北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2024.8.25 『鬼武士』(オニプシ・294m) 眺めのよい気に入ったピークへ!
先週の日曜日、
この日も暑いとの予報に、
やはり軽装で歩ける山を選び、
Hiromiを迎えに行って夕張へと向かった。
ところが馬追丘陵を越えて目にする夕張方面の空は、
低く濃いガスに覆われて、
山並みがほとんど隠れて見えなかった。
そこで急遽変更し、
厚真町へと進路を変え、
ガスに邪魔されない里山を目指した。
この急な変更は日常茶飯事で、
Hiromiとの山行は、
急な変更が自由にできるところがいい。
厚真町から道々「平取~厚真線」にのった。
そして「あづほ隧道」の手前500mほどのところで、
右手に現れる林道に入った。
この砂利道は町道「豊丘~宇隆線」で、
森林管理署管轄の林道ではない。
しかし、走る分にはただの林道だ。
これを1kmほど入ると、
正面に林道ゲートが現れるので、
その手前を駐車地とした。
また、この町道をそのまま進んで行くと、
厚真町豊丘地区に至る。
駐車地からすぐゲートを越えて、
広くすっきりした林道に入った。
この辺りはほとんどが三井林業の所有地で、
入口には「立入禁止」と書かれているが、
そこは自己責任で歩かせていただく。
この林道は駐車地から、
目的の「鬼武士」基部まで、
全線が厚真町とむかわ町の境界線上につけられている。
そして基部から取り付く尾根上もまた、
境界線の延長上となる。
歩いて行く林道は緑が美しい。
通る車もなく実に平和だ。
いつものように、
Hiromiとおしゃべりしながらの歩行が続く。
ただ、この朝を迎えた夜もまた、
暑くて寝苦しく、
疲労感が抜けずに目覚めた私。
この起伏の少ない林道歩きが、
疲労感いっぱいの肉体にはちょうど良い。
そしてゲートから3kmほど歩くと、
林道が二股となり、
その間の尾根に取り付いた。
この尾根上も厚真町とむかわ町の境界線だ。
尾根筋にはシカ道が残っており、
まるで登山道を歩いているようだ。
また、誰が付けたのか、
迷いようのない尾根筋にピンテが続く。
ピンテは下山時に回収するべきだ。
尾根は途中で細尾根となり、
なかなか雰囲気がいい。
そして細尾根を抜けると、
一気に視界が広がり、
前方に大きな反射板が現れる。
その反射板を目指して登り、
一旦大変見晴らしの良いピークに立つ。
以前はこのピークに、
例の黄色地に黒文字の私製標識が付けられていたが、
昨年から見当たらなくなった。
誰かが持ち去ったのだろうか?
この後先に進み、
薄い笹薮を一旦下って登り返し、
三等三角点「鬼武士」。
三角点ピークには長居せず、
一つ手前の見晴らしの良いピークまで戻って休憩とした。
そこからは北側に樹木がないため、
苫小牧から空知方面の風景が一望できる。
我々が以前から気に入っているピークだ。
下山は同一ルートを引き返した。
雰囲気の良い尾根を下り、
また厚真町側、
むかわ町側を繰り返す林道を歩く。
そして駐車地へ。
この時点でまだ時間は早かったが、
疲れた肉体を休めるべく、
早々に帰宅した。
その後改めて夕方「反省会」。
楽しかったね~