忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

天気予報までがワイドショウ化?

2014-09-07 | 日記
 最近、昼間のワイドショウを見る機会が増えた。身の回りに起こった事件や
トラブルをお茶の間に面白く紹介している。

 そのなかで気になるのが天気予報のコーナーである。気象予報士が出て解説する
のだが最近は解説のためにかなり手間の込んだ小道具を使ったものまであって天気
予報が完全にワイドショー化している。

 特に笑いをとるのが、司会者が時折以前の予報との差異を突くなどして面白可笑しく
茶々をいれるところである。気象予報士であるコメンテーターが妙にオドオドした
態度をイジるのも売りの一つとなっている。
まるで母親にウソの言い訳をした時のような子供の顔である。

 だが天気予報は天気予報。最近予報の確度がかなり上がってはいるが、正直いって
信頼できるのは3日間ぐらいのもの。週間予報でいう5,6,7日目はかなり精度が
落ちるというのが実感である。

 天気予報は豪雨や台風などの災害の可能性がある場合は別だが、通常はせいぜい洗濯
物の乾き具合、屋外でのイベントの開催や当日雨具を用意するか否かを判断するときに
利用する程度のモノ。
天気の話題は、「今日はいい天気で・・・」とか「雨になりそうだ」などと道で出会っ
たときの挨拶代りに交わされるくらい薬にも毒にもならない。

天気予報にそれほど目くじらを立てることもないが、猛暑や集中豪雨の訳について
解説をながながとやられてはつい「起こる前にやってくれ」と言いたくなる。

ところで天気予報については外れた方がいいこともあった。
昨日、地区の催事(屋外作業)を行った。4、5日前に自治会内に案内を出した時は
曇りの予報だったので一安心していたところ、一昨日―つまり催事の前日-の予報
では作業の予定時間帯が降水確率70%に変わっていた。おまけに雷注意報まで出て
いる。予備日に設定していた翌日(つまり今日)のは降水確率は0%。

雨はともかく屋外での雷は怖い。よほど順延しようかと迷った。しかも予定時間の
一時間前には予報通りぽつぽつと雨が降り出した。

ところが雨は30分ほどぱらついたが開始予定時間には雨は上り、しかも適度に風も
あるといった屋外作業に絶好の好条件となった。

今日は快晴。もしいち早く今日に順延しておいたら火だるまになっているところだった。
天気予報は外れていいこともある。