コーヒーと恋愛

2005年11月04日 01時17分44秒 | Weblog
今日は用事があって10年ぶりに思い出の町、西千葉へ。

この街には浪人時代足繁く通った喫茶店「古時計」があるのです。もう久しぶりで行く前から楽しみで楽しみで。まさか潰れてやしないかと心配したけど在りましたよ。
まったくドキドキさせやがって。

何もかも青臭いあの頃のまま。
当時店に来るたびに読むのを楽しみにしていた「落書き帳」も健在で、近所の大学生の恋愛話とか浮気話とか青臭い話が満載で、読んでるこっちが恥ずかしくなってしまうよ。

ゆったりとした店内に珈琲の匂い。BGMは当然クラシック。
思えば俺が喫茶店好きになった原点でもあるこの店。
いつまでも無くならずにいて欲しいものです。

この数年で、歌舞伎町の「スカラ座」も、中野の「クラシック」も、馬場の「らんぶる」も潰れてしまった。スカラ座潰れた時は本当に死ぬかと思ったもんだ。
代わりに大手チェーンのカフェばっかり増えてさあ。
あんなギュウギュウ詰めの店内で急かされながら大量生産のコーヒー飲んで何が楽しいってんだ。

あと残ってるのは阿佐ヶ谷の「ヴィオロン」と渋谷の「ライオン」位なものか・・・

香ばしい香り薫れば ほろ苦い恋にも似ていて
あわてるとちょっと熱いよ ゆっくり腰を落ちつけて
風に乗って香り高く 苦い涙ほろほろと
喫茶店の窓辺から 花咲く朝の通りへと
コメント
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