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とことん青春!

愛は憎しみより高く、理解は怒りより高く、平和は戦争より気高い。

神霊狩 6話感想 『脳の中のホムンクルス』

2007-11-27 01:01:52 | その他アニメ
うむ、意味が分からない。
と言うか、何を描きたいのかがさっぱり分からん。
これほどに何の盛り上がりも無い作品というのも珍しいかも。
ミステリアスな雰囲気は良いが、この調子で続くのであれば、容赦なく切るかもしれません。


機動戦士ガンダムOO 8話感想 『無差別報復』

2007-11-25 18:13:44 | 機動戦士ガンダム 00 (ダブルオー)
今回はマリナと沙慈の成長を描いた話でしたね。
8話感想。

◆◆刹那の心情◆◆
あんたを殺しても何も変わらない
世界も変わらない


「あんたは何も分かっていない」
刹那の言いたかった事はこれでしょうね。
親を殺し、多くの人を自らの手で殺めてきた刹那にとっては、人が死ぬ瞬間を知らないマリナがあまりにも現実を分かっていない机上の空論を語る存在に思えたのでしょう。
そんな何も分かっていないあんたを殺したところで何も変わらないし、世界も変わらない、殺す価値も無い人間なのだ、と。

つまり、刹那にとって現状のマリナは生きていようが死んでいようがどうでもいい存在なのです。
だから、自らのコードネームを名乗ったんですね。

最初、彼が「カマル」という偽名を名乗ったのは、マリナを警戒しての事だと思います。
しかし、いざ話をしてみたら、彼女が世界の状況を全く分かっていないお嬢様だと悟ったのでしょう。
この程度のお嬢様にならば、真実を話したところで全く害も無い、むしろ、真実を突きつけた自分に危害でも加えてみろ、といったノリかと。
以前、沙慈に対してコードネームを名乗ったのも、沙慈が平和ボケしていて、世界の事を何も分かっていないと思ったからなのでしょう。

明らかにマリナは見下されていますね。
同時に刹那が挑発的な面も持ち合わせている事が分かりました。

しかし、マリナはラストシーンでわずかながら成長した面を見せる事になるのです。

◆◆沙慈の成長◆◆
バスが爆破されて大勢の人が巻き込まれて
それを見た時 関係無くないんだって
分かってなかっただけで
何も知らなかっただけで

世界の事も何も知らなかった沙慈ですが、無差別テロの影響で世界の事を真剣に考え出した模様。
今回の話では、我関せずの状態から抜け出した彼の成長が描写されていましたね。

◆◆ソレスタルビーイングの真の目的(妄想アリ)◆◆
さて、今回の話で絹江も考えていたソレスタルビーイングの真の目的ですが、以下のスメラギの会話にヒントがあったように思います。

まさか各国の諜報機関が協力してくれるとは…
良いように使われただけです

だが 大きな一歩でもある
ですね

スメラギ達が今回の件を「大きな一歩」と捉えたのも、彼らの真の目的遂行のプロセスの中に「各国の協力」という事項が入っているからではないかと思う次第。
つまり、【世界中の一般民衆の憎悪の対象となりながらも、各国首脳にとっては利用価値のある協力対象となる】というのが彼らの理想の状態なのではないかと。

この事から考えられるソレスタルビーイングの真の目的は、彼らを利用しようとする者の粛清ですな。
以前の感想でもこの物語における「悪意」とは物事を知っていながら知らないフリをする事なのではないか、と書いたのですが、武力介入を繰り返す事で「悪意」を持った者達を炙り出し協力関係に抱え込み、最終的に彼らを切り捨てる事で一般民衆の憎悪の矛先を彼らに向けさせるという狙いがあるのかな、と。
切り捨てる手段としては、ソレスタルビーイングと各国の協力関係の情報をマスコミへリークする, ソレスタルビーイングという組織の自発的消滅により彼らによって支えられていた既得権益を喪失させるといった手段があります。

悪意の炙り出しによる善意ある世界の構築といった狙いがあるのかな、と妄想しているのですが、的外れの可能性も大ですw
世界を一度、全て潰すくらいの意気込みが無いと成し遂げられない施策ですしね。

ただ、彼らの目的遂行のためには各国との協力関係が必要となる事は今回のスメラギの会話からもほぼ間違い無いかと思う次第です。

◆◆マリナの成長◆◆
おい見ろ!モビルスーツだ!
あの白いのはどこの国のだ?
ガンダムじゃないのか?
かっこ良いー!!


ガンダム…

マリナの成長が端的に表現された場面であり、今回の話の最大のポイントでしたね。
マリナ以外の民衆はガンダムに対してどこか憧れに似た感情を抱いていたのに対してマリナの表情はどこか恐怖を感じているように見えました。
ここのところで、戦争の現実を知らない民衆と、刹那とのやり取りで戦争の現実を知りつつあるマリナとを痛烈に対比させる事によって、マリナのわずかながらの成長を上手く描いていましたね。

また、以前はこれら民衆と同じポジションにいた沙慈も、今回の話で戦争の現実を知った事を明かしており、これら民衆より一歩成長したポジションに位置している事が描かれていました。

そんな彼らを上空から見下ろす刹那。

お前らみたいな世界を知らない人間は殺す価値も無い

そう言わんばかりの形相で睨み付けていたのが印象的でした。
世界を知らない民衆と世界を知りつつあるマリナ&沙慈を対比させる事で彼らの成長を上手く表現していたのが今回の話の最大のポイントだったと思う次第です。

以上、8話感想でした。


機動戦士ガンダムOO 7話感想 『報われぬ魂』

2007-11-18 18:22:45 | 機動戦士ガンダム 00 (ダブルオー)
刹那の戦う理由はアイデンティティを守るためだったんですね。
7話感想。

◆◆刹那の過去◆◆
自らの手で親を殺し、少年兵となった刹那。
刹那達の帰属する場所を家庭から戦場へと移行させる事がアリーの目的だったのでしょう。
しかし、刹那は「神のための戦い」を説くアリーに対して、「神はいない」という確固たる考えを持っていた。
つまり、アリーと考えを異にしていた事が分かります。
彼は戦う事に没頭しながらも、戦場を己の帰属場所と完全に割り切る事はできていなかったのではないかと。

その事は、今回の彼の動揺がアリーとの再会ゆえと言うよりは、アリーとの再会によって蘇った「親殺し」の記憶ゆえだった事からも分かります。
彼の中では少なからず親を手にかけた事に対する疑念があったのでしょう。

しかし、そんな刹那が家庭に変わる確固たる自分の居場所を見出した。
それが神の力を持つソレスタルビーイングでありガンダムマイスターだったんですね。

◆◆ティエリアの本性◆◆
黙っていろ
人と話す気分じゃない

計画通り、予測通りに事を進めるティエリアですが、実は人殺しを良い事だとは思っていないのかもしれません。
彼が一番謎めいたキャラですが、5話のスメラギとのやり取りからもガンダムマイスターとして支障を来たし得る弱点を持っているような感もありますね。
彼の過去が明かされる日もいつか来るのでしょうね。

◆◆平和な日常も…◆◆
今回、平和な経済特区日本でもテロが勃発。
各地の紛争を他人事のように考えているルイスを描いた矢先の出来事だっただけに演出としては上手いと感じました。
これでルイスも紛争の恐怖を肌で感じる事ができたでしょう。
彼女達が平和を維持する事の難しさについて考える契機になるのでは、と思う次第です。

◆◆刹那の戦う理由◆◆
俺の存在そのものが理由だ
俺は生きている
生きているんだ


刹那は己の存在そのものが「ガンダムマイスター」という殺戮兵器であるという自覚があるのでしょう。
そして、自分が「ガンダムマイスター」である事を体現できる手段がエクシアに搭乗する事であり、エクシアで戦う事によって生きる意味を見出しているんですね。
だから、是が非でもエクシアを降りる事はできないのでしょう。
なぜなら、彼がエクシアを失えば、同時に生きる意味も喪失してしまうからです。
彼が居場所無き悲惨な幼少期から、エクシアという確固たる居場所を見出した事が端的に分かる台詞です。

その組織はテロという紛争を起こした
ならば その紛争に武力で介入するのがソレスタルビーイング
行動するのは俺達ガンダムマイスターだ…!

