弁当日記

ADACHIの行動記録です。 
青年海外協力隊で2006年4月からバングラデシュに2年間住んでました。

バングラデシュのニュース(2019/09/23) その2

2019年09月23日 | バングラデシュのニュース

9/28,29に東京お台場でグローバルフェスタが開かれます。
バングラデシュに関係する団体も多数参加しますので、ご興味のある方は行ってみてください。
日比谷公園ではなく、お台場なのでご注意ください。

残念ながら今年は2日間とも不参加です。すみません。


◆イベント情報◆
〇バングラデシュ人材育成交流セミナー (9/24)
 http://www.ipm.or.jp/ipmpdf/20190924bangladeshseminer.pdf
〇グローバルフェスタ2019 (9/28,29)
 http://www.gfjapan2019.jp/

■見出し(2019年9月23日) No2019-40
〇渡部清花 難民は「難しい民」なんかじゃない。
 みんなが“自分らしく”暮らせる社会をつくる。
〇~バングラデシュからの「ユーグレナGENKIプログラム」レポート~
〇山口絵理子が24→38歳の苦闘で掴んだ経営哲学
 マザーハウスが社会貢献しながら成長する理由
〇原発を続々輸出、ロシアの狙いはどこに 元ロスアトムの専門家に聞いた
〇JERA 日本企業初のバングラの火力発電事業に参画
〇起業支援へ実践型講座、体験通じノウハウ習得 沼津
〇簡易水処理システム「アクアタブズ・フロ」の発明が子供たちの命を救う
〇ファストリ、ILOと連携 アジアの労働改善を支援
〇BJITが、「信州ITバレー構想」の実現に向けてシソーラスと業務提携 
 長野市善光寺門前に合弁会社「nicolab」を設立
〇アジアの高校生、ごみ問題を議論 静岡聖光学院中高「サミット」
〇「世界一住みやすい都市」ウィーンが2年連続首位、大阪は4位
〇バングラデシュ⼈看護師の研修を受入れ
 JICA「看護サービス⼈材育成プロジェクト」の⼀環
〇雨水を生活用水に変えるシステムを考えた“雨水博士”の新たな使命
 株式会社天水研究所代表取締役 村瀬誠さん
〇そのカツラの毛 誰の髪か知っていますか?
〇死者千人超、アジアで最悪のデング熱流行 気候変動で世界に拡散
 <下川裕治の旅をせんとや生まれけむ>
〇バングラ警察官、レイプ被害女性に主犯の男との結婚強要 懲戒処分に
〇サッカー、日本が第2戦に大勝 U―16女子
〇「何度でも挑戦できる世界」の実現へ本場バングラディシュの絶品カレー!
 「りきまるバングラディシュカレー」が新宿に移転オープン!
〇北朝鮮高官、バングラデシュ政党代表団と懇談

■JERA 日本企業初のバングラの火力発電事業に参画

 https://www.sankei.com/economy/news/190903/ecn1909030012-n1.html
 (産経新聞 2019年9月3日)

 東京電力ホールディングスと中部電力の燃料・火力発電事業を統合したJERA(東京
)は3日、日本企業としては初めてバングラデシュの火力発電事業に参画すると発表した
。事業権益の49%を取得し、同国では大型となる発電所を新設し、その後、所有・運営
する。令和4(2022)年中に商業運転を始める。

 首都ダッカから南東40キロのメグナハット地域に新設する発電所は、天然ガスを燃料
にして出力は75万キロワットを予定している。インド最大の電力会社であるリライアン
ス・パワーが進めてきたが、これにJERAが加わる。事業費などについては非公開。

 バングラデシュは電力消費量が毎年10%以上伸びており、発電所の新設や、老朽化し
た発電所の更新需要などが見込める。このためJERAでは同国を重点投資対象と位置づ
け、今回の事業参画を足がかりに、さまざまな事業機会を探る考えだ。

 

■起業支援へ実践型講座、体験通じノウハウ習得 沼津
 https://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/676699.html
 (静岡新聞 2019年9月3日)

