3月2日の金曜日を、都合によりお休みいたします。
ご不便をおかけいたしますが、宜しくお願い致します。
坐禅をしてきてから、もう一週間がたちます。
お陰様で、風邪も引かずに済んでいます。(^_^)
先日参加された方に、姿勢が良いと褒めていただきました。
坐禅の足を組むだけでなく、
正座をする時間も結構あるのですが、
スッと立ち上がると、「痺れませんか?」と聞かれました。
「痺れない座り方があるのですよ」とお答えしたのですが、
これは、合氣道を習っていた頃に、
技だけでなく、自然体で疲れない、しかも強い姿勢を習いまして、
普段からも生活に取り入れているからでしょうか?
その方には、
踵にお尻を軽く乗せる。前傾ぎみの姿勢。などなど・・
痺れない座り方のポイントをお伝えしました。
合氣道は、私の原点。と昨年五月に書きましたが、
今、元氣でいられるのは、
合氣道を直接ご指導下さった、大﨑健一先生に出会ったからです。
先生は、合氣道の技だけでなく、氣の出し方、活かし方を大切にされる方です。
姿勢もその一つで、姿勢を正すことで、心も身体も健康になってくるのですよ。
その教えは、
心身統一の四大原則
1 臍下の一点に心をしずめ統一する。
2 全身の力を完全に抜く。
3 身体の総ての部分の重みを、その最下部におく。
4 氣をだす。
この四大原則が基本になっています。
今でも、氣の体操法、氣の呼吸法、氣を出す健康法は実践しています。
コップの水が汚れていても、一滴ずつきれいな水を入れていけば、
いつかはきれいな水になっていく。と話してくださったのを覚えています。
少しずつでも、継続すれば力になります。
私も以前は猫背でした。
皆さんも是非、生活習慣で改善できるところから、
取り入れてみてはいかがでしょうか?
私がお伝えできることは、お伝えしていきたいと思います。
合氣道や氣の健康法を本格的に習いたい方は、
大﨑先生の道場、凛心館のホームページもございますので、
ご覧いただき、直接お問い合わせくださいね。
凛心館のホームページアドレス http://www.jin.ne.jp/rinshinkan/
今日は二十四節氣の雨水です。
雪が降らなくなり、雨になる時期。
静岡では雪がないので感じにくいですが、
今日は寒かった~(>_<)
実は昨日から仕事をお休みいただき、
掛川の少林寺さんで、坐禅をしてきたのですが・・・
今年は特に寒くて、今朝も暖房の無い坐禅堂では、
深々と冷え込み、身の引き締まる坐禅でした。
それでも、作務(お掃除)の時間には、
晴天で、風もなく、日差しに力が増してきたので、
春を感じられましたよ。
そうは言っても、まだまだ寒暖の差が激しくなる時期ですので、
着るものでうまく調節していきましょうね。
2月8日は、針供養の日です。
針と言っても、裁縫用の針ですが・・(^_^;)
お寺や神社などで、豆腐に折れた針を刺して供養し、
裁縫の上達を願うようです。
鍼師の使う鍼は、産業廃棄物で回収されています。
風情はないですが、衛生、安全のため仕方ないですね。
もうひとつ、今日は私が高校生の時、就職が決まった日だったと思います。
クラスで、あと一人二人だけ就職先が決まらず・・・
進路指導の先生を悩ませた一人なのです。
数件受けて、落ち続けると、本当に落ち込みますよね。
そんな時、母が「明日は明日の風が吹く」と励ましてくれました。
そして、先生の言われるままに受けた会社へ面接に行き、
なんと当日、採用の知らせを受けました。
全く聞いたこともない会社でしたが、(その業界では、名前は通っていましたが・・)
上司、先輩、後輩にも恵まれ、待遇、雰囲気もよかったので、
本当に良い会社に巡り合ったと思っています。
実は鍼灸指圧師になるための専門学校に行きたかったのですが、
色々な事情で、就職を選び、学費が貯ったら、すぐに会社を辞めるつもりでした。
でも、居心地が良く、予定よりも長くお世話になりました。
現代の学生の方も、進路が希望通りにならない方も多いと思います。
寄り道や希望以外の道に進んだとしても、
きっと良い出会いがあると思います。
今絶望していても、明日は同じではありませんから、
志や希望を持ってくださいね。
先日、新聞折り込みチラシの求人広告に、
鍼灸師を募集していました。
レディースクリニックで不妊治療の方への施術とのこと。
柔道整復師の方もということなので、どのような施術なのか?
と思うところもありますが・・・
やっと静岡にも鍼灸を内科的な治療に使う病院が出てきた?
と少し嬉しくなりました。
鍼灸というと、肩こり、腰痛などの整形外科的な病症にだけ利用すると、
考えている方も多いようです。
WHO(世界保健機関)でも、整形外科的な疾患はもちろんですが、
内科、心療内科、眼科、耳鼻咽喉科、産婦人科、循環器科、泌尿器科、小児科、呼吸器科、内分泌科など、ほとんどの科の症状に適応と認められているのですよ。
東洋医学では、
病名治療ではなく、原因がはっきりしなくても治療ができる利点があります。
皆さんも、体調が思わしくないが、病院では悪いところがないので・・・
と言われた経験はありませんか?
そんな時でも、鍼灸、特に私のやる経絡治療では、
鍼灸で身心を整えることで、自然治癒力を高め、
症状が改善されていきます。
検査で結果に現れない未病のうちに改善できるのです。
私も幼い頃からの喘息で、
生死にかかわる発作時に、西洋医学に助けられましたので、
西洋医学も救急医療には欠くことはできないと思います。
ただ、特に慢性病などは、西洋医学と東洋医学を併用することで、
健康で快適な生活ができる方が、より増えると思います。
今後も理解ある医師の方が増えてくださることを期待しています。(^-^)