外出は、鼻の中に花粉止め塗り、そこに鼻マスクをして普通のマスクで覆っていた。昨日はサングラスを外しても目にかゆみはなかった。マスクも一つと思うが、桜が咲くまでの辛抱と思う。例年２月は目、３月は鼻とパタ－ンは決まっているが、時が解決まで手の施しようがない。原発事故でフレンツエ歌劇場一団はイタリアから帰国命令が出て公演は中止となった。運命の力を楽しみにしていた。題名どおりニッチモサッチもどうにもならない。代わりに１９６０年ウイ－ンでの名演ＣＤを日本より安かったのでUSA－Amazonに頼んだら、もう手元に来た。今時の音と比べれば比較にならないくらい音は悪いが、歌劇場のさまざまな小さな音も入っているが、ドラマティックな熱演は観客の声援と拍手が応える。好きな気高い声のStellaもStefanoも共演者も本当に出来がいい。画像は尼僧となったLeonora役のStella。当時のLeonoraの悩みは違いがあれ日本も悩む。
アーノルド パーマー招待で石川遼が招待出場する。会場のベイヒルはパーマーのゴルフ場で池を囲むようにコースが設計されている。このトーナメント優勝者にはビッグネームも多い。20年ほどにはならないその昔、ここで日本からのゴルフ留学でプロの望みを断たれたゴルフ場メンバーと同伴プレーをした。コースは池に下っていてボールの落下点がセンターでも、刈り込んである池に流れ落ちる。池と逆方向に打つと粘り強いラフ芝が待ち受ける。よくあるパターンと言えばそうだが、プロを諦めた同伴者はバックティーからと云う。コースの設計者の通り、絵に書いたようにハマり、ヨレヨレになった。前日の泊まりのホテルのコースも翌日の無料招待ゴルフ場も池が多いのはフロリダの土地事情だろう。コースを横断するワニより、サイプレスの茂みにいる気付かぬワニが怖い。ボ-ルが茂みに行ってボ-ルは探すと腕をなくすかもしれない。もっと怖いのは事故直後、アメリカの助言無視し、今もって廃炉の決断しない東電と政府が撒き散らす放射能。海水が撒かれているから素人が考えても元に戻すのは気が遠くなる時間がかかる。人災と云うより、管災だ。初動期もそうだが、水平放水しかできない機動隊放水の決定を知り、無惨なその日の結果は目に見えていた。地デジテレビのコメンテ－タ－は原発推進者だから歯切れが悪いというか、最悪想定がない。ＢＳ11、衛星放送での元東芝の容器設計者の説明は悪い話があるが何故かホッとする。ネットだけでなく朝のＢＳ1で欧米の原発ニュ-スを見るのも同じ。
昨年晩秋にアゲハのさなぎが戸の壁下にあった。鳥に食べられてはとポリ箱で囲っていた。今週１４日の朝はさなぎだったが、９時過ぎに蝶に変わっていた。あわてて、ポリ箱の上から写真を撮って解放した。例年秋に鉢植えのミカンの葉を幼虫が食べつくすが、いつの間にか見かけなくなってしまう。多分鳥に食べられてしまうのか。調べると２週間の短い命という。命といえば、福島原発は困った。原発の中はどうなっているのか誰も見ていないから、わからないことになっている。日本お家芸、無線ヘリにカメラを積んで撮影でもすればと思う。昨日機動隊の放水車が出ていたが、噴飯ものだ。基本的に水平にしか水は放射されない。誰も止めずに、これを進めた。諫言すらできない総司令官を持った不幸は、デ－タ隠蔽の中にいる我々国民だ。チャイナシンドロ－ムは映画の世界としても、常にどんな発表も疑念は残る。Nuclear decommissioningせず運転を継続させた経産省保安院、東電は薬害エイズ殺人の責任とは比べものにならない。運転に反対した冤罪佐藤栄作前知事は手柄焦る無法検察の餌食となったと噂もある。蝶の命は短いが、原発の近くの人も短いかもしれない。 今週は温泉、ゴルフ、オペラと物入り予定が全て吹っ飛んだが、財布の中はしっかり残った。
仙台の先輩に連絡をとるが、むなしい結果になっている。同じ町内に住む後輩も同じだ。この地震の大きさでは、自宅損壊もあるかと心配だ。家人の実家の海辺は異常がなかったようだ。東北一帯は通信が最悪の状態だ。地震の当日国会中継からテレビは突然名取市の実況中に変わった。地獄絵の始まりを自衛隊のテレビが生々しく伝える。走る車を津波が呑み込んでいく。映画インディジョ－ンズなら逃げ切るのだが、そんなに波は甘くなくとてつもなく早かった。地震の時には、玄関のドアのノブを持って耐えていた。最近の目眩の病が再発したような錯覚にも落ちいった。余震が続くと、慣れるどころか、逆に神経が逆立つ。今、パソコンで世界のニュ－スを見るが、トップにはＣＮＮ、ＡＢＣ、ＢＢＣなどすべてが日本だ。画像は煙が上がるＢＢＣ福島原発の爆発記事だが、昔のアメリカのＴＭＩの事故を思い起こさせる。ＴＭＩ事故の仕事は随分させられたのを想い出した。福島の原発は廃炉になるべき代物。何かと心配ないと言いながら、情報が遅く嫌な感じだ。あれこれ書き込んでいるが、今日は昔の職場のギャルたちと熱海だったが、中止となった。行くことにはまったくやぶさかではなかったが、地震当日家に帰れず、朝まで都心放浪の人もいたことが、大きい。キャンセル料金をとらないお宿には、まったく頭が上がらない。
昨晩のテレビ朝日のニュ－スは出足がEXPEDIA日本上陸だった。昔からネットで見ているが、役に立たない。確かにEXPEDIAはネット最大の旅行サイトかもしれないが、トレンドは変わってきた。▼航空機、鉄道に宿泊だけなら旅行会社サイトでなく、直接サプライヤ－にアクセスすれば、一番条件がよい。日本の旅館宿泊は食事が前提だから、直前や無連絡キャンセルを嫌うから、ネット旅行会社の宿には掘りだし宿が少ない。▼ネットでの予約体制の整った有力宿泊先は自らネット市場の顧客開拓し、サ－ビス価格を相当提供している。要はネット旅行会社に依存する必要がなくなってきている。乗り物も国内、海外問わず各種割引が整い直接彼らのサイトにアクセスすればよい。▼旅行会社が事前に特別価格で仕入ものは別だが。ネット旅行会社では事前仕入れが少ない。時間とともにインタ－ネット上で行われる旅行予約は変わってきている。いずれ、EXPEDIAならず楽天、ジャランなどは単にパ－ツ売りやその寄せ集めでは生存できない。従来のＪＴＢなどの旅行会社も同じだ。旅行会社はパ－ツ売り市場は放棄することになるだろう。パ－ツ代表格のＨＩＳが他に生きる道を探しているのも新聞などで見えてくる。▼旅行ニ－ズ見ながらと自ら旅のコンテンツ開発に努め、行って見たくなる旅の商品の販売が主力で、頭とサ－ビスマインドが勝負といったところだろうか。▼昨日のテレビ朝日のEXPEDIAは本当に最初のニュ－スだったのだろうか。とってつけたニュ－スのような気がする。▼同じ時間ならＢＳ11がお面白い。面白いから、以前放送の画像カレル・ヴァン・ウォルフレン の最新本を買ってみたが、YouTubeにアップされた内容（前編、後編）とほぼ変わらなかったが、読者連中は★5つ評価。
昭和47年の３月だった。日航ジャンボの終焉報道を知って、思い出した。アンカレッジ▼経由でのＤＣ８の機内で16時間ロンドンまで飛行した。機内ではスチュワ－デスが途中着物に着替えてサ－ビス、松尾社長名の北極通過証も出た。ジュネ－ブに行く時に初めてデビュ－間もないスイス航空のジャンボに乗った。▼ＤＣ８サイズから一気の超大型航空機だから動く映画館という、驚きの印象は今でも残っている。大きすぎて飛び立つのかと思ったくらい。ハワ－ド・ヒュ－ズがプロペラ軍用大型機を開発して以来の大きさだったか。▼当時はモンブラントンネルもなかったから、ジュネ－ブからモンブランまではリンゴ畑などを見ながらのアルプス山越えもしたのも懐かしい。▼仲間と一緒にケ－ブルで登ったモンブランの上を無理やり走って、酸欠で倒れそうになったもこの写真で思い出した。ついでの写真はこの旅行の時のトレビの泉。コインを投げてロ－マにすぐ戻れた。