自分達がテロ行為を誘発していようがしていまいが関係無い。
ソレスタルビーイングとして、ガンダムマイスターとして戦闘行為に介入する事により、「自分は生きている」と実感し、アイデンティティを見出す事ができるのだ、と。
刹那がソレスタルビーイング・ガンダムマイスター・エクシアに強く依存して生きているという事がよく分かります。
世界を変える云々ではなく、自分が生きるためにエクシアに乗っているのだ、と。

刹那の戦う理由は自身の生きる意味を守るためである事が今回の話で端的に表現されていましたね。
前回の感想で、「刹那にとってエクシアは生きていくために不可欠な存在」なのではないかと書いたのですが、その通りでしたよ。

以上、7話感想でした。

神霊狩 4話感想 『 ― 変性意識 ―』

2007-11-13 01:08:59 | Weblog
今回はなかなかに怖かったですが、味のある内容でもあった。
魂抜けで幽世をさまよう事を覚える回だったようで。
各キャラの抱えた心の闇から逃げるために魂抜けしたのでしょう。
この世から逃げているのだ、と。
次回にも期待ですな。

機動戦士ガンダムOO 6話感想 『セブンソード』

2007-11-11 19:13:26 | 機動戦士ガンダム 00 (ダブルオー)
今回はオーソドックスな展開でしたね。
6話感想。

◆◆世界情勢◆◆
AEUは宇宙進出においてはユニオン・人革連に比べて出遅れている模様。
ゆえに、PMCの技術協力を得て宇宙での生産拠点確保を図っているのでしょう。
モラリアとしても戦争行為減少による経済破綻を免れるためにAEUの援助は必要不可欠。
よって、両者の利害関係も一致。

ここでもソレスタルビーイングは「利用」されていますね。
「仕組まれた世界」とは正にこの事ですな。

◆◆一心同体◆◆
エクシア・・・
俺のガンダム・・・


もはや、刹那とエクシアは一心同体。
刹那にとってエクシアは生きていくために不可欠な存在なのでしょう。
ここまでエクシアに陶酔していると逆にエクシアを失った時、非常に恐ろしい事になりそうな気がします。

彼がエクシアを喪失した時の反応を見てみたい気もします(意地悪?)。

◆◆悪意とは◆◆
聞こえるようだよ
世界中の悪意が・・・


この物語では度々、「悪意」という言葉が登場するのですが、はたしてこの「悪意」とはどんな意味なのだろうか。
単純にソレスタルビーイングに対する憎悪、戦争行為そのものに対する憎悪とも考えられます。

私的にもう一つ考えついたのが、物事を知っていながら敢えて知らないフリをする行為の事(法学部出身者的な視点w)。
良い例では、第4話のアメリカ首脳やタリビア首脳は悪意を持った人物と言えるかと。
この物語で、「予測」・「仕組まれた」・「利用する」といった単語が頻発する事からも、こっちの方がしっくりくるかな、と。

逆に善意を持ったキャラとは、物事を知らずそれを知ろうとするキャラの事を指すのではないかと思う次第。
現状ではマリナがこれに該当するかと。
また、沙慈もこれに近い立場で、世界の事もソレスタルビーイングの事も詳しくは知らないが、ソレスタルビーイングの行為に疑念を抱く等、自分にとって未知の世界を知ろうとしていると思われます。

一方で、刹那は世界がどうなっているのかは知らず、それを知ろうともせず、ひたすら戦いにのめり込んでいるので善意を持っているとも悪意を持っているとも言えないでしょう。

世間知らずでありながらも、自国を救うために世界を知ろうと各国を渡り歩いているマリナとの接触が彼の考えに大きな影響をもたらしそうな感もあります。
刹那が善意か悪意かに傾くかはマリナ次第でしょうね。

