ほっとかれママ ☆ Ready, steady, smile !

仕事人間の主人にも 大事に育てた息子たちにもほっとかれ。。。それでもめげない元気ママがある日突然、白血病に。

第2回 ひまわりの会

2012-11-19 | 病気
11月17日、私が骨髄移植を受けた病院で
造血幹細胞移植同窓会があり、昨年に引き続き参加してきました。

骨髄移植と言わずに、造血幹細胞移植と言うのは
今は骨髄からだけでなく、臍帯血とか末梢血からの移植も可能になってきたためです。



今回のゲストは、骨髄バンク第1号の移植患者さんである橋本和浩さんと
第1号のドナーとなった田中重勝さんでした !!!


橋本さんが移植を受けられたのが平成元年と言われましたから、今年で24年が経過したわけです。
その間にはいろいろなご苦労もあったようですが
持ち前の明るい性格ですっかり元気を取り戻されています。

第1号のドナーとなった田中さんはすごい人だと思いました。
当時まだ登録者が少ない中、自分が第1号になるというお気持ちを話されました。

初めての骨髄提供ということで、何もかも手さぐり状態の中
まわりの人たちの反対はもちろんのこと、ご自身も最後のコーディネイトに向かわれる途中
電話ボックスの前で足が止まったそうです。
ここから電話をかけさえすれば、この苦しい気持ちから開放されると。。。

では、なぜ電話をかけずに進まれたのか?

ご自分の子供さんのことを考えられたそうです。
「もし、自分の子供が白血病になったら、誰が助けてくれるのか。」
その答えが田中さんを突き動かしたのだそうです。

田中さんのその決断と勇気のおかげで動き出した日本骨髄バンク。
その20年後に私も白血病になり、
田中さんと同じ気持ちで勇気を振り絞ってくださったドナーさんのおかげで元気に生きています。

誰にでも命の終わりはあるけれど、あなたの勇気で終わらなかった命もあります。

移植をして辛いこともいっぱいあるけど
ドナーさんにいつも「ありがとう」って感謝して生きていきたいと思います。  
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2 コメント

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おはようございます♪ (みんみん)
2012-11-20 07:38:34
骨髄バンクが今日まで続いてきたのには、当たり前だけど最初の一人目の人の勇気があったからこそなんですね。
誰か一人の勇気のおかげで終わらなかった、たくさんの命がある・・・。

adoさんのドナーさんもきっと、adoさんの幸せを一杯一杯願っていると思います!!
返信する
みんみんさんへ (あど)
2012-11-20 16:51:43
コメントありがとうございます♪

そうですね。
私もドナーさんに会って、お礼が言いたいけど
それは、かなわぬ夢。。。
私もいつも、ドナーさんの健康と幸せを祈っています。

この方たちはまだ関係者が少なかった当時なので、
ある集会で偶然お会いすることができたそうです。
感動的な出会いだったでしょうね。
返信する

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