!
あなた達は満足なんだ!!
僕は決して忘れない
そして 決して忘れさせないよ
この日の事を…!
あはははははははははは!!!!!
あーははははははは!!!!


父と姉を失い完全にぶっ壊れたカトル。
温厚な性格だっただけに尋常ではない壊れっぷりです。
反コロニーという立場を取る事になるのか。

以上。

新機動戦記ガンダムW 20話感想 『潜入、月面基地』

2010-06-25 19:23:10 | 新機動戦記ガンダムW






◆月
月は重力が地球の6分の1しか無いため人が居住するには不適切な場所であり、現状は観光地として栄えておりMSの生産工場の密集地帯にもなっているとの事。
ここでドクターJ達はOZの新型MSの開発を進めていた。
MSの名前はメリクリウスとバイエイト。
科学者達曰く、超強力なMSとの事で、OZをも破壊できる力を持つ可能性を秘めているらしい。
このMSをヒイロ達が奪取してくれる事を望んでいるみたいですな。

◆OZの概念
宇宙で新国家建設を目論むOZ。
しかし、文面には主要産業は軍事技術・MSの生産で成り立つという文言が記述されていた。
これによってOZを疑問視する声が上がってきそうな感がありますね。
OZの企みが露呈する日も近いのではないかと思う次第。

◆サンドロック奪取
自爆で破壊されたサンドロックを改修していたOZの基地を攻撃しサンドロック奪取に成功したマグアナック隊。
そして、彼らを手伝おうとするサリィ。
相変わらず勇猛果敢な性格ですね。
これによって、サンドロックはマグアナック隊の手によって改修される事になるんだろうな、きっと。

◆デスサイズ破壊
何だ…?
俺の涙か…

切ねー;;
OZにパイロットとして潜入したトロワはその強力な力ゆえにガンダムのパイロットなのではないかという嫌疑をかけられる。
その嫌疑を晴らすためデスサイズを破壊したトロワ。
しかし、表情も脳波も全く変わらなかったはずなのに彼の瞳からは涙が。。。
理性では正しい事をやっているつもりでも感性の部分は誤魔化せなかったという事なのでしょうね。
トロワの中に確実に感性が芽生えつつあり、彼の「変化」が端的に分かるシーンだったかと思います。

そして、デスサイズを破壊されて絶叫するデュオ。
何ともやるせないですね。
これによって、トロワはドクターJ達が開発した新型MSのパイロットに選出される事になる。

◆レディ・アン
どうやら二重人格のようですね。
終始トロワににこやかに対応していましたが「ずる賢い人間が生き残るのがOZ」というトロワの言葉に過剰に反応し頭を抱えていましたから。
今後も彼女の人格は「好戦的なレディ・アン」と「和平を望むレディ・アン」との狭間で揺れ動くものと思われます。

◆ヒイロ対トロワ
新型MS破壊工作のため月面基地に潜入したヒイロ。
ってか、本当に神出鬼没ですね(汗)。
まさかバイエイトに搭乗していたとは。
そして、立場上では敵同士になったヒイロとトロワ。
囚われる事になったヒイロはどうなってしまうのか?
次回以降が非常に楽しみです。

以上。

新機動戦記ガンダムW 19話感想 『バルジ強襲』

2010-06-21 19:43:31 | 新機動戦記ガンダムW




◆オペレーションメテオの真意
ナレーションであっさり語ってくれましたが、AC175にOZがコロニーの指導者であるヒイロ・ユイを暗殺した事に対する報復としてオペレーション・メテオの計画が練られたとの事。
しかし、対話による統治を進めるOZに感化されて今やハードな抑圧に対する希望の象徴であるはずのガンダムがコロニー側からは邪魔な存在だと考えられていますからね。
皮肉なものだと思う次第。

◆ゼクスは死んだ
ゼクス・マーキスは死にました

では、今ここにいる自分は何者なのか?
それがゼクスにとっての究極の疑問となるのかもしれません。

◆狐の皮を被るレディ・アン
この満面の笑みは有り得んだろw
外交面で対話路線を推し進めるレディは最高の役者でしょうね。
しかし、コロニーも単純な連中ですね。
あれだけいがみあっていたOZとこうもあっさり手を結ぶとは。
ドクターJみたいにOZとの和平に反発する人間も中にはいると思うのですが、そういった民衆は今の所は描かれていませんね。

◆宇宙に上がったデュオ
デュオ大ピンチ。
トーラス相手にボコボコにやられて瀕死状態に陥ってしまった。
そして、自爆装置を発動させようとするデュオですが、故障によって発動できずにOZの捕虜になる事に。
そして、メディアの情報操作によって「悪」に仕立て上げられるデュオ。
その「悪」となり得る存在であるデュオを抹殺しようとするヒイロ。

◆宇宙に上がった五飛
単独でバルジを強襲する五飛ですが、トーラスを前にかなりてこずっていますね。
やはりモビルドールは完璧な殺人マシンという事なのでしょう。
そして、一時撤退する五飛。
五飛は故郷のコロニーに帰還する事になるのか?