 沼津市は1日、市内での起業を目指す人を対象にした初めての実践型講座「沼津スター
トアップチャレンジ」を、同市大手町のコワーキングスペース(共有オフィス)「エニシ
ア沼津店」で始めた。受講生は来年3月までにクラウドファンディングやビジネスコンテ
ストなどを体験し、起業に必要なノウハウを習得する。
 初日は、同所を運営するエニシアホールディングス(浜松市)の中邨宏季代表(32)
が自身の起業体験を紹介した。中邨代表は、2000年代から海外で流行していたコワー
キングスペースを地方都市で展開している理由について、競合相手が少なかったと説明。
これとは別に、調剤薬局しかなかったバングラデシュで日本式ドラッグストア事業も手掛
けているとした。こうした経験を基に、「成功モデルを学んで改良することが大事。全て
を自分でやろうとせず、(語学の問題など)足りない能力は便利な仕組みで補ってほしい
」と語った。
 同市は本年度、地元で働く人を増やすため、市内での起業・創業を支援する「チャレン
ジオフィス推進事業」を開始。4月にオープンしたエニシア沼津店を活用し、起業を志す
人や起業して間もない人に、学びや交流の場を提供している。次回講座は10月6日。

 

■簡易水処理システム「アクアタブズ・フロ」の発明が子供たちの命を救う
 https://mainichi.jp/articles/20190903/pls/00m/020/512000c
 (毎日新聞 2019年9月3日)

ウェクスフォード(アイルランド)、2019年9月2日/PRニュースワイヤー/ --
世界的に名高い医学雑誌、ランセット(The Lancet)が、バングラデシュで2年にわたっ
て行われた健康への影響試験の結果を発表しました。論文審査のある本誌に提出された研
究で、公開されているのは5%以下です。

この試験で、家庭用タンクの水処理システムの注入口で「アクアタブズ・フロ(
Aquatabs Flo)」を使用した結果、対照群(未処理水)と比べてWHOが規定する子供の下
痢が25%以上減ったことが分かりました。介護者が定義する下痢でも同様の減少が見られ
たと推定されます。

この研究は他にも重要な点を指摘しています:

・「前回の低所得環境における家庭用水処理介入盲検では、子供の下痢の減少は検出され
ず」
・「前回の水介入試験は家庭レベルでの水処理に重点を置いており、取水地点(地域レベ
ル)での低コストの自動水処理介入は用水量が多く、人口が密集した環境で下痢を減らす
ことが可能」
・(同研究は)「水処理群で保存された家庭用飲料水において、対照群と比べて大幅な改
善を検出」

総合すると、この試験の結果からは「子供の下痢を減らし、安全で手の届く飲料水を誰も
が飲めるようにするという持続可能な開発目標(Sustainable Development Goal)6.1を
達成するため、取水地点でのパッシブ式塩素処理が低所得の都市環境において効果的かつ
スケーラブルな戦略でありうる」と考えられます。

試験結果についてアクアタブズ(Aquatabs)のマイケル・ゲイトリー医学博士は、次のよ
うに述べました。「バングラデシュの非常に厳しい状況下において、このシステムに疑い
の余地がないことが立証され、子供たちの命は救われるようになります。世界で最も低コ
ストで自動式、電力不要のタンク水処理システムです」

ゲイトリー氏はさらに、アクアタブズ・フロが社会事業「インパクト・ウォーター(
Impact Water)」により現在ケニヤとナイジェリアで2万以上の学校の家庭用水タンクに
設置されており、2019年末に4万校以上という目標が確定していると続けました。今では
月20億リットル以上の水処理が行われ、1千万人もの子供たちが安全な水を飲めるように
なったのです。

これまでに例を見ない研究成果とそれに続くプロジェクトの製品展開成功を受けて、アク
アタブズのチームは次に世界の開発途上地域の個人の家庭の水タンクにこの画期的システ
ムを設置するため、NGOと商業団体のさらなるパートナーを世界的に求めています。

参照:
ランセット:
https://www.thelancet.com/journals/langlo/article/PIIS2214-109X(19)30315-8/fullt
ext

アクアタブズ・フロ:
http://www.aquatabs.com/home/product-range/aquatabs-flo

スタンフォード大学:
https://woods.stanford.edu/news/fighting-child-killer

世界銀行:
https://www.worldbank.org/en/programs/sief-trust-fund

写真 - https://mma.prnewswire.com/media/968093/The_Lancet.jpg
ロゴ - https://mma.prnewswire.com/media/968092/Aquatabs_Flo_Logo.jpg

お問合せ:
Declan Lee
アクアタブズ・ビジネス・デヴェロップメント・ディレクター
+353-87-369-9141
Declan.lee@kersia-group.com

 

■ファストリ、ILOと連携 アジアの労働改善を支援
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49389210U9A900C1EAF000/
 (日本経済新聞 2019年9月4日)

ユニクロを運営するファーストリテイリングは4日、国際労働機関(ILO)とパートナーシ
ップを結んだと発表した。中国などアジアで働く労働者の社会保障、労働環境の改善を支
援するため2年間で2億円近く拠出する。柳井正会長兼社長は「ILOと連携しアジアで働く
人々を取り巻く課題の解決に貢献していく」とコメントした。

同社は生産拠点を置く中国やベトナム、バングラデシュなど7カ国を対象に労働市場や社
会保障制度について調査する。インドネシアでは雇用保険の導入促進や失業時の労働者支
援を強化する。

同社はアジアの多くの工場に生産を委託している。複数の人権団体が中国やカンボジアで
の過酷労働を指摘。ユニクロ商品を生産していたインドネシア工場の倒産を受け、労働組
合が元従業員の金銭補償を求めたこともあった。

ファストリ独自の取り組みとして、外部の専門機関に工場の労働環境の定期調査を依頼。
18年夏からは世界220カ所の主要工場に通報制度を設けた。19年6月にはアパレル産業で働
く女性の地位向上を目的に、UN Women(国連女性機関)とグローバルパートナーシップを
結んだ。

ファストリは世界第3位の衣料品会社に成長した。社会の目が厳しくなるなか、柳井氏は
サステイナビリティ(持続可能性)について「あらゆる企業にとって最大の課題」と話し
ており、選ばれるブランドとしての取り組みが続く。

 

■BJITが、「信州ITバレー構想」の実現に向けてシソーラスと業務提携 
 長野市善光寺門前に合弁会社「nicolab」を設立
 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000046824.html
 (株式会社BJIT 2019年9月4日)

バングラデシュでオフショア開発事業を手掛ける、株式会社BJIT(本社:東京都港区/代
表取締役社長:明石 康弘)は、長野市でITコンサルティング事業を手掛ける、シソーラ
ス株式会社(本社:長野県長野市 /代表取締役:荒井雄彦)と業務提携を行い、長野市善
光寺門前のシソーラス株式会社本社内に合弁会社「株式会社nicolab(ニコラボ)」を設立
しました。今後はnicolabを通じて、長野県が掲げる「信州ITバレー構想」の実現を目指
した共同事業を開始します。

「信州ITバレー構想」とは、長野県内に情報サービス・ソフトウエア事業を中核としたIT
産業集積の推進を目指した取り組みです。この構想の実現に向けて長野県立大学安藤国威
理事長や長野県経営者協会山浦愛幸会長の呼びかけにより設立された、一般社団法人長野
ITコラボレーションプラットフォーム「NICOLLAP」(http://nicollap.jp)※1の活動と
も連携をしながらプロジェクトを推進していきます。
nicolabは、長野県内IT企業のソフトウエアプロダクトの企画・開発を、長野およびバン
グラデシュを開発拠点としたニアショア・オフショア体制で取り組んでいきます。また、
IT技術者の人材不足に悩む県内IT企業に、高度外国人IT技術者の誘致、企業側の受入れや
生活面のサポートなどを行って参ります。
長野県は、情報通信機器・電子部品・デバイス等、日本有数のITハードウェアの産地と言
われています。Society5.0時代にAI、IoT等の先端技術を社会実装していく為には、県内
で生産されるハードウェア開発技術と、そのハードウェアを活かすソフトウェアエンジニ
アが求められます。nicolabは、物理デバイス、ネットワーク、エッジコンピューティン
グ、クラウド、WEBインターフェイス等のあらゆる技術レイヤにも対応できるソフトウェ
アエンジニア体制を戦略的に構築し、先端技術の社会実装に求められるエンジニアをフレ
キシブルに供給していけるよう努めます。

BJITでは、「宮崎-バングラデシュモデル」※2と呼ばれる、宮崎市内のIT企業に向けた高
度外国人IT技術者の誘致に株式会社ビーアンドエム(本社:宮崎県宮崎市/代表取締役:
荻野紗由理 http://bandm.biz/home/ )通じて取り組んでおり、今後はこれらのノウハウ
を活かして長野県やその他の地方都市にも積極的に展開を図って参ります。

<バングラデシュについて>

近年、大きな経済成長を遂げているバングラデシュは、BRICs に次ぐ NEXT11 のひとつに
も挙げられています。同国の政府は、独立 50 周年にあたる 2021 年までに世界経済の
中所得国になる ことを目指し、包括的政策である「ビジョン 21」を掲げており、その中
心のひとつに、社会 のあらゆる分野で IT 技術の導入を促進する「デジタル・バングラ
デシュ」があります。「デ ジタル・バングラデシュ」推進のため、政府が主導して IT
分野における人材育成を積極的 に進めており、高い技術力を持った IT 技術者が数多く
輩出されています。また、英語能力が高く(近年のTOEICの非母国語国では世界トッ
プの平均895点、2014年)、親日国としても知られています。

※1 一般社団法人長野ITコラボレーションプラットフォーム「NICOLLAP」の取り組みに関
するニュースリリース   https://nicollap.jp/topics/20190823/

※2 「宮崎-バングラデシュモデル」とは、宮崎市においてグローバルな展開により地方
創生を目指した産学官連携で行われているICT人材の育成と活用にかかる相互課題解決型
の連携事業


■株式会社nicolab会社概要
 名 称:株式会社 nicolab(ニコラボ)
 本 社:長野県長野市権堂町2312−1
 役 員:代表取締役 荒井 雄彦
     取締役 明石 康弘
 
■株式会社BJIT 会社概要
 名 称:株式会社 BJIT
 本 社:東京都港区芝 5-1-13 三ツ輪三田ビル 5F
 代 表 者:代表取締役社長 明石 康弘
 U R L:http://www.bjit.co.jp
 
■シソーラス株式会社 会社概要
 名 称:シソーラス株式会社
 本 社:長野県長野市鶴賀権堂町2312−1
 代 表 者:代表取締役 荒井 雄彦
 U R L:https://www.thesaurus.co.jp
 
【本件に関するお問い合わせ先】
 株式会社 BJIT 営業部 和島
 電 話: 03-6453-8740(Email:info@bjitgroup.com)
 シソーラス株式会社
 電 話: 026-217-6211 (Email:support@thesaurus.co.jp)

 

■アジアの高校生、ごみ問題を議論 静岡聖光学院中高「サミット」
 https://www.at-s.com/news/article/local/central/677112.html
 (静岡新聞 2019年9月4日)

 静岡聖光学院中高(静岡市駿河区)は3日、アジア各国から高校生を招いた「国際未来
共創サミット」の一環として、ごみ問題への考察を発表する「サミット本会議」を同市葵
区のしずぎんホールユーフォニアで開いた。アジア6カ国の生徒たちとの意見交換を通じ
て、国際的な視点からSDGs(持続可能な開発目標)について理解を深めた。
 サミットは同校生徒がこれまでに海外での交流活動に招かれた縁を生かして開催。バン
グラデシュ、インド、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムの生徒ら18人が8月
28日に来日した。活動には西遠女子学園高(浜松市中区)の生徒も参加。国籍に関係無
く36人が七つのグループを構成し、市内のごみ清掃工場に足を運ぶなどしてごみ問題へ
の議論を重ねた。
 本会議では各グループが話し合いの成果を披露。焼却炉が使えなくなった際に発生しう
る問題への対処を念頭に、プラスチックごみの処理や再生への見解などを述べた。生態系
や森林に及ぼす悪影響への見解を示し、焼却炉の有無にかかわらず、日常からリサイクル
について積極的に考える必要性を訴えるグループもあった。

 

■「世界一住みやすい都市」ウィーンが2年連続首位、大阪は4位
 https://jp.reuters.com/article/global-cities-ranking-idJPKCN1VP067
 (ロイター通信 2019年9月4日)

エコノミスト誌の調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)がまと
めた2019年の「世界で最も住みやすい都市」ランキングで、オーストリアの首都ウィ
ーンが昨年に続きトップを維持した。

ウィーンは昨年、それまで7年連続でトップだったメルボルン(オーストラリア)を抑え
て首位となった。ウィーンはクラシック音楽や豊かな歴史で観光客を魅了する一方、緑も
多く公共サービスも充実している。

メルボルンは今年も2位。3位は同じくオーストラリアのシドニーで、昨年の5位から順
位を上げた。EIUはシドニーについて「文化と環境の面でスコアが改善した」と説明。
気候変動の影響を軽減する取り組みが強化されているという。

4位には大阪(日本)がランクイン。次にカルガリー、バンクーバー、トロントとカナダ
の3都市が続いた。東京はトロントと同じ7位。9位と10位はそれぞれコペンハーゲン
(デンマーク)とアデレード(オーストラリア)だった。

EIUは世界の140都市を対象に、5つの項目を基に「住みやすさ」を数値化。それぞ
れの項目が全体に占める割合は異なり、「安定性」と「文化・環境」は最も重要で各25
%、「医療」と「インフラ」は各20%、「教育」は10%となっている。

フランスのパリは昨年の19位から今年は25位にランクダウン。マクロン政権に抗議す
る「黄色いベスト運動」のデモを背景に「安定性」のスコアが下がった。

一方、最下位となったのは引き続きシリアのダマスカス。その上は、ナイジェリアのラゴ
ス、バングラデシュのダッカとなった。

 

■バングラデシュ人看護師の研修を受入れ
 JICA「看護サービス人材育成プロジェクト」の⼀環
 http://www.kmu.ac.jp/news/laaes70000009mym-att/laaes70000009mza.pdf
 (関西医科大学 2019年9月4日)

【本件のポイント】
・バングラデシュ国の保健人材不⾜の解消が目的
・本学看護学部および附属病院にて研修を実施
・看護行政、看護教育、看護実習の確立を⽀援

学校法人 関西医科大学(大阪府枚方市 理事長・山下敏夫、学長・友田幸⼀)は 7 月
24 日(水)〜7 月 26日(金)にかけて、バングラデシュ人民共和国(以下「バングラデ
シュ国」)政府の要請を受けて独立行政法人国際協力機構(以下 JICA)が行う「看護サ
ービス人材育成プロジェクト」に参加し、同国からの研修生 9名を受け入れました。今回
の研修受け入れを通して本学は、バングラデシュ国の保健人材不⾜や育成制度構築に貢献
。同国の保健システムが内包する課題を解決する⼀助となることを目指しました。

□「看護サービス人材育成プロジェクト」研修概要

研修受入期間 7 月 24 日(水)〜7 月 26 日(金)
研修場所 関西医科大学看護学部(学部長・⽚田範⼦)
関西医科大学附属病院(病院長・澤田敏)
研修員所属機関 ダッカ医科大学附属病院・ダッカ看護大学(いずれもバングラデシュ国

受け入れ人数 9 名
目 的
ダッカ医科大学附属病院・ダッカ看護大学での看護臨地実習の継続的な改善のために必要
な看護管理面の知見習得。
1. 隣地実習体制の現状を⽐較し、自国における課題や改善点を明確にする。
2. 病院・看護大学における実習運営体制の改善に必要な知見の習得。

研修内容

 研修員によるプレゼンテーションおよび質疑応答
 シミュレーション室・演習室・講義室他の施設見学
 本学教職員との交流
 講義聴講
 講義・演習・実習の体系的なカリキュラム
 倫理
 シラバスの内容に関する説明
 演習の説明、看護の基礎技術の学内演習、実習の説明、2 年生による外来実習
 看護部の役割・機能・委員会
 看護学生の実習受け入れ体制
 病院での実習指導者の研修
 病院見学

【本件取材についてのお問合せ】
学校法人 関西医科大学 広報戦略室(岡田・佐脇)
〒573-1010 大阪府枚方市新町2-5-1
電話:072-804-2128 ファクス:072-804-2638 メール:kmuinfo@hirakata.kmu.ac.jp

別 添 資 料
<研修受け入れの背景>
バングラデシュ国は⺟⼦保健関連指標が順調に改善してきている⼀方で、公的医療サービ
スの質の低さや保健人材不⾜と不均等な配置など、依然として課題も残されています。特
に保健システムの根幹をなす保健人材に関しては、長期的な保健人材育成戦略が⼗分に実
行されておらず、保健システム全体の課題解決に向けた⾜かせとなっています。
また、近年バングラデシュ国政府は従来 4 年制だった看護ディプロマ課程を、3 年制看
護ディプロマ課程に変更したのに加え、大学教育として看護学士課程制度(4 年制)の導
入を定めており、学士課程教育における教育の水準の向上や看護実践を学ぶ実習現場にお
いて、学生のロールモデルとなる看護人材の育成・向上が必要となっています。このよう
な現状を踏まえ、バングラデシュ国政府は看護サービス人材育成に取り組む技術協力プロ
ジェクトの実施を我が国に要請しました。

これを受けて JICA はバングラデシュ「看護サービス人材育成プロジェクト」を立ち上げ
。看護行政・看護教育・看護臨地実習の三方向からアプローチし、看護学士課程に関する
行政機能の強化、対象大学における看護学士課程の教育環境の改善、看護隣地実習の環境
の改善を目指しています。今回の研修はこのプロジェクトの⼀環として実施されました。
<参考資料>
・独立行政法人国際協力機構 「看護サービス人材育成プロジェクト」概要
▶URL: https://www.jica.go.jp/project/bangladesh/005/outline/index.html

 


■雨水を生活用水に変えるシステムを考えた“雨水博士”の新たな使命
 株式会社天水研究所代表取締役 村瀬誠さん
 https://www.fnn.jp/posts/00047844HDK/201909300000_reporter_HDK
 (FNN News 2019年9月5日)

「都市型洪水」を懸念し、発案された“雨水システム”
両国国技館や東京スカイツリーにも導入されている
水に困る国へ支援…その解決の糸口は「雨水」
1981年頃、東京・墨田区では豪雨のたびに下水が街中に溢れ、飲料用水のタンクが汚染さ
れてしまう「都市型洪水」が頻発していた。

株式会社天水研究所の代表取締役である村瀬誠さんは「飲み水のタンクが洪水で溢れた下
水で汚染されてしまいました」と振り返った。

当時、墨田区保健所に勤めていた村瀬さんは、「どうやって雨水を貯めてコントロールす
るか」ということを考え、独自に発案したのが“雨水システム”。

雨水を屋根からタンクに貯め、重力だけで不純物を沈殿させ、きれいな上澄みだけを抜き
取って生活用水にする。両国国技館や東京スカイツリーにも、この“雨水システム”が導
入され、下水の氾濫をおさえた。

こうして、村瀬さんは“雨水博士”とまで呼ばれるようになった。

貧困地域への支援
そして、村瀬さんが次に取り組んだのは、水に困っている国々への支援。

バングラデシュでは、井戸水がヒ素で汚染され、毎年約4万3千人ががんなどで亡くなって
いる。

この解決の糸口は「雨水」にあると考えた村瀬さんは、これまでに1000リットルの雨水タ
ンクを貧困地域に3600基設置した。その管理を住民に任せ、ビジネスとして雨水システム
を活用することで自立も手助けしている。

村瀬さんは「自分たちの力で経済を回していきながら解決していくような仕組みを作るこ
とが最終的には僕の目標」と明かした。


株式会社天水研究所
http://dr-skywater.com/index.html

「フューチャーランナーズ~17の未来~」
フジテレビ 毎週水曜日22:54~23:00放送中(関東ローカル)
BSフジ 毎週土曜日 21:55~22:00放送中
□動画はこちらから
 https://www.fujitv.co.jp/futurerunners/archive.html

 

■そのカツラの毛 誰の髪か知っていますか? 
 <下川裕治の旅をせんとや生まれけむ>
 https://dot.asahi.com/dot/2019090400022.html?page=1
 (AERA.dot 2019年9月6日)

「おや?」と思って立ち止まる。そしてはじまる旅の迷路――。バックパッカーの神様と
も呼ばれる、旅行作家・下川裕治氏が、世界を歩き、食べ、見て、乗って悩む謎解き連載
「旅をせんとや生まれけむ」。第8回は「バングラデシュで目にした髪の毛」について。

