大相撲の正代関が大関に昇進した。
魁皇、琴奨菊以来久しぶりに九州出身の大関なので九州出身の筆者は必然ながら応援に力が入る。
ところで、正代は熊本県宇土市の出身で四股名の正代は本名というのは有名な話だが、正代という本名にこだわる理由-という記事(スポーツ報知)を読んでまた一層親しみを感じるようになった。
記事によると、正代のルーツは埼玉県東松山市正代にあるという。先祖は鎌倉時代の有力御家人で、蒙古襲来に備えて肥後国野原荘(現在は熊本県荒尾市野原)に地頭として派遣されそのまま土着したということだ。
荒尾には連れ合いの母の実家があり、母が亡くなって以降やや遠のいてはいるが法事等で幾度となく訪れている。連れ合いは荒尾生まれである。従って彼女は荒尾については詳しい。
その連れ合いが言うには、荒尾には”しょうだいさん”という地元では有名な山があるという。そして毎年親類から送られてくる荒尾梨の農園はその”しょうだいさん”の麓にあるという。
調べてみると、”しょうだいさん”は小岱山と書く。標高500mあまりだが地元の顔。
残念ながら正代山ではなかったが、先に記した記事には埼玉県東松山市の正代はもともと小代だったとある。岱は代に山。”しょうだい”という音読みの山は珍しい。やはり正代の先祖に由来するのではないだろうか。
ところで荒尾梨のほうだが、直径が20cm余りもある大きな梨で香りが強く孫たちの大好物でもある。
このところ昇進したとたん慢心したかのように急に成績が落ちてしまう大関が続いている。正代関には大関にとどまることなくぜひ上の横綱を目指して活躍してほしい。願わくば横柄で厚顔な白鵬、鶴竜どもを追い落としてくれんことを!。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます