あえかのブログ【2005-2009年】

teacupより移行したシンガーソングライター「あえか」の昔のブログです。

『世界遺産~オスマン帝国~』

2007-02-03 05:28:58 | ノンジャンル

『世界遺産~オスマン帝国~』を観ました。
そこには、わたしのなりたい姿がありました。

「アヤ・ソフィア」と呼ばれるイスラム教のモスクには、何故かキリストの絵と十字架もあります。それは、キリスト教国家のビザンツ帝国の教会にあったものを、イスラム教国家のオスマン帝国が、支配した後もそのまま残しておいたからだそうです。

たとえ異文化、異教でも
「いいものは残す。」
それがオスマン帝国の考えだったそうです。

相手の良い部分は受け入れ、それでも自分をしっかりと持つ。

これは、最近の私のテーマです。

不思議なことに、ここ最近、色々な(自分にとっての)異文化、自分とは違う考えに触れる機会が多く、苦しんだ時期もありましたが
ここに全ての答えが集約されているように思いました。

こんなに色々な考え方に触れたのは、このことを学ぶ為だったのかもしれない、と・・・。何とも言えない発見の喜びを感じています。

番組の最後にアナウンサーがこんな風なことを言っていました。

「トルコの人々は、人がどんな文化を持っているか、何に属しているかを見ているのではなく、その人がどんな人か、『人』自体を見つめている。だから、こんなにも外国人に対して寛容で、温かいのでしょう。」

と。

その人がどんな文化を持っていて
どんな環境に身を置いているかは
関係ない。

私は、その人やその人の発するものが大好きだから
例え自分と違う文化や習慣を持っていても
受け容れよう。
でも
受け容れたからと言ってその人と同じになる必要は全くなく
「自分」は「自分」でそのままでいいんだなぁって。
思ったら、とっても楽になりました。

その異なる2つの素晴らしい文化・習慣が
そのままの形で合わさって融和した時
きっと、すごーく素敵なものが生まれるんだと思います☆。









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2 コメント

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Unknown ()
2007-02-05 02:53:35
う~ん、やられた。いい考え方だなぁ。確かに、人を『受容』するって大切なことだと思います。受容するための「ゆとり」が、優しさや思いやり、柔軟な発想を生み出していくんだろうなと思いました。
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Unknown (あえか)
2007-02-05 04:13:25
>光さん

受容するための「ゆとり」、日々必死で生きているとついつい失いがちですよね(><)。

でも意識して「ゆとり」を持つようにしていれば、光さんの言うとおり、優しさ、思いやり、柔軟な発想・・・綺麗なものがたくさん生まれますね、きっと☆。

いつも優しさ溢れるコメント、ありがとうございますm(_ _)m。
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