風陽邑村は洱海南部の大理下関から洱海西岸を30kmほど北上した位置にあります。
標高約2千mの村落は山から洱海に向けての傾斜地にあって、村民の殆どはペー(白)族で構成されています。
古くチベットとの交易のために造られた石畳の茶馬古道が南北に縦貫している要地にあり、嘗ては活気のある村であったことが今も残る建築物からも忍ばれます。
*大理(下関)へは雲南省昆明から航空機で行けますが、空港まで要する時間や搭乗手続きなどの時間を加味すると昆明から直接高速バスを利用してもそれほど時間の差はありませんし、乗車賃も安価ですのでこちらがお薦めです。
村の高台から見える洱海
風陽邑村の家々
村を南北に縦断する茶馬古道。
茶馬古道沿いの家々
このペー族のご隠居さんはいつもここにいるので、すっかり顔なじみになってしまいました。
双子井戸
手前側にも同様の井戸があります。
茶馬古道の側溝
茶馬古道の雑草
雨に濡れた茶馬古道
このペー族のお婆さんたちともすっかり顔なじみに。
「何を造ってるのですか?」
「帽子だよ」
「皆さんがかぶっている帽子もそうですか?」
「そうだよ」
「へー、慣れた手つきですね」
「那麼再見!」
建物が途切れている所からは村が見通せます。
ここは村の博物館。
とは言っても、建物を修復しただけで展示物はまだ皆無の状態です。
これから少しずつ飾っていくのでしょう。
博物館の屋根
博物館中庭のブーゲンビリア
茶馬古道沿いの古い家屋
茶馬古道の村の入り口ですが、これは最近観光用に作られたもの。
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