 今年(2018年)の2月、バングラデシュを訪ねた。南部のコックスバザールからさらに
南にくだり、ミャンマー国境のチョドリパラという村に滞在した。その滞在記は、『12万
円で世界を歩くリターンズ』(朝日文庫)に収録されている。

 その村で懐かしい人に会った。彼は以前、コックスバザールで、髪の毛の輸出の仕事を
していた。コックスバザールで集められた髪の毛は、ミャンマーに渡り、そこから中国に
送られるという話だった。しかし、久々に会った彼はこう告げた。

「ストップです。ミャンマーからロヒンギャ難民がバングラデシュにやってきて、国境の
管理が急に厳しくなって……」そもそも髪の毛の輸出って? はじめて聞いたときも戸惑
ったのだが、ようはカツラビジネスである。

 世界で売られているカツラにはいろいろな種類があるが、できるだけカツラだとわから
ないために、人の毛を使っているメーカーがある。カツラに加工しやすい毛は、できるだ
け長く、パーマなどで痛んでいないほどいい。そのメーカーは、質のいい髪の毛を求めて
さまざまなエリアに供給ポイントをつくっている。そのひとつがコックスバザールだった

 バングラデシュの女性には、髪が長い人が少なくない。そんな人が美容院へいって髪を
切る。その髪の毛を集めるのだ。美容院にしたら、ちょっとした収入になる。

 コックスバザールにあった「髪の毛センター」を見学させてもらったことがある。そこ
に彼がいた。案内された部屋のコンクリートの床を見たとき、一瞬、足が止まった。

「なんですか、これは」

 黒い塊が床に広げられていた。一見、地表に出で固まった黒い溶岩のように見えた。近
づくと、それは髪の毛の塊だった。こうして大量に集められると……。

 髪の毛の塊の前には女性が座り、小さなごみをとり、長さの近い髪の毛を集めていた。
気の遠くなるような仕事である。いったい1日にどれほどの髪の毛を束ねられるのか。

 髪の毛が運ばれるルートを描いてみる。バングラデシュとミャンマーの国境を流れるナ
フ川を越え、山深い道をトラックに積まれて北上し、中国の雲南省に入る。そして工場に
搬入され、カツラに加工される。日本のメーカーの工場の製品は、海を渡り、日本人の男
性や女性の頭の上に乗るのだ。

 世界のビジネスからすれば、それは珍しくないことなのだが、それがカツラとなると…
…立ち止まってしまう。

 カツラを利用する日本人は、その髪の毛がバングラデシュ南部の女性のものであること
を知らない。

 

■バングラ警察官、レイプ被害女性に主犯の男との結婚強要 懲戒処分に
 https://www.afpbb.com/articles/-/3244498
 (AFP通信 2019年9月14日)

バングラデシュの警察当局は10日、集団レイプ被害に遭った女性が加害者の一人との結婚
を警察署内で強要されたとの訴えを受け、当局者2人に懲戒処分を科したと発表した。

 被害者の女性は子ども3人を抱える母親で、同国北部パブナ(Pabna)県で先月29日から
31日の間、5人の男によって部屋に閉じ込められ、複数回にわたり性的暴行を受けたと訴
えていた。

 この女性の兄弟が今週、同国の英字紙デーリー・スター(Daily Star)に語ったところ
によると、警察署にいた当局者らが被害者の女性に対し、夫と離婚して主犯の男と結婚す
るという内容の文書に署名するよう強制したという。

 婚姻は、女性が先週告訴を最初に試みた際に成立したとされ、警察当局は12日、容疑者
らの訴追を阻止するたくらみの一環だったとみられると説明した。

 パブナ警察の副本部長はAFPの取材に対し、レイプ事件の被害者と主犯の容疑者が結婚
するよう手を貸していたとして、警部補1人を停職処分としたと明かした。また、警察署
の構内で今回の婚姻の成立を許したとして、警察署長を解任したという。(c)AFP

 

■死者千人超、アジアで最悪のデング熱流行 気候変動で世界に拡散
 https://www.cnn.co.jp/world/35142856.html
 (CNN 2019年9月19日)

