静岡県の遠州掛川らーめん好きずら?

主に遠州・掛川で食べ歩いてるらーめんの紹介です。

塩らー麺 本丸亭(川崎BE店)

2006年11月30日 | 神奈川

朝飯の中村屋、昼飯の雷文、夕飯のなんつツ亭と続いて夜食の店をさてどうしようか
今日の体調はすこぶる良いです


しかしこの川崎ラーメンシンフォニーのお店のラインナップはかなりのもの。なんつっ亭の他にも、1000のレシピを持つ男「いまむら」、自家製麺で製麺所がここの店の横にある「めじろ」、地元静岡県代表の有名店「大山」などもあり、迷うこと迷うこと

でもミーハーな自分は、日テレの「本当に美味しいラーメンベスト33」で優勝した金丸店主の「本丸亭」に決めました。塩ラーメンのお店ですがさて、一体どんな味なのか興味津々です。
食券機で「塩ラーメン730円」を購入し、待つことに。なかなか良い値段だ、と思いましたが、理由は後で分かりました。


厨房の中では丁寧に作業をしています。お客さんはなんつっ亭に比べると少ない。まだ全国的な知名度が低いようです。

さて、ラーメンは 「お~、美しい
実に綺麗な顔(表情)をしています、ビジュアル系です
具のボリュームが凄い

極厚のチャーシューが2枚、特製ワンタンが1個に春菊がどっかりと。

周りを適度な油とネギが飾っています。

スープからは動物系と魚介系がミックスした旨い香りが立ち上ってきます。


まず一口、「うまいっ 
予想以上の出汁の濃さ、旨みがかなりあるスープです。塩が出しゃばっていません、控えめです。豚骨、丸鶏、鴨のスープとアゴ出汁を使った魚介系のスープを合わせているということです。

特に自分の舌で感じたのは動物系のスープの強さ、コッテリ感や濁りがあるわけではなくあくまで澄み切っていながら、しかも特に丸鶏のエキス旨みが出ている感じでした。


麺をすすろうとすると「おっ
これは結構変わっている。平打ち太麺であるが結構縮れていて、ぷにぷにした感触。なによりも麺の太さが多少不揃いであり、手打ち風の感じ。製麺所の箱があったので自家製ではないでしょうが、かなり変わっている。

後で調べたら、佐野から青竹の特注手打ち麺を仕入れているとのことでした。どうりで

スープと絡みやすく、食感的には面白い。

でも、今日たまたまだったのか、少し柔らかめすぎだったことだけが残念かな


「春菊はスープが熱いうちに沈めておいてください。」、と書いてあったので、言われたとおりにしておくと、

「おー」適度なシャキシャキ感があって凄く良い感じ。

何より、春菊は癖が強い野菜だけど、こういった塩&動物&魚介出汁系のスープにはぴったり合っていました。

凄いのはチャーシュー、幅8㎜くらいはあろうか。大きくて分厚い

今日四杯目の腹に響きそうな大きさ、しかも2枚
730円という価格も分かる


味はというと、絶妙な柔らかさ、こういったチャーシューであまりとろとろに溶けすぎていると自分の好みでなく、逆にパサパサなのは問題外ですが、このチャーシューはジューシーで歯ごたえが良く、実に肉肉しいチャーシュー。旨いっす

ワンタンは生姜風味でしたが割と普通でした。
徐々にボディブローのようにお腹に効いてきましたのでここでスープを残すつもりが結局ほとんど飲みきってしまいました
「らーメン茶漬け」という「〆のライス」的なメニューもあるそうですが、このスープなら頷けます。ご飯と一緒に食べたくなります
旨かったあ。


さて、お腹的には実はもう一軒行けそうでしたが、このまま満腹になると眠くなりそうなのでやめました。美味しく味わえるならここまでかな

これでラーメンツアーは終了。

 

今回の行ったお店のラインナップはあの「どっちの料理ショー」に出ていた有名店主ばかり(復活しないかなあ、ラーメン対決も中途半端に終わったし

というミーハーぶりばかりが目に付くお店ばかりでしたが、大満足でした。
こうしたラーメンが食べられる環境にある人は実にうらやましいですね

 



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