忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

南阿蘇に行ってきた

2015-08-02 | 

 毎年一度は行っている阿蘇。今年もまた行ってきた。
阿蘇は何度行っても飽きることがない。

まだ幼かった息子三人を引き連れて、毎年夏休みに行ったのを思い出す。
お揃いの服装を着させているので目立つのだろう。出逢う人たちから可愛がられた。

そのうち年子の上二人が中学生になると行かないで家に残ると言い出すようになると
末子の一人だけを連れて三人になっても行った。

その子供たちも独立し家を離れてしまい夫婦二人の道ずれの旅になって久しい。

今年は湯布院から「やまなみHW」経由で阿蘇に入ることにした。湯布院駅前から
真直ぐに延びる駅通りを通して由布岳が見える景色がいいが、残念ながら山頂に
雲がかかっており湯布院はパスすることにする。なにしろ暑い。車の温度計は38度
を示す。最初は30度かと思ったが”0”の真中に確かに横棒が入っている。これでは
散策する気も失せてしまう。

「やまなみ」を下りて阿蘇に入るとすぐに阿蘇神社に参拝。
すると参道に屋台が並んでいる。「おんだ祭り(御田植神幸式)」だという。だがメインの
行事である神幸行列(全身白装束で頭に神に供える食膳を載せて田畑を廻る行事)は
前日(28日)に終わっていた。

初日は早めに宿に入り長旅を癒すことにする。窓をあけると目の前にノコギリ型をした
根子岳が広がる。

根子もまたいい。運よく雲が晴れくっきりと見える。

翌日はこれも定常コースとなっている中岳山頂へ。中岳は昨年8月から警報レベル2
の規制が続き火口への立ち入りが禁止されていて、行けるのはロープウェーの下側ター
ミナルまで。

ターミナル駅の標高は1140m。例の車の温度計は外気温29度を示す。麓の登山口
では34度を示していたので約5度ほど低い。それでもやはり暑い。
ちなみに登山口との標高差650mなので気温は7度/100m下がる計算になる。
一般に8度/100mといわれているので定説通りというになる。

草千里から米塚の傍を抜けてまた宿に戻る。
草千里から中岳を振り返るとかなりの噴煙が立ち上っていた。

三日目、北側の外輪山を巡る”ミルクウェー”を抜け阿蘇五山に別れを告げながら
帰路につく。


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