職場の安全サイトより
「いいねニュース」の中に心暖まる記事がありました。それは大手企業を退職してから家の近くの駐車場で働いていた男性の話です。
彼はその駐車場の管理人として誇りを持って働き、そこを辞める際は多くの利用者から感謝され惜しまれたと言います。
例えどんな仕事であろうと、自分にできることを前向きに精一杯やることで、やり甲斐のある仕事へと変化していくという一例のように思えます。
『お世話になった駐車場の管理人さんにお礼を言おうと出向いていったら、信じられない光景が!!!』
http://iinee-news.com/post-16911/
私自身、30歳を過ぎて独立し、自分の演出事務所を立ち上げましたが、最初の頃はそれまでのクライアントとの付き合いから多くの仕事が入ってきてはいたものの、つまらない仕事は断っていたため、いつの間にか仕事そのものが少なくなってしまいました。
自分の慢心に気づいてからは自分から出向いて営業も始めるようになり、どんなにつまらないと思える仕事でも受けるようになりました。とは言っても、「つまらない」と思われる仕事も、取り組む気持ちの持ち方次第で「やり甲斐のある」仕事へと変えることができることに気がついたからです。
それまで全く興味を持つことの無かったことでも、それを細かく調べていると段々面白くなり、自分ならではの発想が色々と浮かんでくるのです。そうなるとしめたもの。以前は不得意な分野であったものも怯むことなく引き受けることも出来るようになり、それらによって私の経験の引き出しの数も多く増えていきました。
自分の仕事に対し、少しでも嫌だという気持ちがあると能率は落ちるでしょうし、第一やり甲斐など出てくるはずもありません。でも反対に、自分からその嫌だと思っていた分野に足を踏み入れてみると、それまで気がつきもしなかった様々な面白みが見えてくるようになります。
とは言っても、何にでもそれが当てはまるわけではなく、悪事や性格破綻者との付き合いには一線を引いておかなければなりませんが。
私も既に第一線から身を引き、現在は海外での教育支援活動が主になってきましたが、初めての場所で経験の無いことをしなければならなくとも、これまでの経験がそれらを楽しくやり甲斐のあることに変えてくれます。
それが専業主婦の仕事であっても同様です。毎日の家事や育児の中に工夫を見いだし、それらを形にしていくことで自分も成長することができますし、家事へのやり甲斐も感じてくることでしょう。
上記の駐車場の管理人の男性の行動は特殊なことではなく、誰にでもできることなのです。一見つまらないように感じる仕事であっても、それに取り組む気持ち次第で、多くの人々に心の暖かみや感謝の気持ちを感じさせることのできる、やり甲斐のある素晴らしい仕事へと変えることができるということでしょう。
ものは観方で どの様にでも成る。
貴方のブログの内容の様に思います。
実は 私も海外で「色々してみたい」と考えている者ですが、きっかけ とかチャンッスとかがありません。
私がやっている事が必要とされるか?とも思ったり。
こんな思いを活かすには 何だかの手法がありますか ね?
出来る出来ないは別として ご教授(アドバイス)など 頂けたら 幸いです。
58歳 男性。
メッセージありがとうございます。
あなたも「海外で色々してみたい」と考えていらっしゃるとのことですが、そう思った時が行動する時だと思います。
同じ所にいては同じものしか見えません。が、取り敢えずででも行動してみることによって立ち位置が変わると、必ずそれまで見えなかったものが見えてくるようになります。そうなると多少は客観的思考ができるようになり、次に行動すべき目標が現れてくるものです。
私は現在教育支援活動を続けていますが、最初はただ困っている人の力になってあげたかっただけでした。でも、実際に活動に参加してみると、現地で様々な生き方をしている方々から多くの刺激をいただけるだけでなく、活動の中で普段の生活では会うことすらできないような世界的大企業の会長さんや大学の名誉教授の方などにも直接話しをすることができ、多くの価値ある話を伺えるようにもなりました。つまり私は、今では人助けをしているというよりも、活動に参加することによって多くの方々から自分に合った生き方を教わっているようになっています。
「海外で色々してみたい」といっても、あまりに漠然としていますが、それでも何かしらの行動を起こすことをお薦めします。
例えば、今週末の30日と10月1日の2日間、東京お台場にて『グローバルフェスタ2017』という、海外で活動している日本の様々な支援団体が一堂に集まって行われるイベントが行われますが、そこへ足を運んで、それぞれの支援団体の方々から話を聞いてみることでも、きっと多くの刺激を得ることができるはずです。
「迷う時にはまず行動」というのが私が得た教訓です。きっかけやチャンスも待っているだけでは手に入るものでもありませんし、ますはそれを試されてはいかがでしょう。
車での来場は可能でしょうか?
私自身 世間が狭く「知る、役立てる、見出す」等の欲求は有るものの 方法が判らない。
年齢的な事や現在の生活環境などが 重石になる事も手伝って、ですが このままでは終わりたくは ない。
ネット検索も してみます。
それから
毎日 拝読しております。
私のブログに毎日お寄りくださっているとのこと、ありがとうございます。
そうお知らせくださると、とても励みになります。
グローバルフェスタ会場の駐車場の件ですが、大きな駐車場は隣接してあることはあります。でも、日中はいつも満車状態ですし、早い時間でないと駐められないかもしれません。
私は40代半ば頃から海外への支援活動に興味を持ちだしましたが、その頃は仕事に追われていてとてもそれをやれるような状態ではありませんでした。が、50代になっても忙しさは変わらないし、このままでは時間に余裕ができる時は既に老齢になっていそうで、やはり自由に体が動くうちに行動しなければと思い直し、普段の仕事量を減らしながら平行して支援活動を始めだしたという次第です。
あなたもグローバルフェスタで将来へ繋がる良い出会いがあるといいですね。