◆モビルドールの盲点
今回の話ではモビルドールの盲点が語られましたね。
確かに使い方によっては最強の兵器になり得ますが、攻撃目標を味方機に変更されると味方を攻撃目標と見なして殺戮してしまう。
これでは本当にただの殺人兵器です。

そして、ヒイロの次なるターゲットはドクターJ達。
OZに利用されるのであれば殺すしかない、と。
任務に忠実すぎますね、彼は。
ただ、ドクターJはヒイロ達を救おうとしていた訳であって、その彼らを皆殺しにしようとするのはどうかと思うぞ。
むしろ、救出して互いに手を取り合うという道を選ぶべきなのではないでしょうか。
OZに対抗しようとする心は同じな訳ですしね。

◆宇宙に上がるゼクス
さて役者が揃いました。
ゼクスがどのように宇宙で活動していくのかに注目したいところ。
OZに対抗する事だけは間違いないでしょうけど。

以上。

新機動戦記ガンダムW 18話感想 『トールギス破壊』

2010-06-17 19:36:11 | 新機動戦記ガンダムW






◆ドクターJ達
何とOZのMS開発に携わっていたとの事。
トールギスの開発も彼らが行ったようで。
トールギスは20年前に設計されていながらも地球上ではいまだ最強のMSとの事。

◆ドクターJ達を利用するレディ
レディはドクターJ達にトールギスの上をいく最強のMSを開発させようとしているみたいですが、あの偏屈な爺さん達が簡単に誘いには乗るまいて(笑)。

◆トレーズの最終通告
ガンダムとの戦いは個人的な感情によるものであり、ガンダム打倒を目指すロームフェラ財団の意向には従えないとするゼクス。
それならば、OZのために戦死するように指示したトレーズ。
それでこそ、名誉の戦死であり、ロームファラ財団も納得し後のカリスマ的存在であるゼクスを英雄視する軍人の士気を上げる事にもつながり、OZの発展にもつながる、と。

◆モビルドールシステム
無人の兵器によって戦争をしようとするロームフェラ財団幹部。
宇宙でのトーラスは正にその象徴との事。
そのモビルドールシステムに異議を唱えるトレーズ。
人間を評価し人間を愛さなければ意味が無い、と。
「手段」を重視するトレーズの姿勢が端的に分かりますね。

ドクターJ達もトレーズと同じ考えの模様。
戦争で人が血を流し死んでいく様を見るからこそ、人はわずかながらでも自身の行為を反省する事ができる。
それができなければゲームの世界と同じなのだ、と。
痛くもかゆくも無いゲーム盤の上での戦争に手を貸すくらいならば殺された方がマシと考えるドクターJ達の哲学も何気に熱いですね。
戦争について真摯に考えています。
モビルドールシステムに同意しているのはメインキャラの中ではレディ・アンのみ。
やはり、「手段」を重視するトレーズ達と「結果」を重視するレディの立ち位置の違いはクッキリしていますね。

◆連合残党
連合残党部隊はガンダムのパイロットをかくまうという形を取る事になった。
これでガンダムのパイロット達の宇宙での活動拠点ができましたね。
連合はガンダムではなく、OZを敵と見なした、と。

◆交渉成立
OZとドクターJの間で交渉が成立。
ガンダムパイロット抹殺を止める条件としてガンダムを超えるMSを開発する事にしたドクターJ達。
さて、どのようなMSが出来上がるのか。
そして、ドクターJ達はどのような想いでそのガンダムを超えるMSを開発する事になるのか。
熱い心を持ったドクターJ達の今後の行動に要注目ですね。
しかし、ドクターJ達に知られる事無くドクターJ達との約束を破ってガンダムパイロットを抹殺しようとするレディ、本当にどうしようもない卑怯者ですね。
ガンダム三大悪女に加えても良いくらいの愚劣な女です。

