「探したが見つからなかった」の国会答弁から1年。
ここにきて見つからなかった日報が「外付けHDDから見つかった」という。
なぜ今ごろになって? なぜサーバーにではなく外付けHDDに?
ほかの文書の管理は? などなどと疑問が広がる。
説明はまるで子供のうその言い訳を聞くようだ。
この件でマスコミや野党はシビリアンコントロール云々と大騒ぎする。
制服組のトップが記者会見で「シビリアンコントロールは効いている」と
おかしなコメント。 そもそもコントロールされる側がコントロールされています
というのがおかしい。 そんなこともわからないのかと思ってしまう。
だが、日報の怪やシビリアンコントロールの追求も大事だがぜひやってもらいたい
のは自衛隊のPKO活動の総括である。そのなかでも特に南スーダンでのPKO。
南スーダンのPKOは強行採決した改正安保法のもとでの最初の派遣である。
まだ紛争が続く場所に武器を持って、そして攻撃されたら反撃をしてもいいという
改正安保法。
南スーダンは何だったのか。何の意味があったのか。いったいいくら使って何をして
どんな効果があったのか。ぜひ明らかにしてほしい。
スーダンの南部にはもともとアメリカ資本が開発した油田があったが、紛争が起こって
危険となりアメリカ資本が撤退。そこに中国が進出し石油利権を漁り始めたため、慌てた
アメリカが西洋諸国を抱き込んでスーダン南部の反政府勢力を支援し「南スーダン」
として独立させた。・・・・・・・誤解しているところがあるかもしれないがこんなところか。
だとすると、これではまるでアメリカ支援ではないのか。イラクでのPKO
また数日前に、自衛隊による米国艦船への海上給油のニュースを見た。これも確か
改正安保法によって”可能”になったもの。 こうして赤字国債でなんとか帳尻をあわせて
いる血税が垂れ流しになっている。
おかしな国になっている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます