融通無碍なる留学生活

~豪に入っては豪に従います~

頭の痛いことばかり。

2007年04月23日 | 気付いたこと築いたこと
豪ドルがどんどん跳ね上がって、ついに1ドル100円の時代が来つつある。1年にも満たない間に、一気に15円近くも上がるなんて、誰が予測できただろうか。

私の留学予算はそもそも1ドル85円で計算していた。このままではマジで生活が危ない。

・・・っていってもなぁ。
頭の痛い問題が起こり続けて、数ヶ月。
どうこうする気力が最近はもう、失せてきた。残念だ。

東の地

2007年04月20日 | 気付いたこと築いたこと
2週間の休暇後半を利用して、クラスの仲間とバイロン・ベイというNSW州の北部に位置するリゾート地に来ている。シドニーから車で12時間のドライブを経て、まだ夏の香り残るビーチで過ごす3日間。太陽の日差しが相変わらず強く、夜空は天の川がくっきり見える星空の美しさだ。自分の輪郭がゆるんでしまいそうな、不思議な感覚を味わう。

ここには、オーストラリア最東端にあたるという灯台がある。青空とエメラルドグリーンの大海原を背に、キリッとそびえる真っ白い灯台を見た。光を発することで、呼び寄せ、または遠のかせるという存在。灯台の特有な魅力ってあるんだろう。

ビーチ周辺はリゾート地とはいえ、高級なムードというよりも、のんびりとしたヒッピー風の若者の姿が多く目に付く。裸足であるき、長い髪の毛をくゆらし、裸のギターを背に歩いている。
レストランはどこへ行っても大量なポテトフライにお肉、迫力あるバーガーや甘いアイスクリームばかりが並び、どんな体系でもビキニで平気なこのビーチ沿いのムード、体積の大きい人が多いのは不思議じゃない。

輪郭がみんな溶けそうな感じのムード、満喫というよりも、食べられません、といったところだ。

明日、シドニーに戻る。

きのうはカンガルー・デー

2007年04月13日 | オーストラリア社会科見学
まだ自宅にネットがつながらない。
ま、それはもういいとして。

日本からのパートナーとレンタカーをしてお出かけしてみた。

フェザーデールという小さな動物園へ。ここではコアラが触れるほか、カンガルーやワラビーたちがガンガンに放し飼いされていて、しかも人懐こい。大変にかわいくて、癒されまくった。小さい動物園なのに、一日いてもいいね、という気になる。


ねぇ・・・


ねぇってば。ちょとっ・・・


向き合って。


戦うのです。



留学生の泣き言について、考えてみた。

2007年04月10日 | 気付いたこと築いたこと
時々頭をよぎるフレーズで、
「そんなことは百も承知だ。
 承知の上で、しかし、それでもこうなのだ」
というのがある。

気持ちが揺れたり不安定になることを、
セルフモニタリングする自分が責める一方で、
結局人の気持ちに相対化なんてものは利かなくて、
どれもみんな絶対的なんだと、
開き直ることでむしろ安定を手に入れる方法がある。

すべての比較は無効。正論も無効。
有効なのは、人の優しさ、自分のしなやかさ。
どうやらそういうことらしい。

実は、
「帰りたいところにいつでも帰れる」
というのは、恐ろしく凄いことなんだと。
いま、ここで、身をもって感じ入る。

こういう思いがいつか、
例えば他者に向かって思いを巡らすときなんかに、
少し役立ったりしたらいいかもな。

壊れる

2007年04月07日 | 気付いたこと築いたこと
今度はパソコンのワードが壊れた。
突然のことだった。
全てストップだ。
ネットもまだつながっていない。

あらゆる大学関連の添付ファイル(課題も、その提出物も、講師からの添削も)で、これまで当たり前のようにワードに頼り切っていた。とくに課題は100%ワードで送られ、ワードで返さなければならない。

ネットまでは、なんとか毎日大学PCを持って行き、必要物をダウンロードとしてがんばってきたが、今度はそのダウンロードしたものが開けなくなった。

ネットが使えない。ワードが使えない。
気持ちがなえた。もうダメだ、と思った。
打つ手はまだあることはわかっている。頭では。でももう気持ちが付いていけないのが正直なところか。

例のアパート追い出し事件以来、不可抗力なことでかかるストレスがあまりに長く続きすぎて、精神的に危ないなと思っている。

不幸中の幸いか、日本からパートナーが来てくれるタイミングと重なったので、オフィスの購入を頼んだ。出費としては痛いことこの上ないが、緊急も緊急なので、もう何も考えているヒマはない。

こんな状態だから、もしPCが壊れたら、私の精神も壊れるだろう。そう思った。
そのくらい、今や大学院の留学生活上、PCはライフライン。当たり前のように大学はPC利用に依存しきっていることがあらためてわかる。
そしてなんといっても、
大切な人たちとのコンタクトが容易に取れなくなっていることが、
私のベースを揺るがしている。

今正直、いろいろな面で自分の限界にあるような感覚を覚えている。
どうなるんだろう、という感じだ。


そんな中、今朝、姉からメールが届いていた。
姉は私が年末に日本に帰ったとき、
短く貴重な留学生活中、一時帰国したことに難色を示していた。
それも当然だと思ったし、
厳しいながら、その分だけ本気で応援してくれていることはありがたかった。

でもそんな彼女が今朝のメールでは、
「無理をしないで帰ってきていい」
と何度も繰り返し書いてくれているメールを読んで、
張り詰めていたものがどっと崩れるような感じがした。

さて、私は、
このメッセージをどう生かしていかれるだろうか。

折り返し間近。

2007年04月04日 | 気付いたこと築いたこと
相変わらずまだ自宅にネットがつながっていない。
不便なことこの上なし。
しかし、耐えるのだ。今度は信用して待つのだ。
今度はTelstra(日本のNTT的会社)なんだから。


来週から2週間、大学は学期中間休みというのに入る。
とはいえこのコースでは、けっこうな課題が出されたり、
翻訳インターンシップを設けていたりして、
あまり休ませてくれないモードではある。

それでもさっさと宿題を片付けて休みモードに入りたいところだ。
来週は日本からパートナーが来てくれるので、リラックスしよう。
2週目は仲間と勉強したり小旅行に出かけたり、仕事をしたりする。

駆け足で過ぎてしまった今学期前半。
三学期からなるこのコース全体の
ちょうど折り返し地点に来たというわけだ。

ゴールは見えてきた気はする。
でもまだ自分を更新できる気もしている。
後半こそ、飛躍の時ととらえよう。