昨日は、日野市東宮下自治会の夏祭りで、お話し会でした
朝から雨が降っていて、会場はどんなだろうと心配でした。
地区の方が、事前準備をがんばっていたお話しも聞いていたので、開始の16:00までには何とかお天気が回復することを願っていました。
私が、会場に入ったのは15:00でしたが、車で向かっている途中、ものすごいどしゃぶりになり、ワイパー全開でも前の車も見えにくいすごい雨だったのです。でも、到着してみると、一時的に雨がやんだのです!
会場は、センターの部屋全体が舞台のようになっていて、フロアーでも観覧し、窓を全開にして、外からも観覧できるようテントに椅子席と上手に設営されていました。
ここまでは、大人の部で、毎年行われる地区恒例の大カラオケ大会のために手際よく進められたようです。
しかし、今回は雨模様
たくさんの人ができるだけ、濡れないようにリラックスして楽しんでもらうためにと、テントからテントへシートを覆い、一見野外劇場のような感じに。
敷地はそんなに広大ではないですが、子どもの遊具もある幼稚園の園庭ぐらいはありますから、さぞ大変だったと思います。
部屋に入ると、ご婦人のグループが、お釜で炊いた炊き込みご飯を大量のパックにつめていました。ものすごい良い香りが立ち込めていました。
庭では、青年部の方が、かまどで大きな鍋に具沢山の豚汁を作っていました。
ポップコーン、かき氷、お菓子、ゲームとどこも準備万端。
地区の皆さんの温かい協力の下に行われてきた様子に、ここでお話し会できるなんて嬉しいなぁとしみじみ思いました。
さて、『お話し会』です
とっても懐かしい雰囲気でした
開始時間頃になると、雨にも関わらず、ぞくぞくと集まって来てくれました
一番嬉しいことには、お父さんお母さん、そして、おじいちゃん、おばあちゃんといったご家族みんなで来てくれたのでした。
炊き込みごはんや豚汁を食べながら、和気藹々。そんなほのぼのした空気の中で始まりました
お母さんは、子どもの様子を気にしながらの方もいらしたようですが、お父さんは子どものような目で、お話しを楽しんでいたようです。
お父さんたちが笑うと、よく響きますね
今回は、マイクを通しました。
会場の外にも聞こえるようにと準備してくださったのです。
マイクとスピーカーが素晴らしく、豚汁を作っていたコーナーへも声が届いたようで、後に青年部の方に、「いやぁーおもしろかった。初めての体験だわ。楽しく豚汁が作れた」と握手しました。
一番離れていた受付の方にも「楽しかったわぁ。こういうおはなしが一番いいわ」なんて言って頂き、マイクってすごいなぁと、普段生声にこだわりはありつつ、こんな風に喜んでもらえると、やっぱり、マイクも臨機応変にと思いました。
外の方は、雨の音も聞こえたと思いますが、マイクのおかげでした
お話し会のプログラムは、
私が、リコーダーを吹き、タンバリン、マラカス、鈴などは子供たちに鳴らしてもらい、たくさんの手拍子で「ソラシドマーチ」から始めました
「世界中のまちで 友達ができるよ~」
最初は、絵本『めっきら もっきら どぉんどん』から。
そして、語り『大工と鬼六』『かっこ からんこ からりんこ』
私の定番『ひみつの玉手箱』
最後は『ブレーメンの音楽隊』
『めっきら もっきら どぉんどん』で、節をつけて歌ったところの反響がありましたが、「楽譜あるんですか?なければ後で教えてください。」と何人かの人に尋ねられました。
あの歌は、みーんな即興です。
だから、忘れてしまっていいものなのです。
耳の奥のどこかにかすかに残っていてくれたらそれは、嬉しいですが・・・。
私のは、わらべ歌、子守唄調です。
皆さんの好きに節付けて歌ってくださいね。
もし、私の唄が残っていて気にいってくれたなら、それを忘れないうちにどうぞ歌って読んであげてください。
夏休みには、ぴったりの絵本です
子どもたちを温かいまなざしで見守っている地域の方々の優しさが伝わってくる地区の夏祭り。
この交流の輪が、みんなが手と手を結び合っての笑顔の輪が、心からの楽しさを生むのですね。
じわじわじわじわ、会が進むごとに皆さんの表情が柔らかくなり、語り合って楽しそうでした。
本当にいいものです。
山盛りの豚汁に炊き込みご飯、ポップコーンにジュース。
とっても美味しかったです。
ご馳走様でした
私も、夏の大切な思い出になります。
また、皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。