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明美指圧はりきゅう室の健康歳時記

季節の変化を身心で感じていますか?

認知症サポーター

2015-04-27 22:13:16 | 健康・病気

先日、認知症サポーター養成講座を受講してきました。

昔からの知人が、脳血管性認知症を発症されましたが、

今も、家族ぐるみでお付き合いをさせていただいています。

自分なりに接しているのですが、

少しでも参考になればと受講してきました。

小学生から高齢の方まで、

幅広い年齢の方が受講されていましたよ。

まだ偏見を持たれる方も多いようですが、

いきなり認知症になるのではなく、

ご本人が、まず何かおかしいと氣付き、戸惑い、辛いのだと、

あらためて感じました。

ついつい親しい関係ですと、

きつい言葉を言ってしまいがちですが、

ゆっくりお話を聴いたり、話しかけたり、

こちらに、心の余裕をもって接していけたらと思います。

今年度は、6月にまた講座があるようです。

一人でも多くの方に、

興味をもっていただけたらいいですね。


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緩和ケアにも・・

2015-04-23 21:51:56 | 健康・病気

昨年の11月に、進行性甲状腺ガンの手術をされ、

全部取りきれなく、自宅療養されている方が、先日来室されました。

麻酔や薬に対して、反応が強く出てしまう方で、

私の指圧(氣で圧す指圧)は、

「軽くて心地よいし、身体が楽になる。」

と、以前からご利用いただいていました。

今回も、傷口が突っ張ると言われるので、

指圧ではなく、刺さない鍼(提鍼)で傷の周りを散鍼し、

他は極軽い指圧を行いました。

余命宣告された期日は、数か月過ぎ、

90才を超えていらっしゃいますが、

杖もなく、一人で歩いて来られる体力には、

本当にこちらが元氣をいただきます。

ガンを治すことは出来なくても、

今を心地よく過ごしていただけるお手伝いが出来れば、

私も幸せです。(^_^)


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産後にはりきゅうを・・・

2015-03-16 21:36:47 | 健康・病気

三十代半ばを過ぎて初産をされた方が、

産後のからだのケアにと、

ご実家にいる間、鍼灸を定期的に受けられました。

(出産前には、安産のツボ、三陰交にご自分で温灸をしていただきました。)

一月末、一週間ほど予定より遅れての自然分娩。

母子ともに順調で退院され、

施術は9日目から行いました。

順調とは言っても、

やはり体には大きな負担があり、

手足の浮腫、しびれ感があり、便秘もひどく、

腕の痛み訴えられていました。

私の治療は、経絡治療といって、

氣、血を整えて、自然治癒力を高める治療です。

3回目辺りから、身体が変化してきているのを、

ご本人はもちろん、私も感じてきました。

週に1.2回のペースで行い、

浮腫感、痺れ感、便秘、

途中、いぼ痔体臭が強くなった等の訴えも加わりましたが、

ほぼ氣にならない状態まで回復されました。

ただ、産後3週間ほどして下腹部に内臓が降りてくる感じがある。

と訴えられ、どういうことか?感覚がわかりませんでしたが、

医師の診断で、膀胱脱と判明。

骨盤底筋を強化する体操を指導されたようです。

その後も、母乳の量をもう少し増やしたい。手関節が痛い。

などその時々で訴えも変わりますが、

ご自宅へ帰られることになり、

ご自宅でできる温灸をしていただくツボを伝えて、

6回の施術で終了となりました。

帰られて2週間。

お忙しい毎日と思いますが、

母子ともにお元氣で!と遠くから祈っております。


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風邪予防に・・・

2014-12-13 21:35:07 | 健康・病気

12月に入り急激に寒くなりましたが、

風邪を引いていませんか?

「ゾクゾクッ!としたら、葛根湯。」と良く言いますが、

風門(ふうもん)というツボに、

お灸をして温めると、ひどくならなくて済みます。

字の如く、風邪の入る場所。

予防にも使えますよ。

お灸が苦手な方は、

小さめの貼るカイロを当ててみても良いですね。

大椎(だいつい)というツボと合わせて使うと、

パワーアップしますよ。

是非、お試しくださいね。

場所が分からない方は、肩甲骨の間の上の方を温めてみてください。

(風門*第2.第3胸椎棘突起間の外3㎝辺り)・・・左右にあります。

(大椎*頭を前屈し、一番高く突出する棘突起の下)・・・一穴です。


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飲み方に注意!

2014-10-07 21:59:25 | 健康・病気

最近は、病院で処方される薬以外に、

ドラックストアやインターネット、置き薬屋さん等、

今では、薬が手軽に買えるようになりましたね。

そんな中、

例えば、頭痛薬の飲み過ぎで、

かえって頭痛を悪化させている場合もあるようです。

先週、伯母が骨折の疑いで入院したのですが、

内臓も弱っていたところに、ほとんど飲食しないで、

3度3度定量の薬を飲んでいたところ、

意識障害を起こしてしまい、まだ完全に回復していません。

特に高齢者の方は、薬の作用が出るまで時間がかかる方も多いと思います。

ふらつきや、認知症のような症状が、急激に発症した場合には、

薬が関係しているかもしれません。

薬が悪いのではなく、

症状に合った薬をタイミングよく、

適量に飲むことの大切さを思い知らされました。

私たち鍼灸指圧師も、その方によって刺激量を加減しています。

伯母のような人が出ないように、

慎重に飲んでいただきたいと思います。


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