6月12日、やっと直派若柳流美登利会の舞踊会が開かれました。吉駒は「山姥」を踊りました。
本当は、4月10日開催予定で準備していたのですが、そこへ東日本大地震、余震や停電の不安から、客さまに万一のことがあってはと延期されてきました。
美登利会は、昭和12年の春に旧小柳町にあった柳座で開催されて以来、前橋の春の催事として毎年開かれてきて、今年が68回でした。
2ヶ月遅れてしまいましたが、吉駒も糸駒も、開催できてほっとしているみたいでした。
今年は、小さなお弟子さんの舞台が多かったです。可愛い舞い姿をご覧下さい。
「梅とうぐいす」はまりなちゃん(10歳)です。早春の野で若菜を摘み、鳥と遊ぶ乙女の姿です。
江戸の吉原の遊郭、可愛い「かむろ」を踊るのは、はるかちゃんです。まだ6才です。
寺子屋帰りに道草して遊ぶ少女の姿を描いた「手習子」は、そらちゃん(8才)です。糸駒のところにお稽古に通うようになって5年になるのかな…、とっても上手になりました。
そらちゃんの弟、がくちゃん(6才)は鳶奴を元気に踊りました。お使いした「初鰹」をとんびにさらわれ、取り戻そうと追い回す楽しい踊りです。
まほちゃん(12才)とやよい(6才)姉妹は、「嵯峨の春」を踊りました。桜の咲き乱れる嵯峨野に遊ぶ雅の主従の姿を優雅にみせてくれました。
来春に高校受験を迎える若柳駒音です。お祝いに踊られる、縁起ものの「四君子」を舞いました。
そして、こちらは、前橋文化協会主催の「ふれあい体験 日本舞踊教室」に参加した小学生たちです。
お稽古した長唄「寿」をみんなで発表しました。
小さなお弟子さんの面倒を見ながら、糸駒は荻江「鐘の岬」をつとめました。糸駒の日本舞踊教室についてはこちらをご覧下さい。
ヒゲおじさんとキキは、お邪魔にならないようにしていただけです。広瀬川はすっかり夏もよう、「春じゃないと、もう一つのらないね…」と、公演の前夜の吉駒の一言です。
若柳糸駒日本舞踊教室のご案内はこちらをご覧下さい。
塩ラッキョウ漬けてみました。元タカラジェンヌのカリカリ梅の作り方を読みながら、カリカリ梅も漬けてみました。さてどうなるかな?
糸駒はいつでもあのような顔をしております。緊張しているのではないと思います。
そうですか、タカラジェンヌのカリカリ梅に挑戦ですか。
『お友だち』というリンク欄を作ったのですね、全然気づきませんでした。
そうです、まりなちゃんです。この記事の中では、「梅とうぐいす」をおどっています。