あえかのブログ【2005-2009年】

teacupより移行したシンガーソングライター「あえか」の昔のブログです。

しあわせの時

2005-05-14 02:43:30 | ノンジャンル

「どんな夢 みてるの おだやかなあなたの寝顔
 不思議ね この気持ち なぜかしら 心やすらぐ
 
 大きな家に住んでも お金がたくさんあっても
 あなたが一緒でなけりゃ 何だかつまらない

 ・・・(省略)・・・

 あなたの ゆく道 どこまでもついてゆきたい
 思うまま 生きてほしい
 あなたが わたしの幸せ」

 From ミュージカル『アイ・ラブ・坊ちゃん』より『しあわせの時』

昔よく聞いてた音楽座ミュージカルのCDを久し振りに聞きました。
自分が曲を作るようになってから聞くと、改めて曲の良さを感じます。

これは夏目漱石の奥さんが漱石への気持ちを歌う歌です。
日本人女性が忘れかけている気持ちだなって思いました。


最近、相田みつをのドラマを観た時にも感じたのですが、この時代の女の人って、謙虚で、夫に尽くして、ホント愛らしいなって思います。そして、現代の女性の視点から見ると、一見窮屈そうに見えるけれど、よくよく見てるととても幸せそうにも見えます。女性の権利とか、男女平等とか、確かに大切だけど、こういう気持ちも忘れたくないなって思います。そりゃ、自分のやりたいこともやりたいけど。時々謙虚に、男の人に尽くすのもいいなって・・・。

「あなたがわたしの幸せ」
なんて・・・って、現代の感覚だと、自分を持っていない!って責められそうだけど。私は、こういう気持ち、たまには感じたいなっ。そこまで想えるなんて。。。すごく、しあわせな感覚だと思う☆。