「失恋によって傷つくことはありません。たましいが磨かれるだけです。恋によって失うものは何もありません。得るものもありません。あるのは、ただ『磨かれる』ことだけです。」
by江原 啓之 さん
恋に限らず、人生において、本当は「傷つく」ことはないのかもしれません。こすられて、「痛い」って感じたとしても、それは、「磨かれている」からであり、今よりもっと輝く為の過程なのかもしれません。
そう考えると、被害者ぶってる自分が、恥ずかしくなってきます。
「コントロールドラマ」という考えがあります。
人は誰でも、自分に注意を向ける為に、4種類のいずれかの方法を取るそうです。
・脅迫者のドラマ(人を攻撃してエネルギーを得る方法)
・尋問者のドラマ(人の欠点を見つけ出しては、ゆっくりと人の世界を侵害していく方法)
・傍観者のドラマ(無関心の風をよそおって、人と距離を取ることによって、その神秘的で近付きがたい人柄によって、エネルギーを支配する方法)
・被害者のドラマ(自分に起きたひどい出来事を人ののせいにしたり、同情を引き出したりしてエネルギーを得る方法)
こどもの頃、両親とどういう関係にあったかによって、注意を自分に引き寄せる方法を学ぶそうです。そして上記4つの内いずれか、両親の注意を引きつけるのにうまくいった方法が、癖になっている事が多いそうです。
この癖が、自分の成長を阻害しており、これに気づく事が、第一歩。それが、だんだん「あ、今私『○○者』になってる」と気づくようになり、少しずつ前進することができるとの事です。
私は、完全に「被害者」の方法を取るタイプだなって思います。
気をつけないと、どこかで「あなた=加害者、わたし=被害者」という構図を頭の中で作ってしまいます。
でも、起こる全ての出来事が、自分を「傷つける」為でなく、「磨く」為に起こっていると考えれば、この癖は、きっと、少しずつ消えていってくれる!そう思います。