◆◆想定外◆◆
前回の話から「想定外」が一つのキーワードになってきたと思うのですが、早くも刹那にとってとてつもなく「想定外」な出来事が勃発。
刹那の少年兵時代のリーダー的存在であろうアリーと敵対するはめに。
この戦いによって彼の中に「武力で解決する事」に対する疑念が生まれるのではないかと予想しております。
例え、「仕組まれた世界」であっても世界は簡単ではないんですね。

世界を知らない刹那が自身の行為に疑念を抱き世界を知ろうとする一歩を踏み出す大きな出来事になるかもしれません。

以上、6話感想でした。

黒田FA宣言

2007-11-06 21:45:08 | プロ野球
まぁ、ある意味、仕方ないと言えばそれまで。
メジャーに憧れる気持ちは分かりますよ。
メジャー10球団による争奪戦だそうで。
カープ出身のメジャーリーガーは初めてなだけに楽しみでもあります。
海の向こうから密かながら応援しております。

神霊狩 3話感想 『Phobia Exposure 恐怖症曝露』

2007-11-06 00:53:36 | その他アニメ
この物語は現実逃避の物語なのかもしれませんね。
『天保異聞 妖奇士』が現実逃避を否定的に描いたのとは逆に、拭い切れない過去を背負ったからにはその現実から逃げる事でしか傷を忘れる事はできない、と。
傷を負った3人の少年達の心情が痛すぎますな。
まだまだ、世界観が全く掴めていないのですが、なかなかに雰囲気的には良い感じだと思います。
本当に先が読めない。

機動戦士ガンダムOO 5話感想 『限界離脱領域』

2007-11-04 15:40:07 | 機動戦士ガンダム 00 (ダブルオー)
おぉ、この物語はスタンス的には『地獄少女』にそっくりかもしれない。
前回の「世界は簡単じゃない」の一言が全キャラクターにかかってきましたね。
この演出はなかなに興味深いです。
5話感想。

◆◆マリナ◆◆
私にしかできないからよ

前回の感想で彼女は傀儡なのではないかと書きましたが、志は持っている模様。
ただ、その自信がどこからくるのかが全く分かりません。
実績の無い人間の自信は単なる「傲慢」に変わる場合すらあります。
まだまだ、世間知らずな印象を受けてもしまいますね。
何と言うか、新入社員の時の私ととてもよく似ていますw

それとも何か隠し玉を持っているのでしょうか。
であれば、彼女の発言に説得力はあるのですが…。

これから各国とのエネルギー供給交渉で彼女も世界(地獄?)を知る事になるのでしょう。

世界は簡単じゃない。

◆◆アレルヤとハレルヤ(二重人格)◆◆
前髪の位置が変わると人格が変わるのでしょうか(汗)。
アレルヤも(ソーマと通じ合っている点を考えても)超人機関出身なのかもしれませんね。
アレルヤは何らかのきっかけ(実験事故?)で宇宙を漂流する事になり、その時のトラウマに苦しんでいる模様。

これは想像ですが、彼は宇宙漂流時に他人から見捨てられたのかもしれない。
だから、今回、過去の自分と同じ立場の者達を見捨てられずに救助行為に走った、と。
彼の行為はガンダムマイスターとしては失格ですが、人間としては「カッコ良い」ものです。
今まで、武力で人を殺める描写が多かっただけに、武力で救える命がある事を印象付けてくれました。
テロリストという固定概念に縛られるべきではない、と。

世界は簡単じゃない。

◆◆ソーマの誤算◆◆
人革連サイドとしては今回のソーマの行動は大誤算。
MS操縦のスペシャリストであるはずの彼女がこのザマでは育成を任せられたセルゲイが悲惨です。
スペシャリストが予定通りに実力を発揮してくれるとは限らない、と。

世界は簡単じゃない。

◆◆スメラギの判断◆◆
スメラギさんですが、一組織の指揮官としては甘いのではないかと思われます。
今回のアレルヤの行為は重大な命令違反であり、厳罰ものです。
しかし、彼女は今回、機密情報漏洩のリスクを犯してまで人命救助を優先しました。

