タンブリングダイス

ロックを中心とした単勝馬券をコレクションしてます

ノーザンファームの情熱~吉田勝己・俊介父子の世界への挑戦

2011年05月26日 21時23分35秒 | 競馬全般


久しぶりに競馬本を購入
ノーザンファームの本で宝島からということで、本屋で立ち読みもせずに
アマゾンでポチ

感想


字が大きい


そして字が大きい上にこの隙間


そして内容は
ノーザンファームにこれから就職しようとする方には興味深い内容でしょう
それ以外にはカップラーメンの3分蓋に使えます

まあ、ここまでアララな内容の競馬本も初めてかもしれない
まず、冒頭
吉田勝己さま俊介さまの

夏休みの作文かよ

というようなご挨拶から始まります

そしてノーザンFの施設の紹介スタッフの一日の紹介、今までの活躍馬の紹介と続きます
ディープインパクトの凱旋門賞については
「いろいろ敗因はあるかもしれませんが あえて一つだけ挙げれば陣営サイドの勉強不足でした。 (後略)」

おいおい
勉強不足のひとことで終わりなのかい
もっと詳しく語ってよ 1300円も払ってるんだから!

と、私のような純粋なディープインパクトファンからはおよそ出てこないような下品な感想も巷では出そうですが
そういう類の暴露本ではなく、会社案内ですもんね
そこは求めちゃいけない・・・

その後は獲得賞金だの種付け料だのネットで調べれば3分で分かる情報でページの水増し、デルタブルースの輸送費の内訳だの
スタッフとのコミュニケーションの大切さだのと続きます

私は一口には全く興味がないんで知りませんが、サンデーレーシングの売り上げがあまり芳しくないのかな
やたらと一口馬主のすばらしさが不自然なくらい出てきます

まあ いろいろ書きましたが
まずこの作者の選定がよくわからない
年に数回大レースの時にしか馬券を買わないくらいの競馬との関わり方の人で
「コーチング」とかいう人材育成だかのビジネススクールでノーザンの人と一緒だったというだけのお人

要はこの人 物書きですらない

のね

まあ悪口書きそうな競馬ライターにはこんな仕事させる訳ないけど、せめて血と知と地の吉川良氏みたいに
内情知ってる人に書かせてよ

結論としては、タダでパーティーなんかでいただく成功したベンチャー企業のヨイショ本よりも・・・
まあ目に優しい本ではあります
コメント
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