あえかのブログ【2005-2009年】

teacupより移行したシンガーソングライター「あえか」の昔のブログです。

奥華子ライブ(12/19日記②)

2006-12-19 04:53:07 | ノンジャンル

そんな懐かしい想いを抱きながら
奥華子コンサートin渋谷公会堂 改め C.C.LEMONホール
(何気に名前変わったのショック!「次のライブは渋谷公会堂です!」っていうのが夢だった人→o( _ _ )o 。。。)
へ行ってきました!

早々とこの1年間を振返っちゃいました。

この1年は、奥華子さんの音楽と共に歩んだ1年だったなぁ・・・と。結局今年は3回、コンサートへ行きました。アルバムはおそらく100回以上聴いてるでしょう。

初めチケットを頂いた時は
「どんなおばさんだろう?」
って思い(実は同い年だった)
「でも、せっかくもらったから行くかぁ」程度に軽い気持ちで行き、
最初の印象は
「MC下手だなぁ。」
だった(^^;)。
「『迷いませんでしたか?』
って言うだけで笑いを取れるなんて、ある程度有名になると何でも笑ってもらえていいなぁ」
なんて・・・ひねくれたことを考えたりもしてました。

でも2曲3曲と聴いていくうちに、いつのまにか引き込まれ
そこからは、奥華子FAN街道まっしぐらでした。

こんなに今その時の気持ちを気取らずにそのまんま、伝えようとするアーティストはいないって思いました。だからこそ、MCもたどたどしく聞こえるし、会話のテンポがいい訳ではないけれど、だからこそ、ものすごく伝わって来る。言葉と言葉の間の空間が、ものを言ってるんですよね。

彼女のライブを見てから、私も少しMCに対するスタンスが変わりました。それまで、笑いの取れる関西のミュージシャンとか、すごい羨ましかったけど。テンポよく上手く話すことだけがいい訳ではない。
伝えたいことを、そのまま伝えること、それがアーティストなんだろうな、と。どんなに噛んでも、詰まっても、その時にしか感じられないこと、その時にしか言えないことを話していこうって思い直したんです。

奥華子さんは、今、その時の「自分らしさ」をそのままステージに乗せられる方ですね。

それ以来ずっと、今現在の「あえからしさ」を追究し続けています。

奥華子さんに出会えた1年、ほんと深かったなって思います。


  

懐かしい場所(12/19日記①)

2006-12-19 04:31:27 | ノンジャンル

隣の家のすりガラス窓の向こうに
ぼんやりと二人のこども達の影が見えました。
お姉ちゃんとお兄ちゃんかな?
二人で仲良く、クリスマスの飾りを窓に貼っていました。

こういう「きょうだい」の光景を見ると
必ず思い出す「きょうだい」がいます。
九州の幼馴染、TちゃんとMちゃん。
Tちゃんが私と同い年のお姉ちゃんで、Mちゃんが弟。
いつもいつも笑っていて楽しそうで
私にとっての「幸せな家庭」のイメージ。

よく
「きょうだいいるとしたら、上と下どっちが欲しかった?」
と聞かれると
「弟!」
って答えます。
「こどもができたら何人欲しい?」
って聞かれると
「二人。絶対 一姫二太郎!」
って答えます。
全ての根拠はこの二人。
私にとっての、幸せの象徴。

来年、九州ライブに行ったら一番に会いたいのがこの家族。

だから今日思わず
電話しちゃいました。

電話するのなんて多分10年以上ぶり。
古ぼけた電話帳を取り出し、かけようとしたんですが・・・
市外局番が思い出せない・・・^^;。
インターネットで調べたところ
懐かしい3つの数字が・・・。
093・・・。
この数字を見ただけで、涙出そうになりました。

残念ながら留守番電話だったのですが
メッセージを吹き込みながら
泣きそうになってしまい
言葉が詰まってしまいました。

どうして「懐かしい」って気持ちは
あったかい涙をそそるんだろう。。。

すぐに「オバチャン」が折り返し連絡をくれました。
でも今度は私が出られなくて
留守番電話にメッセージが。

何も変わってない^^。

あの時と何も変わらない優しい声が
ただただ嬉しくて
電車の中でぽろぽろ泣いてました。

懐かしい場所があるって
なんて幸せなことなんだろう。