◆トールギス破壊
エアリーズ50機、キャンサー20機の連合兵力相手に立ち向かうゼクス。
さすがのゼクスもこれだけの戦力を相手には太刀打ちできないでしょう。

トレーズ 私は君の友達にはなれない

そして、仮面が砕けたゼクス。
これでトレーズとの決別も確定。
さて、反トレーズという立場に変わったゼクスの今後の行動に要注目です。

◆ヒイロ
宇宙に上がったヒイロは何とデュオの名前を騙っています(笑)。
マジ、笑ってしまったのですが、デュオがその事を知ったらブチキレる事でしょう(笑)。
コロニーの中では「ヒイロ・ユイ」の名前が知れ渡っているから仕方なくなのでしょうけど。

以上。

新機動戦記ガンダムW 17話感想 『裏切りの遠き故郷』

2010-06-14 19:20:20 | 新機動戦記ガンダムW






◆レディ・アン
何この清楚な感じ(笑)。
髪を下ろして眼鏡を外して服装をミニスカートに変えています。
1クールのレディと全く違いますね。
あまりにも失策続きだったので頭を丸めたのか(汗)。
頭を丸めた事で彼女の中に変化が表れるかどうかが楽しみなところです。
しかも、OZの兵士と話す時もですます口調。
思わず吹いてしまったよwww
今までとはまるで別人。
頭を丸めれば人間、ここまで変わるものか。
役者が違いますね。

◆OZの宇宙侵略
いよいよ宇宙での戦いが開始。
OZは連合配下のコロニーを制圧するために連合に武力でもって仕掛ける事に。

◆モビルドール
無人の戦闘兵器との事。
一応、人が乗っていたが、戦闘データを収集した後は無人化させる予定でもあるのでしょうか。

◆OZの企み
OZは援助という名の懐柔策で各コロニーを制圧していった。
確かに無理矢理制圧したならば反発が起こりそうなものですが、懐柔という形ならば反発も起きようがありませんね。
今の所は、の話ですが。
だから、レディ・アンもあのような清楚な女性に変身したのでしょう。
あまりにも変わりすぎですが納得です。
そして、いざ眼鏡をかけると普段の自分に戻るレディ・アン。
ここまで役者を演じられるってのはあまりにも恐ろしいですね。
和平交渉下での偽りのレディ・アンと武力制圧を強行する本物のレディ・アンを使いこなしている、と。
OZが表の顔と裏の顔を持ち合わせているという有様は、レディ・アンが表の顔と裏の顔を演じている事に象徴されていますね。

しかし、OZがコロニーを乗っ取った後、武力で抑圧する事は目に見えているので、この論理のすり替えに誰も気付いていないとは呑気なものです。
そして、そのOZの企みをコロニー住民に知らせるためにカトルとデュオは宇宙に上がる決意をするのでした。

◆オペレーションメテオの真相
デスサイズの産みの親であるドクトルSが登場。
ドクトルSは無人モビルドールの戦闘を「遊び半分の戦争」と嘆いています。
ってか、ドクトルSってピノキオみたい(笑)。
鼻が長すぎやろw
ドクトルSは他のガンダムの存在については全く知らず、他5機が同時に地球に送り込まれたのはただの偶然に過ぎないと主張。
この話が本当であるならば、あまりにも出来すぎていますね。
何かしら裏でドクターJやドクトルSを操っている人物がいるのではないかと。
でないと、同時期に5機のガンダムが地球に送り込まれるなんて事は有り得ませんから。
オペレーションメテオの真相について種明かしされる時が楽しみではあります。

◆意見真っ二つ
ガンダムは和平交渉を進めるコロニーにとっては迷惑であると考える若手の政治家達。
それに反発するのがOZのやり方を知っている老いた政治家達。
ガンダムはコロニーの希望である、と。

そして、遂にコロニー側からガンダムを敵と見なす声明が発表される。
これまでコロニーの平和のためを思い戦ってきたカトル達としては本当にやり切れませんね。
コロニー側はOZの術中にまんまとはまっています。

だが、たとえ孤独であっても戦い続ける事を主張するカトル。
共に戦っているガンダムのパイロットもいるのだから。
そして…。

◆宇宙へ上がる5機のガンダム
他のガンダムパイロットも行動を起こす事に。
宇宙へ上がりOZと徹底抗戦をする構えなのでしょう。
ただ、コロニーはOZと手を取り歩み始めたのでどのように宇宙で活動する事になるのかが興味深いところではあります。
トロワもいつの間にやら他のガンダムパイロットとの間に絆を感じ始めた模様。