アジア諸国でデング熱の流行が急激に広がっている。死者は1000人を超え、病院は感
染者で満員状態になった。

バングラデシュの病院で撮影された写真には、病室が患者であふれ返り、ベッドの上に蚊
帳がつるされた様子が写っている。

母親は子どもをうちわであおぎ、床に座ってベッドが空くのを待つ患者もいる。

バングラデシュの流行は過去最悪の事態を招いている。感染者は8月だけで、2018年
の1年間の5倍に上り、今年に入ってこれまでに57人が死亡した。

カンボジア、ラオス、マレーシア、シンガポール、スリランカ、タイ、ベトナムも同じよ
うな状況で、いずれも報告された死者や感染者が昨年を上回った。

フィリピンでは今年に入ってからの死者が1107人、感染者は25万人を超え、全土で
デング熱の流行を宣言した。

デング熱はネッタイシマ蚊が媒介する感染症で、気温と湿度が高い熱帯や亜熱帯地域で雨
季の間に発生する。

専門家によると、気候変動によって温度や湿度が上昇した影響で、メスの蚊が卵を産む理
想的な環境が形成された。蚊が増えただけでなく、アジア諸国で進む急激な都市化に伴い
、デング熱を媒介する蚊との距離も近付いている。

デング熱は蚊が媒介する感染症の中では最も急激に拡散し、過去50年で30倍に増えた
。世界保健機関(WHO)によると、流行が発生する国はかつては9カ国のみだったが、
現在では100カ国を超え、世界の人口の半分以上が危険にさらされている。

地球温暖化に伴う気温の上昇が続けば、蚊が媒介する感染症のリスクにさらされる人は2
080年までに10億人増えるという予想も発表された。

デング熱の季節は世界を覆う異常気象の影響で変動し、いつ、どこで流行が起きるかの予
想は難しくなると専門家は指摘している。

 

■サッカー、日本が第2戦に大勝 U―16女子
 https://www.asahi.com/articles/GCO2019091801002357.html
 (朝日新聞 2019年9月18日)

 来年のサッカーU―17(17歳以下)女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねたU―
16女子アジア選手権は18日、タイのチョンブリで1次リーグ第2戦が行われ、A組の
日本はバングラデシュに9―0で大勝した。1勝1分けで勝ち点4とした。

 A、B組の2位までが準決勝に進み、決勝進出チームがW杯出場権を得る。日本は21
日にタイと対戦する。

 

■「何度でも挑戦できる世界」の実現へ本場バングラディシュの絶品カレー!
 「りきまるバングラディシュカレー」が新宿に移転オープン!
 https://www.nokisaki.com/docs/NR20190919_nokisaki.pdf
 (軒先株式会社 2019年9月19日)

シェアレストランサービス「軒先レストラン」を吉野家ホールディングスと共同運営する
軒先株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:西浦明子、以下 軒先)は、「軒先レ
ストラン」を活用した新規開業店舗をお知らせいたします。

店舗名 :りきまるバングラディシュカレー
住 所 :東京都新宿区歌舞伎町1-10-12 2階
オープン日 :2019年9月4日
営業時間 :11時~14時 不定休
 twitter.com/gKlMnm75QghquXY
 facebook.com/327559624552437/

□りきまるバングラディシュカレーについて
2019年2月に水天宮にて、「ふるさと北海道」の味を全面に間借り開業したものの、惜し
まれつつ閉店した「スパイスカレーNORTH」。
閉店後、悲嘆に暮れる店主の井上さん伊勢さんの北海道コンビは、池袋でスパイス店を経
営していたバングラディシュ人ロンさんと偶然出会います。再挑戦を決意した彼らはロン
さんの指導を経て、より本格的にレベルアップしたカレーを完成されました。場所も軒先
レストランを通じて、新宿の居酒屋「りきまる」のオーナーの手助けを経て、低投資ロー
リスクでランチ開業致しました。二人の想いがたっぷりと詰まったバングラカレー。皆さ
まのご来店を心よりお待ちしております。

 

■北朝鮮高官、バングラデシュ政党代表団と懇談
 https://www.excite.co.jp/news/article/DailyNK_Japan_126094/
 (エキサイトニュース 2019年9月12日)

 北朝鮮の崔龍海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長は11日、平壌の万寿台議事
堂で表敬訪問したラシェド・カーン・メノン中央委員会委員長を団長とするバングラデシ
ュ労働党代表団と懇談した。朝鮮中央通信が伝えた。

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