エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

3つの時間と 一人静か

2015-12-26 14:53:50 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
女性が女性らしく生きられる社会
  この内的力が無意識下の力。「恵みであると同時に呪いである」と言ったのが、かの有名なユング。 p234下から2行目途中から。  ...
 

 

 大人のセラピーの場合、セラピストの内省が、幾重にも問われるらしい。

 The lie cycle completed 『人生の巡り合わせ、完成版』の第4章、「自我と人品 : 結びの覚書」p101の、最後の行から。

 

 

 

 

 

 大人たちのことを議論している時、パール・キングの研究が、皆が分かる形で、中年か、それ以上に移ってきました。そこで、パールが指摘したのは、人は3つの時間を生きている、ということです。すなわち、暦通りの時間、バイオリズム、心理的な時間です。この3つは、人倫、身体、魂に、ピッタリと見合うものです。なぜならば、時代の価値を、時代に投影するのが、人倫だからですし、身体は、生き物としての部分をコントロールしているからで、魂は、経験した時間をコントロールしているからです。

 

 

 

 

 

 私どもも、3つの時間を生きているのでしょうか?

 暦の時間を過ごしていない人は、いないのかもしれません。

 バイオリズムも、それぞれの人にあるはずです。

 でも、魂の時間を、皆さん生きていますか? 忙しい毎日を送っていても、決まった時間に、お祈りや内省が出来ていれば、魂の時間を持てているといえるでしょう。1人静かな時間です。

 「そんな時間は持ててません」という人は、是非…。

 

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