僕達がデパートやスーパーで買い物をするとき、自分では気づかないうちに商品の価格そのものから何らかの意味を読み取っていることがある。それをまとめて学問として体系化したのがPsychology of Princing(価格心理学)だ。
具体的な例を挙げると、お店に複数の異なる商品が異なる価格で並んでいたとする。そして、ある商品を見て“Too cheap”(安すぎる)と感じたとする。その瞬間、僕達はその商品のことを“Poor quality”(品質が良くない品物)と無意識のうちに思い込んでしまうのだ。
逆に、ある商品のことを“Too expensive”(高すぎる)と感じた場合、僕達はその商品を“Over quality”(品質が良すぎる商品)と思い込む傾向にある。価格心理学ではこれを“価格のInternal Referrence効果”と呼ぶのだそうだ。
その他にも、同じような商品に同じような価格がついていた場合、僕達はそれらの商品を“Similar quality”(同じような品質の商品)だと自分で勝手に判断してしてしまう傾向にあるらしい。
確かにその通りかもしれない。どちらのケースも、自分の過去の行動を振り返ってみると、妙に納得してしまうほど当たっている気がする。
MBAに必要なのはStrategy(戦略)やFinance(財務)の知識ばかりではない。それらのスキルを行使した結果まわりの人がどう反応するかについても、Psychology(心理学)という学問を通して学んでおかなければならないのだ。本当に“広く浅く”を絵に描いたようなMaster(修士)だと思う。
「あ、そういや」と思い出した。まぁ、順調でしょうが。
とりあえず機構内で行なわれるSE研修はほとんど終わった。次はPMか。
カフェテリアは、まだ半分・・・・。
いや、結構うんざりしてきた。出社拒否したい気分。
各部も、12月の委員会に向けて慌てて走り出したので、社内が研修だらけになった。つくばの総開棟など、2Fで2件、1Fの大会議室で1件実施中なんてざら。来年度は少し整理せねばならぬの。
そういえば、結局、赤いイタ車は引退させて、ドイツ車(Audi)を買いました。シトロエンも良かったのですが、価格心理学の観点から・・・・?
まぁ、イタリアでもAudiはアルファより売れているわけで、無難な選択だと思うが、私も歳をとったのか。
コメントありがとうございます。お久しぶりです。
ついに日本上陸ですか!A380!観に行った人はいますか~?
師走も近づきやはり相変わらず忙しそうですね。最初の年が一番大変だと思うので、今年はなんとか頑張ってやりきってください。頑張った先に見える光が必ずある!ということで。
Audi買ったんですね!やはり工業製品はドイツか日本だと思うので、無難な選択だと思います。
そういえば先日の授業でリスクの話をしていたときですが、アメリカで止まらなきゃいけない交差点で一番止まらない確立が高い車はスウェーデンのボルボだというリサーチ結果が出ていました。頑丈であるという安心感がドライバーをより危険なドライビングに導くのだそうです。なので、頑丈で安全な車に乗っても危険の総量は変わらないのだそうです。
専門用語でリスクホメオスタシスというらしいです。