神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

クロス40[終章4・時を越えて・・・]

2021-05-30 04:38:35 | 短長編小説

・・・エミリオがロバートの元へ戻り約1週間・・・眠り続けた・・・


流石に1週間も眠り続けると周りの皆も不安に成る


だがロバートは何も言わず目覚めるのを待った


そんな時にロバートに心配顔のカリンが・・・

「ロバートお兄様、エミリオお兄様はまだ眠ったままなの?」


ロバート

「その様だね、余程辛い思いをしたのだろうね、今は身体を休めてもらわないと何も始まらないからね、だからカリンは心配しないでしっかり勉強して下さい(笑顔)」


カリン

「解りました、カリンはロバートお兄様の言うとおりにします、でもエミリオお兄様が目覚めたら教えて下さいね(笑顔)」

ロバートは笑顔でカリンに頷いた


でもそんなロバートも

流石に1週間も目覚めないエミリオに何が有ったのか気に成る


でも全てはエミリオが寝覚めてからの話しだ・・・一体今まで何が有ったのか・・・


知りたい事も山積み・・・・

いったい彼はどの様に過ごし時を超えたのだろうか・・・

彼の遺伝子周波を自分にモタラシタ存在・・・


知り・得る・周波だが何かに隠された周波だった・・・?!

実際ソノ周波に呼び寄せられる形で自分は書庫に居たのだから・・・


母に似て非なる周波・・・?!

単純に母だと思えば良いだけの事なよか??!!


私が甦り約10年余り地球上に消えた同族の遺伝子を探しては居るが・・・私だけでは・ダメ・かッ・・・・・


フランツは私に

「大丈夫です!!、ロバート様なら・・・」そう話すが!未だにフランツの二人の息子達の・カシム・と・シオン・さえ見つけられずに居る・・・そんな自分が情けなく成る!!


ヤりきれない思い!!

アセリからイライラする!!

エミリオ!!私を助けて下さい!!


ソノ時だったロバートの心の声を聞いたかの様に・エミリオ・が目覚めて突然ロバートに抱きついた!!


エミリオ

「おはよう〜ロバート!、腹減った!、飯食わせろ〜〜〜大好物のクリームコロッケ!!、早く〜俺腹ペコで死ぬよ〜〜〜(首ギュ〜)」


ロバート!!

「エッエミリオ解りましたから、ソレ以上キツク絞められると、、、わッ私が死にます!!、だから離して下さい!!」


エミリオ

「あッゴメン!、飯下さ〜い(笑)」


ロバートはフランツを呼びエミリオの食事を用意させた


・・・・・食べながらエミリオはロバートとフランツの話しを聞いた


エミリオ

「・・・10年の誤差ね〜(真顔)、オヤジが放った最後の・言葉・確か・お前達が全て集まれば・・・俺は・覚醒・する・・・だったと思うけど・・・、お前達が誰までなのかは解らない!、でもロバートやフランツの思い人が正しいと俺は信じる!!」


ロバート

「だったら・・・シノブとショーとリョー、そしてカシムとシオン兄さん達、そう言う事に成りますね・・・フランツはどう考えますか??」


フランツ

「私もお二人の言葉通りかと!」


ロバート

「ならば1番確実に近いカシムとシオン兄さん達からですね、エミリオ私達が今迄調べたデータを見て二人の脳波に接触可能かどうか調べて下さい、可能で有れば貴方を通してフランツに接触して頂き二人にコチラへ誘導して頂きますからッ!?」


エミリオ

「おかわり〜(笑)、メシメシメシメシ持ってこ〜い!!」


ロバートとフランツの二人はエミリオの食欲に・タダタダ・苦笑し何も言えなく成ったのだった〜〜〜(・・;)


作者[大丈夫なのかしら〜]


話しは時間と共に先へ進む〜〜〜

フランツの二人の息子達は我が家へと無事に戻ったのだ


ソノ間に後の三人である・シノブ・ショー・リョー・の手掛かりを探す毎日が過ぎて行く


ショーとリョーの二人の居場所はエミリオの能力により見つけはしたが

どうしても・シノブ・の居どころが掴めない!!

コレには皆が頭を抱える日々が続く


そんな折・日本から国際弁護士だと名乗る黒田と言う人物から連絡が舞い込んだ・・・


フランツが執務室で国際電話を受けた・・・内容は・・・

高橋と名乗る男性の子供に関しだった

高橋夫妻が亡くなりソノ1人娘(4才)を引き取って欲しいとの話しだった


余りにも唐突で内容が読めない

フランツは黒田弁護士と名乗る相手にまるで合言葉の様に

「王の名をご存知でしょうか?!」


そう尋ねると相手は

「高橋のお嬢様ともう1人脳性麻痺のキレイな銀髪の少年が居ます、ですが銀髪の少年には何ひとつ意思表示が出来ません、ですが高橋は私の友人でした、彼は自分達の身に何か有ればコチラの電話番号に連絡して欲しいとだけ言い残しています、事は簡単ではありません、高橋夫妻は誰かに命を・・・、ソレだけでは伝わりませんか?!、私はソレ以上の話しは何も知りません、どうかご検討の後返事をお待ちしております。」


フランツはソノ話しを小さな子供達が寝静まった後にロバート・エミリオを初めとする家族に伝えた


驚きながらソノ場に居た者の中で先に口を挟んだのはエミリオ!!

「・た・か・は・し・・・?!!、本当にソノ男は高橋の友人だと名乗ったんだな!!!!」


ロバート

「エミリオ・・・?、心アタリがあるのですか?!!」


ソノ場に居た全員がエミリオの次の言葉を待った

「母さんだ!!、思い出した!飛んでた記憶!!、俺は母さんと一緒にモートンが作った研究所で高橋とマリーと一緒に居た!!、母さんの遺伝子は研究所内で保存されていた、ソコへ俺の遺伝子が運び込まれたが俺は完全に凍結状態だった為に、誰にも気付かれる事無く保存されて・・・ソノ時初めて母さんに起こされたんだった!!、母さんは高橋がマリーを連れて逃げると聞き俺と母さんの遺伝子をマリーの体内へ・・・入ったんだよ一緒に、逃げる途中で母さんは俺をだけを逃がした、早くロバートの元へ戻れって言われたんだった!!、母さんはオヤジの元へ向かうって話てたっけ・・・だよだよソウなんだったわ〜〜〜忘れてた〜〜〜凹凹凹」


ロバート(怒)💢😠💢

「エミリオ!!、なぜ今なんですか!!、貴方が戻って半年経ちました!!!!(怒)」(#`皿´)


エミリオ

「ゴメンなさ〜い、でも何で俺・記憶飛んでたんだ?!!、わッかんねェ〜〜〜???」(>_<)


ロバート・・・呆れ顔で・ため息・ひとつ・・・

「でも記憶・・・お母様が消した?!!、だとすればフランツ目的は何だと思います?!、やはり・お父様を・隠す・・為・でしょうか?!」


フランツ

「多分そうだとしか・・・、確かエミリオ様は、皆が集まればクリス様が覚醒すると耳にした、ならば今だ隠さなければダメな理由にたどり着きますね。」


ロバート

「フランツ・・・」


フランツは

「明日日本に向かいます」

一言告げてその場を後にした・・・


ーーーーーーーーーーーーー続く〜