自分が最強の「兵器」であるという事。
突き付けられた現実を強靭な意思ではね返そうとしているのが現状の小夜かと。
11話感想。
◆シュバリエとしてのハジ ディーバとしての小夜
今回、ハジがシュバリエである事がカールの口から明かされたのですが、そうなると気になるのが小夜の存在。
シュバリエがディーバを守る者だとするならば、小夜がディーバである可能性もあるのですが…。
ソロモンが「小夜」の名前に反応していた事を考えても、小夜は製薬会社の人間と深い関わりを持っていると考えられますからね。
◆「兵器」であるという現実を突き付けられた小夜
以前、
8話の感想でも小夜とミンが友達でいられなくなる状況に陥る可能性もあるのではないかと書いたのですが、早くもその段階に突入してしまいましたね(汗)。
小夜を一人の「人間」として見ていたミンのショックの受け方が小夜の心の中にしこりを作る結果になってしまったのではないかと思う次第。
それでも、彼女は【今の自分にできる限りの事をする】という強靭な意思を貫く事によってそのしこりを振り払おうとしているのでしょうね。
その内、内に貯まったモノが爆発する日が来るのではないかと想像してしまうのですが。
◆血のつながっている兄弟 血のつながっていない兄弟
まだ不完全な状態であるとは言え、「兵器」としての道を突き進む小夜が「人間」としての感性を取り戻す事ができるかどうかが今後の展開の要になる感があります。
その為にはカイ達との合流が一つのポイントになりそうですね。
ってか、小夜がディーバ達と血のつながりがあり兄弟だとすると、カイ達疑似家族との関係も興味深いものになりますな。
(前回、ソロモンが言っていたように)ディーバやシュバリエが【1つの意思を5つの体で分かち合う】のならば、【個々人の意思を個々人で有している】カイ達疑似家族とは対照的な存在となりますからね。
小夜が一人の「人間」である為には己の意思を己で有する必要がある訳なのですが。
そう考えると、話の展開としては小夜の意識の変化が【兵器→人間】,【ディーバ達本当の兄弟→カイ達疑似家族】の流れになりそうな感があります。
まぁ、あくまで↑は小夜がディーバである事を前提にしているのですが。
いずれにせよ、タイトル通り、BLOOD(血)が重要なキーワードとして今後の展開を左右しそうな感があります。
あんまし書く事が無いのでここいらで。
個人的には岡村さんの活躍を期待していますよw