花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

ししとうの海老詰め

2007-11-21 | 週末ごはん・お酒
本日一つ目の「袋田の滝」に続き、ふたっつ目の記事は週末ごはんです。


今週末、会社がお引っ越しするので社内は今段ボール山積み状態。
そこらじゅうに積み重ねられた段ボールをかわしながら社内を歩く・・・シェイプアップにいいかもしれません。

社内でただ1人、私だけが新社屋に行ったことがありません。
「引っ越せばいやでも行くようになるんだから」

月曜日、迷わずに着けるんでしょうか?







ししとうの海老づめとタイトルに書きましたが、実際は海老はさみです。
ししとうに詰めるってそうとう大変ですから。


実はこの海老、冷凍解凍を繰り返されていたもののようで普通に焼いたり炒めたりだと食感が悪かったのです。 そこでいっそたたいてしまえばちょっとはわからなくなるかも、と。

包丁で全量の3/4くらいを粘りが出るくらいにたたいて、残り1/4はざっと細かくなる程度にたたいてます。 塩、胡椒、片栗粉(ちゃんと作りたい人は卵白少々を混ぜても)と合わせます。


ししとうのへた近くを残し先の方に包丁を入れます。 種を雑にとったら海老の具を長細く丸め挟んで整えます。


あとはフライパンにごま油を熱して焼くだけ~

途中蓋をしてちゃんと火を通しましょう。

味つけは塩胡椒だけでもいいし、豆板醤でアクセントをつけても。


写真はオイスターソースと豆板醤で味つけしています。

袋田の滝

2007-11-21 | 花・風景・旅・他
舌に口内炎が出来て、それをかばって食べていたら奥歯の奥の口壁が荒れてしまっていたくて・・・ それでも飲みに行き、食べも食べたり。

女三人でカヴァ、白ワイン、赤ワイン、サングリア、それぞれ一本。
飲む内に口内炎の痛さも軽くなり、これならもう大丈夫かしら?と思ったらそう甘くはありませんでした。 やっぱり朝起きたらまだ痛かった。

お酒でマヒしていただけだったんですね。

=================


先土曜には、紅葉が見頃だという「袋田の滝」を見に行ってきました。

袋田の滝は茨城県の北部、福島との県境に近い奥久慈の里、大子町にあります。 

のんびり電車旅が大好きな我が家は特急料金をケチって片道4時間かけて行きました。 しかも温泉地に行くというのに日帰りです。

電車を乗り継ぎ・・・長い。 正直飽きます。 でも特急料金片道1,810円、往復ならば3,620円、節約すればその分贅沢なお食事ができます!


袋田駅から袋田の滝まではバス(200円)も出てますが、季節と時間帯によっては渋滞がありますので、歩いても40分程度の道のりを里山風景を楽しみながら歩くのもいいかもしれません。


滝の高さは120m・幅73m、日本三大名瀑の一つです。
大岸壁を四段に流れることから、別名「四度の滝」とも呼ばれますが、滝を正面から見ることの出来る観瀑台からは3段しか見ることが出来ません。


袋田(=奥久慈)の名物は刺身こんにゃく、ゆば、奥久慈しゃも。 他にも椎茸やお米等の農産物もあります。
そういえば、ここのスーパービッグサイズな原木しいたけを焼いて食べてさせてもらって私はしいたけギライを克服したのでしたっけ。




予想通りかなりの観光客がマイカーで押し寄せています。 
紅葉の色合いは少し色彩が淡いようですが、滝と紅葉って絵になります。










滝から駅方向へ戻る途中、不思議なお店が
骨董屋さん?
「赤玉フトン袋」って何?
「コドモわた」って?
「オロナイン軟膏」 H軟膏じゃないんだ。。。


ちなみに、オロナインの商品名は原材料メーカーであるアメリカのオロナイトケミカル社に由来し、現在のH軟膏のHは主剤であるグルコン酸クロルヘキシジンの"ヘキシジン"から。




民家の軒先に干し柿
まだ昨日皮をむいて吊したばかりとか









このあたりのこの時期の鮎は小ぶりで400円(養殖でしょう)。 定かではありませんが、鮎解禁の季節ならば久慈川に近い道を車で通る何軒か食堂があり、大きな天然鮎を6~700円で出していたようです。








しゃも料理が食べたかったのですがこれといったお店はなさそう。 結局軍鶏肉はお土産にでも買うことにしてお蕎麦でも、と入ったお店の地粉100%というお蕎麦はいかにも「手作り」でした。


太さはまちまち、堅さもまちまち、田舎のおばあちゃんちでごちそうになるとでも思えばガマンできますが、盛りで800円、大根おろし蕎麦1000円はこのお蕎麦じゃぼったくりです。





そして・・・しゃも肉を売るお店は見あたらず、駅前はなーーーーーーんにもなく。 何一つお土産を買えずさみしく帰路についたのです。




冬の凍結した姿もまた見たいなぁ。