忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

『和歌山の主要産業は建設業』を実感

2017-09-30 | 雑感

 今週はじめ車で愛知へ所用で出かけた帰路の途中で熊野へ回ってみた。

今まで愛知へは何度も車で往復しているが、なかなか行こうという気がしなかった。
なぜなら熊野がある南紀は紀伊半島の最南端にあり、紀伊半島を一周しなければ
ならないと思われたからだ。
紀伊半島は九州の半分ほどの大きさがある。

だが今回、思い切って行ってみることにした。年齢を考えるといつまで運転できるか
わからない。行ける時に行っておこうという気になった次第。

旅行記は別途書くとして、今回の南紀ドライブでまず思い浮かんだのが標記の
『和歌山の産業は建設業』という言葉、。
それは現在自民党幹事長である二階氏が昔言ったのだが、利権まみれの二階氏の
発言が記憶に残っていた。

今回、伊勢から紀勢自動車道を使って南紀(勝浦、新宮、熊野)に入り、帰りは
新宮から北上しで十津川経由で奈良・五条市に抜けた。

紀勢自動車道は伊勢多気町から尾鷲までの50kmほどだが半分以上が無料区間。
さらに尾鷲から熊野市までの約25kmは自動車専用道路が整備されている。結局
総長75kmのうち50kmが無料区間ということになる。日ごろ渋滞に悩まされている
我々にとって羨ましい限りだ。

一方、熊野からの帰路でとった十津川村経由の道は熊野川沿いのカーブの連続の一般道。〔道の駅 十津川郷から熊野川〕

だがここもいたる所で写真のような立派なバイパス道ができ整備が進んでいた。

和歌山は林業、漁業、農業(みかん?)以外に大きな産業がなく建設業が県を支える
大きな柱の産業であることは間違いないだろう。そしてそれは公共投資であるということ。

無料区間といい、この山間部の道路整備といい、今回図らずもその恩恵にあずかった
わけだが、なにかしら割り切れない複雑な思いがした。

それにしても、あの漫才コンビ・巨人阪神の阪神に似た風貌の二階氏。TVでのインタビュー
を見ていても決して頭の切れる人物には見えないのだが党内での実力者といわれる。
政治はさっぱりわからない。







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