よっぽど嬉しかったのか

年末年始の休みで父と帰って来た小学２年生のカズ君、滞在は２泊３日と短期であった。
初日から私のウオーキングに付き合ってくれた。
「じいじのペースで歩くのだよ」と父から念を押されていた。

歩く距離は２０００歩が目標である。
なんで若造に負けるものかと意気込んで出た私。
一緒に歩くと確かに歩き方は早い、前半は同じペースでも後半はついて行けない位だった。

お姉ちゃんはスマホを持ち１日何歩歩いたかを言っている。
小２のカズ君は当然持っていない。

２日目の朝カズ君に私の万歩計を付けてあげた。
このような器機を使うのは初めてであろう。
歩くのに何歩になったか途中経過が気になる。
カウントアップのためにステップを踏んだりアップに苦心する。
そのうえ２０００歩へのカウントを見るのが楽しかったのか。

カズ君は２０００歩のうちどの程度歩いたか気になり歩数を点検をする。
５回以上歩数を見ながら我が家の近くまで来た時、１８００歩を超えていたので大きな声で『大丈夫』だという意味の言葉を発したら喜んでいた。
家に到着したら無２３２３歩をカウントしていた。