サンデーがいなきゃブライアンズタイムだよなそりゃ

皐月賞終了。
田中カツハル、デムーロに頭叩かれてから4年後の皐月賞制覇でG1の連敗に終符ですか。
ま、統一G1は勝ってるんですが、中央はヤマニンゼファーの1回目の92年安田記念以来。
92年の出来事を調べたら、甲子園での松井秀喜5打席連続敬遠事件に尾崎豊が死去。
ずいぶんと前ですわ。

その92年の安田記念の勝ち馬ヤマニンゼファーと同世代のクラシック2冠馬がトウカイテイオー。
そのトウカイテイオーの皐月賞勝利以来15年間途絶えていたのが父内国産馬の
皐月賞勝利。
その父内国産馬の冬の時代の原因だったサンデーサイレンス産駒が不在となった
今年の3歳馬世代。
桜花賞での「父」マークの上位独占、そして数の多さ（18頭中12頭）。
そして皐月賞も18頭中9頭で上位人気1～4位までが「父」（父内国産）で
これは久しぶりの父内国産の皐月賞馬誕生かな、それも上位独占かもと思ったら、
1着ブライアンズタイム産駒のヴィクトリー、2着テンビー産駒のサンツェッペリン・・・
今年も輸入種牡馬、それもブライアンズタイム。
そりゃサンデーがいなきゃBTだよ、単純に。

で、次はダービー。
こちらのレースも91年のトウカイテイオー以来15年連続の輸入種牡馬産駒＆持込み馬。
91年のトウカイテイオーのときは1～3着を父内国産独占で競馬四季報に父内国産
黄金時代の特集が出たほどでした。
調べてみたら15年間で2着もナリタトップロードとインティライミの2回だけ
3着もメイショウジェニエ、メジロブライト、ザッツザプレンティ、ドリームパスポートの4頭だけ
15年間ダービーの1～3着の45頭　そのうち父内国産馬が6頭だったんですな。

今日の最後の直線見るとジャングルポケット産駒には相当チャンスと見えました。
そうすると15年ぶりの父内国産馬ダービー制覇と親子2代ダービー制覇の両方の記
録が生まれそうですが、カッチーが一気にダービージョッキーってのも新装府中
ではありえるかも知れませんね。