今日の午後の授業をもって約3ヶ月に渡るフランス語のレッスンが全て終了した。『TAXI』という教科書を使って基礎から初中級くらいまでを学習したのだけど、自分でもよく短期間でここまでやったなあ~と思う。
思い返せば、レッスンが始った当初はクラスの中で僕が一番のハンディを負っていたと思う。コロンビアから来たAlvaroはスペイン語が母国語なので、彼にとってフランス語は勉強しなくてもなんとなく理解できる言語らしい。文法も単語も結構似通っていて、あとは発音だけが問題だと言っていた。
マレーシアから来たAnneは、お母さんが旧宗主国のポルトガル人なので、ポルトガル語が理解できる。幼い頃ドイツに住んでいた関係でドイツ語も少し理解できるらしい。フランス語を学ぶには圧倒的に有利だ。
中国から来たZhangはフランス語の学習経験こそないものの、フランスの大学を卒業してフランス語がペラペラな奥さんと一緒に住んでいる。日常生活には全く困らないらしい。それに先生(おしゃべり大好きFedelique)曰く、元々中国語にはフランス語に似た発音が多くあり、日本人の僕にとっては難しい“R”や“Y”の発音も、彼にとってはごくごく簡単なことらしい。これもまた有利だ。
という感じでレッスン開始当初は僕が一番最後尾からスタートしたのだけど、3ヶ月経った今、完全にその順序は逆転してしまった。Alvaroは「読む」と「聞く」はできるけど、「話す」ときの発音が未だにスペイン語のままだ。Anneは元々おしゃべりなので「話す」のはそれなりに流暢になったのだけど、文法がメチャクチャで何かを「書く」となるととたんにペンが止まってしまう。Zhangにいたっては奥さんがいつも助けてくれるので、途中から学習意欲を失ってクラスにあまり来なくなってしまった。
そんな状況の中で、「読む」・「書く」・「話す」・「聞く」のすべてを一番バランスよく身に付けたのが僕らしい。Fedeliqueだけでなく、他のクラスの先生にも同じことを言われたので、たぶん本当なのだと思う。確かに演習や課題やテストをやると必ず僕が最高得点をマークするようになったし、みんなが授業の前に僕の宿題の答えを覗きにくるようになった。やはり努力は嘘をつかない。
これで僕が学んだ外国語は3つになった。小学校から始めた英語、大学で始めた中国語、そして今回始めたフランス語だ。
なんとなく伸びてきた僕のフランス語力、あと1年間のフランス滞在でどこまでいけるか本当に楽しみだ!
コメントありがとうございます。
努力とセンスに加えて、“学ぼうとする情熱”の占める割合が大きいと思います。学べる時にしっかり学んでおかないと、人生時間だけがどんどん過ぎていってしまう。僕はそんな風に感じています。
Sheepさんも卒業まであと少し、ラストスパート頑張ってくださいね。僕も遠くから応援してます!
たった3ヶ月で外国語を初中級のレベルに到達させられるなんて...やっぱり凄い!
強い精神力&効率的な学習計画&綿密な環境設定の成果なんでしょうね。
特に、語学は努力とセンス!って言いますからね。
これからも、”絶えざる挑戦”遠くから応援していますね!
PS;いつもブログの写真と文章とのバランスが、良くとれていますね。これも毎日楽しみ!