発達トラウマ障害(DTD)のご相談は,こちらへ。agape☆gmail.com 但し,全て半角にしてから,☆→1430777@に変換してください。当方,年間70~80ケースの発達トラウマ障害(DTD)セラピーをしてきていて,かなりのケースが善くなっていますよ。あなたも是非位一度連絡してください。料金は収入によっていろいろです。世帯所得によって,ワンセッション500円(家庭保護世帯,母親のひとり親世帯など)~
インターメッツォ : 賢さと素直さヌミノースのはじめ 一致のはじめ 魂に根差す謙遜 心理学も突き詰めれば、≪真の関係≫になる。心理学を専門に研究している人は、認めないかもし.......
ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.303,最後のパラグラフから。
今宵も, PBSP(Pesso Boyden System Psychomotor) psychomotor theraphy,ペッソ・ボイデン体感療法 https://pbsp.com/,のワークショップを,ヴァン・デ・コーク教授自身が行っている,フィリピン系アメリカ人で,明るい発達トラウマ障害の女性,マリアさんとのセッションの,今宵もその続きです。
マリアさんは部屋を見渡して,スコットさんを選びました。スコットさんは,優しそうなビデオ・プロデューサーで,このグループの陽気で協力的なメンバーでした。私はスコットさんに台本を示しました。「私はマリアさんの父親役をします。お父さんは,あなたが幼いころ,オッカナイ思いをあなたにさせました。」。スコットさんは,オウム返ししてくれました。(注意していただきたいのは,このワークは,即興劇をするんじぁないことです。そうではなくて,証人のみなさんや,主人公になった方がやる,いろんな対話や指示に応じて,正確に演じるわけです)。その次に,「お父さんはどこに座ってもらいましょうか?」とマリアさんに尋ねました。すると,マリアさんは,スコットさんに「私から2m離れて,ちょっと右側に立ってください。ただし,私の方を見ないで,向こう向きになってください」と言いました。こうして,私どもはマリアさんの生活劇をはじめした。私は,この生活劇のワークショップをするたびに,右脳を外側に投影したものが,とても正確なことに,感動します。主人公になった人たちは,いつでも,生活劇の中で,家族メンバーがどこに立つべきかを,知っているんです。
ペッソ・ボイデン体感療法は,グルーブでやるサイコセラピーとして有効です。前にも記したかもしれませんが,箱庭療法やコラージュ療法よりも,より直接的な,心の(ヴァン・デ・コーク教授は,右脳の,といいますが)投影となっている感じです。でも,それは,ペッソ・ボイデン体感療法の場が,通常よりも,ずっと安心できる場でないと,非常に危険です,心の投影には,無意識が相当入り込みますし,その無意識は,パンドラの箱だからです。あらゆる邪悪(逆に,最も崇高なものも,ですが)は,無意識にある,と言ってもいいくらいですからね。
ですから,繰り返しになりますが,ペッソ・ボイデン体感療法をやるサイコセラピストは,心からの優しさ,つまり,強力な直観力・共感力・謙虚さが求められますね。タケノコ・セラピストでは,チト無理ですし,危険です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます