緑のカーテンとゴルわんこ

愛犬ラム(ゴールデンレトリバー)との日々のあれこれと自然や植物、
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「二コリ」のパズルに当選!

2015年12月19日 | ホッと一息

「二コリ」というパズル雑誌があります。 海外にも熱心なファンがいる「数独」という有名なパズルやクロスワードや迷路や「へやわけ」などいろいろな種類のパズルが載っている季刊雑誌です。新聞や週刊誌のパズル欄にも「ニコリ」が出題したりしていますね。

我が家にはパズル好きがいて、毎号「ニコリ」を購読しています。私もときどきクロスワードなどを解いています。娘が好きなのが「漢字抜け熟語」という漢字4文字を組み合わせて空欄に入る漢字を解いていくクイズです。私も「数独」や迷路クイズなどよりも、特別に難しい熟語が出てくるわけではなく一般的な知識で充分解ける難度なので、娘と競い合って解いたりしています。やりかけのところを先に解いてしまうと娘に怒られます。

たまには他のクイズでも解いてみようかしらと「秋号 ニコリ」で、初めていくつかのクイズに挑戦してみました。解けるとなんだか嬉しくなって、調子に乗って答えを応募してしまいました。

先日「冬号 ニコリ」が届いたら、なんと応募したクイズが当選掲載されていました。これはビギナーズラックだなと思いながらも、嬉しくなりました。年末にちょっぴりご褒美がいただけた感じです。

「頬をつねってお受け取りくださいませ。」というのが「ニコリ」らしいです。二等賞はなんと3名のみ、本当に頬をつねりたくなりました。ちなみに一等賞は1名1万円でした。少し残念・・・ 欲張りすぎですね。

それよりも、クイズではないのですが「十七文字さんこんにちは」という俳句の元句の仮名を並び替えて別の句を作るというアナグラム遊びのようなコーナーに、私が応募した句が掲載されたことが嬉しかったです。

元句は松尾芭蕉の「寒菊や 粉糠のかかる 臼の端」という句です。「かんぎくや こぬかのかかる うすのはし」という十七文字を並び替える訳です。「か」が4つも使われているのをどう工夫するかがポイントというところでしょうか。

私の応募した句は、以下のようなものです。

「薄絹の かかるこの肩 寒早く」 あまり面白みのないものですが、一応意味は通るものができました。

 同時に掲載されていた句の中で、私が面白いなと思った句は以下の3句です。同じ十七文字からとは思えませんね。

「湖畔のくぬぎの館、貸すか売るか」 (こはんのくぬぎのやかた かすかうるか)

「鍵のかかるタンス 早く来ぬかのう」 (かぎのかかるたんす はやくこぬかのう)

「観光の カギは 格安 布カルタ」 (かんこうの かぎは かくやす ぬのかるた)

十七文字の並び替えだけでもいろいろな言葉が生み出されていて、なかなか面白いです。 あれこれと言葉いじりをしているときは、時のたつのも忘れて楽しいです。「二コリ」のこのコーナーは五七五でなくてもいいみたいです。もちろん季語もいりません。

さて、次号は以下の元句からのお題です。さて、どんな新しい句ができあがることでしょう。

与謝蕪村 「春雨や 小磯の小貝 ぬるるほど」 (はるさめや こいそのこがひ ぬるるほど)

娘に見せたら、即「ホノルルや・・・」と言い出しました。十七文字から一度言葉としてまとまると、それにとらわれてなかなかほかの言葉が思い付かなくなりそうです。「漢字抜け熟語」を途中で解いてしまった私への敵討ちかしら? 意地でも「ホノルルや」以外で作り出したいものです。

 

 


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