◆強硬レディ・アン
やっぱりいかれてます(笑)。
コロニーに立てこもるガンダム技術者を撃つためにコロニーを部分的に破壊しようなどとは。
「今の私は外交をやっているのではない。戦争をやっているのだ」と。

これがレディの本性なのでしょう。
「手段」の重視という観点からは全く成長が見られません。
ここまで来るとエキセントリックの度を超えて狂人としか言いようが無い。
まぁ、これも製作者側からすると狙った演出なのでしょうが。
そして、コロニーが撃たれるならば止む無しと降伏したドクターJ。
彼の想いはガンダムのパイロット達に託されるのでした。

◆自爆装置
他のガンダムパイロットを宇宙に上がらせるために盾となったカトルでしたが、自爆装置を発動させたら、何とサンドロックのコックピットが開きました。

僕に降りろって言うのか?
サンドロック!


カトルの生命を救ったサンドロック。
まさかの演出でしたが、感動的でした。

ありがとう 僕のサンドロック…

しかし、これからカトルはMS無しでどうやって戦っていくのか。
宇宙でのカトルの戦いに注目ですな。

◆ガンダム技術者勢揃い
OZに拘束されたガンダムの技術者達。
5人とも顔見知りの模様。
15年ぶりの再会との事ですが、15年前は丁度今のガンダムのパイロットが生まれた時ですね。
という事は、この計画は15年前から周到に練られていたのでしょう。
事の真相が明かされる日を楽しみ待ちたいところです。
レディ・アンは彼らの技術力を評価し兵器開発に利用しようとしているみたいですが。

今回の話でガンダムパイロットがコロニーから敵視される事になり物語が大きく動いてきましたね。
現状、起承転結の「承」の段階のはずですが、まるで「転」のような感じです。
以上。

新機動戦記ガンダムW 16話感想 『悲しき決戦』

2010-06-11 20:32:35 | 新機動戦記ガンダムW




◆狙われるゼクス
ガンダムをかばいだてした事でロームフェラ財団幹部に命を狙われる可能性のあるゼクス。
OZの英雄でありながら命を狙われる存在になってしまうとは。
ゼクスのOZからの離反の可能性もあるかと思う次第。

◆ストーキングリリーナ
相変わらずヒイロを追い掛け回すリリーナ。
この執念たるや並大抵のものではありません。

◆ゼクスの哲学
命を懸けた戦いによってこそ真の戦士が生み出されると考えるゼクス。
戦争に美意識を持ち込んだ時点で駄目だ、生きるか死ぬかの戦いを繰り広げる事こそ戦争だ、と。
ゼクスの考え方がヒイロによって感化されつつあります。
しかし、ゼクスの考え方も常人離れしていますね。
部分的に損傷しているトールギスで戦う事は、命を懸ける戦いにおいては、完璧な施しをヒイロに行った事に対する甘さの清算である、と考えていますから。
ヒイロもそのゼクスの心境を理解しており、彼の完璧な施しを受け入れず、不慣れなヘビーアームズで戦う事を希望。
常人離れした価値観で通じ合うこの2人、凄すぎます(汗)。

◆リリーナに託したサンクキングダム再興への道
ゼクスはサンクキングダム再興を目指し連合への復讐を成し遂げようとした。
しかし、その復讐によって自らの手を血に染めすぎたゼクスは、自分が平和主義を掲げるサンクキングダムには不要な存在だと考えた、と。
ゆえに、その希望をリリーナに託したのでしょう。
そして、今回の決闘はサンクキングダムの精神を捨てた「戦士としてのゼクス」が完璧な戦士であるガンダムパイロットと肩を並べられる晴れ舞台。
ゼクスは「ピースクラフトとしての自分」ではなく「戦士としての自分」にアイデンティティを見出す事を決めたという事なのでしょうね。
それで死ねるのであれば本望でもある、と。
ゼクスの目指そうとする道が端的に分かりました。

◆リリーナの絶叫
ヒイロとゼクスの戦いを止めようと割って入ったリリーナ。
彼女の中には自分自身が平和主義を貫くピースクラフトを担う存在であるという強い意識があるのでしょう。
そして、ゼクスが自分の兄であるという衝撃の事実をノインから知らされるもその表情は平静を保ったまま。
流石はエキセントリックリリーナです。

結局、調査隊の追撃のため勝負は持ち越しに。
いつの日かこの勝負の決着がつく日もくるのでしょうか。

以上。