アジュールの自由気ままなブログ

目指すは自由人!日常でいろいろあったことを気ままに語っていきます。

良書

2011-10-28 | お勧め

本の紹介。

『城山三郎 ゴルフの時間』
この本はとても癒される。ちょっと紹介しよう。


自己流ゴルフの城山氏が
奥さんと練習場に行ったときのこと。

全くゴルフ経験の無い奥さんが練習を見て
「あなた、何か変よ」と言う。
何事かと思ったら
「あなたのフォームが一人だけ変なのよ」

僕のスイングが
他の人とあまりに違うということか。



「巧者労拙者逸」(巧者は労し、拙者は逸す)
という言葉があって

うまい人は苦労する  へたな人は楽しむ
という意味なんです。
真面目にやる人ほど苦しんだりするんでしょうね。



「18歳の老人も居れば80歳の青年も居る」
ゴルフを続けてる人は若いね。



人はあらゆる場面において、社会的地位や名声、
属する組織によって、その人物の評価を決めてしまいがち。
そうした日常から解放された
「無所属の時間」を持とう。
無所属の時間の使い方次第で、その後の人生は
大きく変わる。



「女房なんて気を使わないで済むし、居ても居なくても
 いいように感じる存在だよ」
この言葉、判る人には判ってもらえると思う。

普段は意識しなくとも、いなくなると一瞬も生きてはいけない、
失ってはじめてその存在の大きさに気づく
「空気のような存在」なんだね。

亡くなった奥様のことを
あるテレビ番組で質問されて。



この本はゴルフが中心ではなく
作家・城山三郎の生き方をゴルフを通じて
教えてくれる本です。

随所に名言が散りばめられていて
本当に癒されました。

これはお勧めしたいな~。








コメント
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