H-ⅡAロケット15号機に相乗りして打ち上げられた小型副衛星について、宇宙空間でとても綺麗な写真が撮れたようなので思わず紹介したくなった。小さくても立派な人工衛星、見事に「星」になったようだ。ただ、本当の仕事はこれからだ。ミッション完遂目指して頑張ってほしい。
今回のロケット打ち上げについては、メインの主衛星「いぶき」とサブの副衛星7基の相乗り打ち上げということで、以前から数多くのマスコミが強い関心を示していた。打上成功の報を聞き、様々な新聞社やテレビ局がいろんな視点でコメントしているのだけど、その中で最も僕の心に響いたコメントが中日新聞の「中日春秋」だ。
■中日新聞の「中日春秋」はこちら
「あいのり」とは単に衛星と衛星の相乗りという状態のことだけを指すのではない。僕が目指していたのは、産・学・官の「あいのり」によるプロジェクト実現であり、もっと言えば、関係者全員の情熱の「あいのり」による目標達成なのだ。そして宇宙のプロとアマチュアの「あいのり」でもあった。両者の間にあった大きな壁に、小さいながらも風穴を空けたことの意義は大きい。
そのことをちゃんと分かってくれていたメディアが少なくとも日本に1つあった。今日はそのことが最高に嬉しかった。
Merci beaucoup! 中日新聞!
(写真はJAXAのホームページより)
どの衛星もミッションを果たせますようにと願うばかりです。
コメントありがとうございます。お返事遅くなってごめんなさい。
僕たちの仕事は衛星を打ち上げるまでなので、あとは各衛星の活躍を祈るばかりですね!
Bon courage!