私も一視聴者的な立場としては、人命救助のために行動を起こすアレルヤを素直に「カッコ良い」と思いました。
しかし、ガンダムのパイロットとして見ると、彼は全く使い物になりません。
他に代わりがいるのであれば、早急にアレルヤをパイロットから外すべきです。

いつ感情に流されて命令違反を犯すかも分からない人間をパイロットにしている事から考えても、ソレスタルビーイングの台所事情が分かりますね。
恐らく、アレルヤ並のスキルを持ったパイロットが他に居ないのでしょう。

スメラギも頭を悩ませるところですな。
今回のアレルヤのイレギュラーなケースでも分かるように、万事、彼女の予測どおりに物事が運ぶとは限らない、と。

世界は簡単じゃない。

◆◆ティエリアの判断◆◆
適性に欠ける者をガンダムに乗せるべきじゃない

私が今回最も共感したのはこのティエリアの発言でした。
今回は、どちかと言うと、アレルヤやセルゲイの「熱さ・カッコ良さ」が強調されていただけに、冷静な彼の台詞を最後にピンポイントで挿入したのは上手かったですね。

今回の出来事は想定外の出来事でしたが、ソレスタルビーイング側からしてみれば、この「想定外」のズレ幅をなるべく小さくしたかったはず。
よって、その「想定外」のズレ幅を大きくする要因である「アレルヤの感情に流される行動」は排除されるべきなのです。
ゆえに、ティエリアの発言は至極全うなものであり、彼の冷徹さはスメラギにも求められるものだと思う次第。

ティエリアは世界が想定外の事態に直面しないように予定調和を保つ役回りなのかもしれない。

ただ、直後のスメラギの台詞から察するに、ティエリアにもガンダムマイスターとして支障を来たし得る弱点があるのかもしれませんね。
彼の戦う動機についてもこれからの話の中で明らかになっていくのでしょう。

◆◆セルゲイ◆◆
なかなかにバランス感覚のある人物だと思います。
見かけとは裏腹に(笑)義理人情を重んじるキャラかと。

今回は自分の部下が起こした不祥事なのでその責任は当然、上官であるセルゲイも取らなければならない。
よって、今回の彼の人命救助は至極当然の行為。

彼は今回のアレルヤの行為を驚いていましたが、彼にとってはアレルヤの行為は想定外の出来事だったのでしょう。
そして、不可能と思われた人命救助を「想定外」に達成できた。
「世界は簡単じゃない」という事が端的に表現されていましたね。
テロリストであろうとも、人命抹殺ではなく、想定外に人命救助を行う事もあり、不可能な人命救助を想定外に達成できる事もある、と。

◆◆沙慈の役回り◆◆
沙慈はソレスタルビーイングの謎に迫っていく役回りになりそう。
『地獄少女』の柴田一のような感じですな。
彼の視点は視聴者の視点に近いのですが、今回も彼の視点からソレスタルビーイングと世界の動向が描かれました。

前回、彼はソレスタルビーイングの行為に疑念を抱いていたのですが、今回の救出劇でその感情が一変するのではないかと思う次第。
ソレスタルビーイングは争いを引き起こしているという事実に変わりは無いが、人の命を救う事だってあるのだ、と。

今回、「世界は簡単じゃない」と最も痛感したのは沙慈だったかもしれませんね。

◆◆世界は簡単じゃない◆◆
今までの話では万事予定通りに事が運んでいたが、それ程、単純な図式で世界は成り立っている訳が無くイレギュラーな側面もある、という事が今回の話では描かれていましたね。
ソーマの誤算・アレルヤの想定外の行動等、早くも予定調和の世界が個人のミクロ的立場からぶっ壊れつつあります。
この波は徐々に大きくなり最終的には予定調和の世界の構図が国家・民族といったマクロ的立場からぶっ壊れるオチが待っていそうな感もあります。

予定調和で成り立っている世界もイレギュラーな出来事を契機に十二分に変わり得る、と。
正に「世界は簡単じゃない」と痛感させられた回でした。

以上、見応えのあった5話感想でした。